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ゼオラとアラドの子供マダァー? 二十五代目

1 :それも名無しだ:2008/07/26(土) 22:53:03 ID:6HCOLYQn
ここは、スパロボオリジナルキャラの子供達の成長を暖かく見守るスレです。
子供の設定(年齢性別や立ち絵)及び他キャラの両親の設定、搭乗メカの設定等、 各職人さんにお任せします。
が、>>2に記載されている禁止事項、推奨事項、更に議論討論板などには目を通しておいてください。
※ 重要事項 ※
現在、新キャラ規制及びサルベージ対象キャラは一時的に解放されています。
新キャラの乱立や無理のあるサルベージにならないよう気をつけてください。

<<まとめサイト>>
ttp://banpresto-srw.com/
ttp://www.geocities.jp/soremowatashida/
≪議論討論板≫
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/5816/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/otaku/5816/
<<人物辞典>>
ttp://www.geocities.jp/zeradlove2005/index.html
ttp://zeradlove2005.hp.infoseek.co.jp/index.html
<<お絵かき掲示板>>
ttp://bbs4.oebit.jp/zeradlove2005/bbsnote.cgi
ttp://banpresto-srw.com/bbsnote/bbsnote.cgi
<<前スレ>>
ゼオラとアラドの子供マダァー? 二十四代目
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1210987012

2 :それも名無しだ:2008/07/26(土) 22:59:40 ID:6HCOLYQn

<<過去ログ>>
二十三代目 ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1204906976/
二十二代目 ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1200628960/
二十一代目 ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1197546099/
二十代目 ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1194798097/
十九代目 ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1189260250/
十八代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1183263659/
十七代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1175273071/
十六代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1169983875/
十五代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1163976871/
十四代目 ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1160093541/
十三代目 ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1156027588/
十二代目 ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1152117461/
十一代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-11.htm


3 :それも名無しだ:2008/07/26(土) 23:00:40 ID:6HCOLYQn
十代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-10.htm
九代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-09.htm
八代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-08.htm
七代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-07.htm
六代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-06.htm
五代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-05.htm
四代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-04.htm
三代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-03.htm
二代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-02.htm
初代  ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-01.htm

4 :それも名無しだ:2008/07/26(土) 23:14:24 ID:8N9QOlvX
>>1乙!

5 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 00:12:14 ID:a52hHkfX
現在までの登場人物
アラド&ゼオラ→ゼラド(姉)&アオラ(弟)
ゼンガー&ソフィア→ゼフィア(♂)
トロンベ&スレイ→スレイチェル(イグニッション)
イルイ&???→イルス(♀)
ブリット&クスハ→クリハ(♀)
セレーナ&ルアフ→レイナ(♀)
アイビス&???→アイミ(♀)
トウマ&ミナキ→トウキ(兄)&ミナト(弟)
ギリアム&ヴィレッタ→ヴィレアム(♂)
リュウセイ&マイ→マリ(♀)
リュウセイ&ラトゥーニ→リトゥ(♀)
キョウスケ&エクセレン→レモン(長女)&アルフィミィ(次女)&タカヤ(長男)
ハザル&ルリア→ハザリア(兄)&ルル(妹)
アルマナ&クォヴレー(?)→ルナ(♀)
キャリコ&スペクトラ→キャクトラ(♂)
シュウ&サフィーネ→シュウヤ(♂)
シュウ&モニカ→クリストファー(♀)
孫光龍&孫龍王(真・龍王機)→孫真龍(♀)
ジョッシュ&グラキエース→ラッシュ(弟)&ラキア(姉)
イングラム&ヴィレッタ(未確定項)→イングレッタ(♀)
アークライト&セレイン→レラ(♀)
ジーク&光珠→アークorジキミ(♂)
秋水&サリー→咲美(♀)
タスク&レオナ→レタス(♀)
ケイサル・エフェスの孫→ルサイケ(♀)
バラン・ドバンの孫→ラン(♀)
カズマ・アーディガンのライフデータ→マーズ(ロボ)
マサキ&リューネ→マキネ
ユウキ&カーラ→ユウカ

その他
アラド、ゼオラ、クォヴレー、イングラム、ゼンガー、トロンベ 他保護者の方々
ディストラ姉さん、アストラ兄さん、龍王姐さん、ガンスレメイド隊(A〜F) 、龍鱗機、XNガイスト など人格持ち機動兵器
αビンボーズ、αユーレーズ などディス・レヴに住まう方々
ラミア、ヒューゴ、アクア、アクセル、ルアフ 他教師の方々
その他、因果地平の彼方へ消えていったキャラ達等は人物辞典参照

※禁止事項※
・新キャラの追加は一時的に解放されています。(新キャラと既存キャラの基準は人物辞典に登録されているか否かです)
・放置キャラのサルベージも同様に開放中です。過去に名前だけあるいは一発ネタだけでしか登場していないキャラクターの再利用も可能となっています。
・新キャラ規制についての意見は議論板にてお願いします
推奨事項他
・主役は子供達全員です。でも、バランガ一家が中心にいる方がいいかも。
・嫌なネタはスルーの方向でお願いします。
・過去のネタと矛盾は極力抑えましょう(過去ログに事前にしっかり目を通しましょう)
・版権キャラは…まあ、控えめにね、あくまで主役は子供達なんで。
・その他議論は本スレではなく議論板で
・ハザリアが好きな職人さんはなるべく半角を使って819ランをさせてあげましょう
・職人の自分語り、投下に対しての質問も議論板でお願いします

6 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 01:28:37 ID:0H1fj0BM
  (;^,⊇,^)y-~
 //\ ̄ ̄旦\
// ※\___\<ブリュッ!!ニチニチッ!!ブバッ!!
\\  ※  ※ ※ ヽ
  \ヽ-―――――ヽ


  (;^,⊇,^)y-~ ニコッ
 //\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\  ※  ※ ※ ヽ
  \ヽ-―――――ヽ


7 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 01:40:30 ID:DUNsazbX
>>1乙!
そして、登場人物追加も乙!!

8 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 03:47:41 ID:X6gAbTrE
『前スレの流れ』
24代目スレ突入!単三電池が四本入るゲームボーイは遠い昔! →もはやエロしかない
のか!ディストラ姉さん改革案! →Dはある!時空を越える妹属性! →活動休止!サ
ザン・イズ・ネバーダイ! →ナイーブ!ゼフィアに萌えた日! →それで結局誰が料理
上手いのか!? →ヴァジュラ・オン!クラッテヤルOG霊異記! →カル帰る!空耳し
てはいけないバラライカ! →禁則事項!『無限のフロンティア』発売に引っかけてタカ
ヤをいじってはいけない絶対にいいか絶対にだもう一度いうぞ絶対にだ! →進退窮まる!
肩を叩かれるトウキ! →考えすぎだ!ミナト堕落の原因はレイナにあり? →婚姻!た
だしネコのことだ! →付き合ってなどいない!しかし味の嗜好はお互い知り尽くしてい
る! →どこまでも追いかけろ!アギラおばあちゃんの教え! →ひとつの可能性!繁殖
に励むクォヴレー! →DS流通事情!タバコ屋さんや駄菓子屋さんでゲームが買えた時
代! →洗浄!それはディストラ姉さんの快楽! →腐女子脳!弁当の略称! →それで
結局ランさんは幾つなのか!? →ミナトとカルのていたらくを前にレイナでいいんじゃ
ないかと思い始めるアイミ! →関係良好なのか!兄弟あるいは姉妹姉弟! →知識が雑!
車田アニキを知らない聖闘士マニアマーズ! →父の日!そしてアンドー家の縁の下に雌
伏しているムラタ! →解体する女子中学生!自称清純派のメイドさんはパンツを穿かな
い! →香水!そしてのんびり口調のゼラド! →塩すらも甘く!弁当を作るルル! →
パチンコ!CR夏祭り派ユウカとコブラ派ヴィレッタとお茶目なグレちゃん! →雌伏伝
ムラタ!アンドー家のベッドの下に潜むモノは! →入浴グレちゃん!アークは呼吸する
ように料理をする! →ムゲフロネタ解禁!すべてがF完バランスな神様のパズル! →
疑惑!咲美はアークとしか話さない? →接近!ゼラドとマリ! →教導!フィリオは年
季の入ったアイドルオタク! →現実を見ないミナト!そして修羅から女性と認識されな
いラーナ! →ろくでもねえ!お兄ちゃん気取りのミツハル! →ざわ!賭博黙示録タカ
ヤvsエクストリームレタス! →真っ黒でした!ちんこサイズを比較する男ども! →咲
美はそこにいますか?100年頑張ったアーク! →クリスタルスカルの石室!2000年のとき
を越える12月6日! →ちんこ継続!巨乳の悩みと巨根の悩み! →浴衣と星占い!蟹座や
魚座が人気ある世代! →カラテについては真面目なミナト!でもアイドルに対してはキ
モいくらい真摯だよ! →頻尿!おもらし姫ルナ! →LosinGrip!愛しさと切なさと心強
さのユウカ!→夏休み突入!サイクリングを計画するミナトとカルとフィリオ! →手遅れ
なのか!アイミはもうレイナでいいんじゃね? →肝っ玉母ちゃんリューネ!そして怒ると
髪が赤くなるランディ! →>>819ランまでもう少し!しかしイキそうでイカないむしろイ
カせないそんなテク! →嘘だッ!あなたは姉弟を信じられますか? →昔の学園ドラマ
風!特進科クラスに紛れ込むリトゥ! →ドイツ人は暑さに弱い!?ゼラドとゼフィアの
暑さ対策! →27時間テレビ!ハケ水車を組み立てるディストラ! 作画!宇宙空間をす
いすい活動するスカイガールズ!
→容量がやばし!そして新スレへ!

ルアフ「はーい、カメラさん、こっちこっち」
アクア「また、よろしくお願いします」
ラミア「あざーす」
ヒューゴ「あ、オッケすか? はい、じゃ、入りまーす、お願いしまーす。
 はいどうもぉー。皆さん、フカキョンが担任だったら学校生活楽しいだろうな。
 そんなことを考えていませんか?
 俺も気持ちはおなじです。ヒューゴ・メディオです」
アクア「えっと、えっと、わたしはアクア、アクア・ケントルム!
 進学塾の講師です! 『少し不思議』がSFなら、『すごく普通』もSFで!」
ルアフ「なにいってるんだい、君は大学院卒の高校副担任じゃないか」
ラミア「2クールほどズレているな」

9 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 03:49:24 ID:X6gAbTrE
ヒューゴ「えーと、このスレはですね、
 アラドさんとゼオラさんを初め、バンプレストオリジナルキャラの子供を捏造して、
 なんやかんやしようと・・・・・・、このフレーズも飽きましたね」
ルアフ「でも、そこんとこだけは押さえとかないと、本気でよくわかんない場所になっちゃうから」
ヒューゴ「定期的におっぱいサイズの話になるけど結論が出た試しはなく、
 かと思えばなぜかちんこのサイズが決まってしまう。
 そういう世界観です。
 取りあえず、胸囲はそれなりにあります。ヒューゴ・メディオです」
ラミア「バストサイズは横に置いておいて、
 取りあえず二の腕のふかふかさはアクア先生に負ける。ラミア・ラブレスだ」
アクア「いつ私の二の腕をふかふかしたんですか!?」
ルアフ「二の腕とセルライトは長い長いお友達、ルアフ・ガンエデンさ」
ヒューゴ「えーと、俺たちは、子供たちが通う学校の先生ってことになっていて・・・・・・、
 すんませーん、このフレーズも、もういいんじゃないんすかぁー?」
アクア「ヒューゴ! 仕事に飽き始めないで、ヒューゴ!」

ヒューゴ「やー、ね、皆さん、暑さが続く毎日ですけれど」
アクア「ヒューゴ、お昼のフ抜けたラジオDJみたいになってるから」
ヒューゴ「この暑さをどうにかするため、怖い話なんかをね、ひとつどうかって」
ゾンビ兵「う゛ぁー」
ルアフ「えぇ〜、急にそんなムチャ振りされてもなぁ〜」
ゾンビ兵「う゛ぁ〜」
ラミア「わりと怖いモノなしだからな、私たちは」
ゾンビ兵「う゛ぁう゛ぁー」
アクア「・・・・・・どうしよう、ツッコんだ方がいいのかしら。
 でも、またズレてるとかいわれるかもしれないし」

ラミア「彼の名はゾンビ兵。見ての通りのゾンビ兵だ」
ゾンビ兵「う゛ぁー」
ルアフ「ちょっと前からこのへんをフラフラし始めて、
 気が付いたら特進科クラスの担任に納まっていたんだ」
ヒューゴ「俺とはツーカーの仲っすよ」
アクア「だから、なんでなの?」
ラミア「本名不明、出身地不明、経歴不明、性別不明」
ルアフ「アルベロ先生と血縁関係があるかどうかも不明、
 クライウルブズに所属していた過去があるかどうかも不明、
 カスタムタイプのゲシュペンストをもらえなかったかどうかも不明、
 鮮やかな前言撤回ができるかどうかも不明なんだ」
ラミア「そのすべてが謎に包まれている」
アクア「あの、おそろしく事細かな不明っぷりなんですけど」
ルアフ「たまにはっきり喋ることはあるけど、
 基本的に『う゛ぁー』とか『あー』しか喋んないよ。
 OGシリーズでなんか展開があったら、流暢に喋るようになるんじゃないのぉ?」
ラミア「それでもゾンビ兵呼ばわりは続くと思うがな」
ヒューゴ「待ってろよ、俺が、違法改造してでも『説得』コマンドを選択してやるからな!」
ゾンビ兵「う゛ぁっ!」
ルアフ「『・・・・・・ヒュー・・・・・・苦し・・・・・・助け・・・・・・』とか呻いて
 ヒューゴくんを戸惑わせるイベントとかありそうだよね。なくても一向に困んないけど」
ラミア「あったとしても、シリーズ的には死亡が正史扱いされそうだがな」
ルアフ「しかしだね、ゾンビ兵が特進科クラスの担任で、
 いいとこの大学院まで出たひとが、わりとダメっぽいクラスの副担任ていうのはねぇ」
アクア「逆学歴差別やめてくれませんか!」

10 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 03:50:49 ID:X6gAbTrE
 ちょんちょんちょん
マキネ「えー、怖い話をおひとつってことでね」
アクア「どうして落語風になってるの?」
マキネ「『煮詰まってる』ってぇ言葉がございます。
 『行き詰まってる』みたいな意味で使われたりなんかしちゃってるんだけど、
 ホントは『結論に近づいてる』って意味なんだそうで。
 でもでも、雑誌でもマンガでも小説でも『行き詰まってる』って意味で使ってることが多いわけでして。
 もう『行き詰まってる』って意味でいいんじゃね? てなもんが世間の空気なわけでございます。
 おいおい熊さんちょいと待ちなよ、そいつぁいけねぇ、
 言葉ってなぁ正しく伝えていかなきゃいけねぇよってなもんで、
 『めざまし』のオーツカさんはお冠でしたけど、
 変化ってぇのはどうにも止まらないってぇのが現実なわけでございます。
 たとえば、『二の腕』って言葉でございます。
 こいつね、元々は肘から手首のことで、
 つまり胴体から近い順に『一の腕』、『二の腕』って呼んでたわけですね。
 ところがダイエットブームってなものがありまして、
 ダイエット本なんかで『二の腕引き締め法!』なんて紹介されてるうちに
 間違った意味が広まっちまいまして、いまじゃすっかり上腕部を指すようになっちまったとあいなります。
 はい、ここでお立ち会い。
 先に先生方がおっしゃってらした『二の腕ふかふか』ですが、
 『上腕がふかふか』と『下腕がふかふか』じゃ、怖さの度合いが相当違ってきて」
アクア「マキネさん! 怖さのベクトルを間違えてるから!」
マキネ「果たしてラミア先生は、どっちの意味でいってたのかってわけで」
ラミア「無論、国語教師であるラミア先生が間違った意味で使うはずがない」
アクア「国語教師だけはやったらいけないひとじゃないですか、ラミア先生は!」

ルアフ「えー、マキネ・アンドー。
 マサキさんとリューネさんの娘。
 恥じらいなんか知るかってスタンスかと思いきや、急に真っ赤になっちゃったりする。
 ま、ある意味リアルっちゃリアルな迷子だね」
ヒューゴ「男家族は年単位で迷子になっていて、
 高齢のビアンおじいちゃんと、昭和の匂いがするリューネお母さんと暮らしています。
 家のセキュリティが心許ないことが、町内ではわりと有名な感じです」
ルアフ「縁の下ではムラタが雌伏してるんだけど、これがびっくりするほど役に立たない」
マキネ「ムラタを悪くいわないでぇー!」
ラミア「なぜかムラタを妙にかばうが、ムラタを犬や猫と勘違いしている節がある」
アクア「人道的にも迷子なの!?」

11 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 03:52:22 ID:X6gAbTrE
ランディ「どうも、ランディ・ゼノサキスです。サルベージ予定は特にないそうです」
マキネ「あれ、こないだ帰ってきたから、もう半年くらい出てこないもんだと思ってたけど」
ヒューゴ「マサキさんとウェンディさん息子です。
 ラ・ギアスでは戦士階級だと2人まで妻を娶れるそうなので、
 マキネとは腹違いの兄弟ということになります」
ラミア「ただし、兄妹なのか姉弟なのか、いまいちはっきりしない」
ルアフ「先生、一生懸命調べたけどね、本気で兄だったり弟だったりするんだよ。
 ほんと、そこんとこ、どうなってるの」
マキネ「どうせ腹違いだし、どうでもいいやと思ってるよ」
ラミア「怒ると髪が赤くなるという恥ずかしい体質の持ち主だ」
マキネ「恥ずかしいんだけど。ほんと恥ずかしいんだけど」
ランディ「マキネが冷たいんです。明らかに俺よりムラタを優遇しているんです」
ラミア「武者修行でもしているのかと思いきや、
 ラブウォリアーモード全開のユウカに一撃で蹴倒されるという残念な帰還になった」
ルアフ「どうやら、本気で迷子になっていただけのようだね」
ランディ「今度は、本当に武者修行に行ってきます」
マキネ「帰ってくるときはさ、怒るとかじゃなくて、
 水ぶっかけたら赤毛のお下げになるとかいう体質になってたらいいよ」
アクア「マキネさん! そっちの方が数段恥ずかしいんじゃない!?」
ルアフ「どちらかというと、黒いブタに変身するんじゃないかな」
ラミア「よし。爆砕点穴とか覚えて帰ってこい」
ランディ「冷たい。世間が、俺に対して冷たい」

ラーナ「スプラッタは苦手です。ホラー映画はけっこう好きです」ばるるるるっ!
アクア「なら、そのチェーンソーをしまいなさい?」
ヒューゴ「ラーナ・モントーヤ。
 ラージさんとフィオナさんの娘です。
 ただし、体型的には小学五年生男子に近く、スカートを穿いていないと女の子には見えません」
ラーナ「だから、なるたけスカート穿くようにしています」
ラミア「工具ベルトに納めた数々の工具とチェーンソーを駆使して、無機物とみれば手当たり次第に解体してしまう。
 ただし、ナマモノはダメで、組んだり作ったりはまったくできない」
ルアフ「技量は相当高いんだけど、妙に劣等感の強い性格をしているんだ」
ラーナ「出来の悪い娘ですので」
アクア「ラーナちゃん、そんなふうに思うことないのよ?
 あなたは全然ダメなんかじゃないのよ?」
ラミア「ああ、むしろ面白い」
アクア「ラミア先生!」
ラーナ「オシャレメガネに度は入ってません」

12 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 03:54:56 ID:X6gAbTrE
ヒューゴ「はい、わーわーいうとりますけど、ここでニホン的なしんみりとした怪談を」
咲美「あの、わたし、怪談っていわれても」
ルアフ「柳田国男先生の著書によると、
 『生きているはずのないアークがプロレス技をかけられている音が聞こえたら、それは赤月咲美である。
  赤月咲美がいる家は、特に富にも権勢にも恵まれないが、なんとなく幸せな気分になれる』とあって」
ヒューゴ「おっと、アカデミックですね」
咲美「御利益が微妙なザシキワラシみたいにいわないでください!」
ラミア「あまりにも影が薄すぎて、もう実在してないんじゃないかとまでいわれる少女だ」
咲美「いますから! ちゃんといますから!」
ルアフ「以前はお母さん体型っていわれてたけど、
 現在だと胸がえぐれてて乳首が大きく、ダイエットが必要な体型らしいよ」
アクア「あの、それが全部本当だとすると、
 胸はえぐれてるのにお腹が突き出してるっていう、
 かなり奇怪な体型になってしまうんですが」
ヒューゴ「奇怪ってほどでもないだろ。
 夕方の商店街で、よくそういう体型のおばちゃんがノシノシ歩いてるじゃないか」
咲美「わたしは夕方の商店街をノシノシ歩くおばちゃんじゃありません!」
ルアフ「あと、視力が若干悪いらしいよ。
 総合すると、小さい会社で事務やってる地味なパートさんみたいな感じなんじゃないかな」
アクア「小さい会社で事務やってるパートさんにだって、
 痩せてるひとはいますよ!」
咲美「先生、そうじゃなくて」

ルアフ「おっと、そうだそうだ」

 ディストラ←エロい

ルアフ「ふぅ、危うく忘れるとこだったよ」
アクア「あのですねぇ!」
ヒューゴ「おいおい、怖い話なら、ゾンビ兵いてるやないかぁ〜い!」
ゾンビ兵「う゛ぁいう゛ぁ〜い」
アクア「ヒューゴ! ノリツッコミだったの!?
 ノリの部分が異常に長いノリツッコミだったの!?」
ルアフ「僕もヒザに焼酎が溜まっちゃってね」
アクア「病院行ってください!」
ラミア「では、ルネサーンス」

13 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 10:00:29 ID:mODEAg56
GJ!
やっぱ新スレといったら先生方だなぁWWW

14 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 21:33:36 ID:aKlpqKgn
久しぶりにのぞいたらみんな元気そうで安心した。
なんかすごく帰ってきた気分だよ。ただいま!!ゼラド!!

15 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 22:27:49 ID:PH091uch
前スレの>>714ー727を見て。

タカヤ「甘ったれるなあっ!!」
アオラ「うわっ、何ですか先輩!?」
タカヤ「ゼラドみたいないいやつの、どこが不満なんだ!?うざい姉ってのはなあ、例えば――」
レモン「ふうん、例えば何なのかしら?」
ミィ「ぜひとも聞きたいですの」
タカヤ「ゲッ、姉さん!?」
レモン「残念ねえ、タカヤ。私達はこんなにあなたを愛してるのに」
ミィ「グスン。悲しいですの」
タカヤ「ちょ、姉さん達――」


アオラ「確かにうぜー」

16 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 22:55:19 ID:b1TzjQkx
 27時間テレビ終わり

 【バランガ家】
ゼラド「ここ数年のはあんまり記憶になかったけど、今年はなんか面白かったね!」
クォヴレー「あ、あぁ・・・・・・?」
イングラム『どうした、キョトンとして』
クォヴレー「この人物はずっと喋っていたんだが、特異点かなにか崩壊しているのではないだろうか」
ゼラド「そんな心配しなくても大丈夫だよ。崩壊してるのはなにかべつのものだよ」
イングラム『まぁ具体的にいうと家庭とか崩壊してるな』
クォヴレー「家庭を崩壊だと・・・・・・!」
イングラム『バカヤロウ!』

 バシンッ

クォヴレー「うぐっ!」
イングラム『彼はな、彼はな! 家庭よりも笑いという使命を取ったんだ!
 ここんとこ活動範囲がすっかりご町内に納まってるお前に、そんなこという資格があるのか!?』
ゼラド「なんだか真面目な話し始めちゃった」
イングラム『だいたい、お前ある種さんまさんみたいなもんじゃないか!』
クォヴレー「おなじ・・・・・・? 俺とさんまさんが、おなじ・・・・・・?」
ゼラド「おなじじゃないよ! 違うよ!
 アルマナさんは『ほら別れてよかったでしょ』なんていわないよ!?」

ゼオラ「あらあなた、ほらほら、VTRの端っこにイツミさんが映ってるわよ」
アラド「おっ、ほんとだ。イツミさんは面白かったよなぁ」
ゼオラ「本当に惜しい人を」

 【福岡市内ホテル】
フィリオ「ミナトくん、27時間テレビといえば」
ミナト「うっす! ツルベさんがやらかしたあの年、
 なっちとヤグヤグが恐ろしいまでの漫才芸を晒してしまったことですね!」
フィリオ「だが、待って欲しい。こうは考えられないだろうか。
 なっちとヤグヤグの醜態をカバーするため、ツルベさんはあえてカバーをオープンしたと!」
ミナト「うおぉぉぉっ! いぶし銀だぜツルベさん!」
カル「あの、ツルベさんがやらかしたのは、その漫才が行われる前なのですが」
フィリオ「僕たちも、僕たちのアイドルのためにいつでも屍になる覚悟を決めておこうじゃないか」
ミナト「押忍!」
カル「フィリオさんの亡くなる姿が、まったく想像できないから困るんですが」
フィリオ「さ、休もうか。明日も早いよ」
カル「俺たち、なにげに自転車で日本縦断とか、元気な小学生みたいなことしてるんですけど」


17 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 22:57:12 ID:b1TzjQkx
 【絶海の孤島 洋館】
ハザリア「フハハハハ!」
マリ「自分で書いた脚本、自分で読み返して大笑いするのやめろ! 気色悪い!」
ハザリア「まぁ待て、いずれ貴様を主演にしてカンヌ作品を撮ってやるから」
マリ「うるさいよ! それ、口説いてるつもりなんじゃないだろうな!?」
ハザリア「世界のキタノは、やはり半端なかったという話だ」

キャリコ「坊ーっ、マリ嬢ーっ! こちらに、暗号的なもの見つけましたよー?」
ハザリア「うむ、赴くか」
マリ「ほんとに金塊なんかあるんだろうなぁ?
 あとさぁ、わたしたち、夏休み入ってからこっち合計24時間も家にいないんだけど、
 大丈夫なのかなぁ?」
ハザリア「俺は元々本星に帰るつもりがまったくないから問題ない!」
マリ「少しは帰れよ。お前年末年始も地球にいたじゃないか」
ハザリア「貴様のとこはなにかいわれないのか」
マリ「それはそれは、にこやかに送り出してくれるから困ってるんだ」
ハザリア「しかし、うみねこの声がやかましいな」
マリ「どうせここでも、ろくなこと起こらないんだ」

 【イスルギフード】
ミツハル「おっ、懺悔コーナーだ。懐かしいなぁ。
 あれぇ? でも僕、『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』派だったはずなのに、
 なんで懺悔コーナー観てた記憶があるんだろう?
 探偵コーナーが終わったらチャンネル替えちゃってたのかな。
 いっても幼児だったから、はっきり覚えてないねぇ」

 ばたんっ

マーズ「ミツハルさんミツハルさんミツハルさーん!」
ミツハル「あぁ、うるさいのが来たよ」
マーズ「クルマーっ! クルマどこーっ!?」
ミツハル「ああ、クルマ、クルマね。
 昔同棲してた彼女が八百屋に行くって乗ってったままだよ」
マーズ「誰がミツハルさんの振られエピソードなんか訊ーてるよ!?
 キタノさんがラクガキし倒したクルマだよーっ!」
ミツハル「なんだい、お前ロボなんだから、アートのことなんかわからないだろ?」
マーズ「そりゃー、アートなんざぁーわかんねーよ!
 でもさーっ! キタノだよキタノのラクガキだよ!
 どっかのアタマかっ飛んだカネモチが高く買ってくれんよーっ!」
ミツハル「最低だな、お前」
マーズ「どっかの業者が引き取ってんだろーっ!?
 探してよ、探してよ!」
ミツハル「あー、はいはい。
 あー、もしもし私だが、先ほどテレビに出てたクルマね、
 え? あ? L&E?」
マーズ「わーんわーん! もーダメだーっ!
 解体されてるーっ! ネジ一本レベルまで解体されて地球に優しくリサイクルされてるーっ!」
ミツハル「ラクガキ好きの従兄弟がいるっていってたから、どうにかなってるかもしれないよ?」

18 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 22:57:50 ID:b1TzjQkx

 【駐車場】
ディストラ「ぐすっ、ぐすっ」
アクア「ですからね、ここは公共の駐車場で、私のマンションの前なんですよ。
 刷毛水車なんか設置されたら困るんですよ」
ディストラ「だって、だって27時間テレビが」
アクア「あのですね、そんなバブル期の企画が、いまさら地上波で流せるわけないじゃないですか。
 あまりにも真に迫りすぎて、スタジオでヘンな臭いしてたそうじゃないですか」
ディストラ「まるで、リアルタイムで観ていたかのような口ぶりですね」
アクア「そんなわけないじゃないですか!
 そんなっ、イツミさんによるBIG3転がしなんか、記憶の片隅にも残ってませんよ!」
ディストラ「先生も、やりませんか? 刷毛水車」
アクア「やりませんよ!」

19 :それも名無しだ:2008/07/27(日) 23:17:09 ID:ulDkb/uy
ハザリア「違うわ凡俗ども!うざい姉というのはだな!自分のこともまともにこなせんくせになんやかんやとと人の世話ばかり焼きたがるような
ラン「・・・・・。そっか・・・ごめんな、坊。いつまでも子供やあらへんのやな・・・でもウチどうしても心配で・・・
ハザリア「そ、そういう落ち込み方はやめろ!そこは「坊のくせに生意気言うやないか・・・ちょっとおいで!」とかいってブン投げるところだろうが!?」
リトゥ「いや、ハザリア君投げてほしかったの?」
ハザリア「黙れ!黙れよ!これは言葉の綾という
ラン「おっしゃ!そういうことならお姉さんにまかせとき!三半規官おかしなるまでブン投げたるw!!」
ハザリア「貴様も急に元気を出すな!俺の華麗なるインドア生活に稽古などという野蛮な要素は必要無ちにゃ!?

マリ「あいつ、自分の発言がどういう事態を引き起こすか想像できんのか?」
ルル「お兄様なりの感謝の仕方なのですw多分w」
マリ「君はうざい兄とか思わないのか?」
ルル「まあ!お兄様のことをうざいだなんて一度たりとも思ったことはありません!とても面白い食材もとい玩具・・・いえお兄様だと常々思っておりますわw」
マリ「そ、そうか」
リトゥ「ハザリア君の性格がなんであんななのかちょっとだけわかったような・・・」
ルル「うふふ・・・お二人はとても仲がよろしいですのねw」
マリ「ああ、ちょっと引っ込み思案と思いきや過激なこともしでかすが可愛い妹だからな」
リトゥ「あんまり協調性がなくて世話が焼けるところがあるけど大事な妹だしね」
マリ「・・・・・妹だしな」
リトゥ「・・・・・妹だからね」
マリ&リトゥ「「・・・・・・・・」」
ルル「あらあらw」


イルス「兄貴?大好きだよw」
ゼフィア「・・・・ノーコメントだ」

クリス「シュウヤシュウヤ!お腹空きましたー!」
シュウヤ「ハイハイ今支度しますよ・・・え?ああ、手がかかりすぎですが可愛い妹ですよ?人生諦めが必要な時もあるんですよ、ククク・・・」


アーク「はっはっはっwさあ妹よ!恥ずかしがらずにお兄ちゃんへの気持ちを口にしてごらん!お兄ちゃん全力で受け止めてやるぜ!
咲美「バカが治ったらなあ、ってよく思うけど・・・バカじゃない兄さんって兄さんじゃないなあ、とも思うのよね・・・ジレンマ・・・」


ディストラ「立派な兄だと認識してますよ?起動兵器としての在り方を思い出させてくれますしね。でも待遇の違いにイラッとする時もありますけどね。ええと・・・リア充とかいうんでしたっけ?」
アストラ「な、何の話だ?」



ルナ「やはり羨ましいな、兄弟がいるというのは」
ゼラド「ん〜・・・いいことばっかりじゃないよ?」

20 :それも名無しだ:2008/07/28(月) 03:10:05 ID:URO1/f2Z
アーク「ヤナギハラカナコってさ、デブなのに貧乳っていう奇蹟の体型なんだって」
咲美「それがどうしたの」
アーク「つまり咲美って、ヤナギハラカナコ系なわけ?」
咲美「そんなわけないでしょう!」
アーク「いや、薄目で見ると似てるぞ」
咲美「薄目で見ないでよ!」
アーク「いいから、ちょっとそこ立って、
 『ん〜、ピンク気になる感じですかぁ〜?』っていってみてくんねぇ?」
咲美「ピンクは気になってない!」

21 :それも名無しだ:2008/07/28(月) 19:48:49 ID:i+t56Gl3
>>19
ディストラさん、問題は兄貴というより主人にあるんじゃないかw

22 :それも名無しだ:2008/07/28(月) 21:11:17 ID:Bv0+0MUC
まあイングレッタはアストラ兄さんに対して自分の弱さはあなただけのものとか言って、
アストラ兄さんもイングレッタに世界が終わるまで共にあろうなんて言った仲なのに対して
クォヴレーとディストラの関係は、感情があるのはバグか何か何かだとか主人が言う仲だしな

まあ主人の差というのもあるけど、二人というか二機の決定的な差はたぶんあれだよ

アストラ兄さんはエロくない。

23 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 01:01:53 ID:/Adv1P6h
久保の場合メンタル的にも異様に強靭だからパートナーに頼らないもんな

グレ子、攻撃力は高そうだけど脆い所もありそうだし

イングラム『ふ、例えるなら極限まで研ぎ澄まされた銀のナイフ。グレちゃんの持つ鋭さと煌めき、そして儚さ…
イングレッタ「恥ずかしいからやめて」
イングラム『ガーン!』

イングラム『ぐすっ…俺だってグレちゃん膝の上に乗っけて頭ナデナデとかしたい…』
クォヴレー「まあ、今日くらいはお前の話に付き合ってやる」
イングラム『だいたいだな!俺に言わせれば年頃の娘に「お父さんの下着と私の服一緒に洗わないで!」などと言われ悩むなど贅沢だ!
世の中には肉体がないからそもそも下着を身につけることすらできない父親もいるのだぞ!!』
クォヴレー「お前だけだ」
イングラム『ハッ!どうせお前のことだ!そんな事を言われるなど想像すらしていないんだろう!覚えておけ!娘の態度はある日突然変わるものなのだ!』
クォヴレー「いや、俺は男物の下着と女物の下着は分けて洗濯するようにしている。水道代が無駄だとも思うが…仕方がないな」
イングラム『なん…だと…』
クォヴレー「ふ、俺をいつまでも未熟な人形と思うな背後霊」


イングラム『くそ!久保の奴め!いつまでも勝ち組面をしていられると思うな!』
ユーゼス『大の男の愚痴を聞くためだけに呼び出されてはたまったもんじゃないのも私だ…』
シュウ『クォヴレー・ゴードンを除けば愚痴を聞かせられる相手も我々くらいしかいないのでしょう、ククク』
レビ『寂しい奴だな、やれやれだ』

24 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 01:07:24 ID:qSQUrlYJ
αユーレーズが久々すぎてフイタwwwwwwGJ!

25 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 02:17:16 ID:SIeFv6EV
>>22
取り入れてみた

アストラ「ふぅ……作業後の汗は清清しいな」
ディストラ「これなんていうヘブン状態?」
ルル「ふふ、ネタ収集にはことかきませんことよ」
真龍「ああ、夏の祭典前の修羅場だっていうのにこうも美味しいネタがくるなんて」

26 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 17:18:32 ID:9DhobhWR
>>22
感情があるのがバグっていうか…たまに変な妄想し始めるのがバグなんでない?>ディス姉

あとは久保がつれないだけで

まあ旗破壊者だしな>久保

27 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 18:38:05 ID:MXp06Fb6
久保はカレーに醤油を入れることを許さない

ソースは可


28 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 19:00:52 ID:Ml2TvHO4
トウキ「ふぁあ〜、終わった終わった〜」
ヴィレアム「補習はいやなものだ」
ゼラド「まさか私たちの知らない間にテストがあったなんて」
レイナ「全くよ。先生も何も言わないで『そういえば今日が終業式だ』とかいきなり言い出すんだから」
ヴィレアム「じゃあメシでも」
ただーん
ラミア「イェーガー、アウト」
ヴィレアム「へっ?」
ゼラド「先生?」
ラミア「勝手に帰ろうとしたヴィレアムには罰ゲームでありんす」
トウキ「さっきの効果音からするとケツバットだな」
ラミア「いや、スネギロチンでごわす」
ヴィレアム「そ、それはっ」
ラミア「皆の衆彼を抑えろ」

ヴィレアム「いたたた・・・こんなもんよく持ってますね」
ラミア「アクア先生のアパートから借りてきた」ガラッ
アクア「そんなもの持ってません!」
ラミア「ん?この刷毛水車と三角木馬もアクア先生のではないのか?」
アクア「ちがいますからっ!」
レイナ「なんですかこの流れ」
ラミア「そうだった。バブリーに構っている暇はないのであった」
アクア「うくっ・・・」
ラミア「お前たち、高校生クイズに出る気はないか」
ヴィレアム「は?」
ラミア「実はお前たちの名前で勝手にエントリーしたら当選してしまった」
レイナ「なんで勝手にエントリーしてるんですか」
ラミア「足代はアクア先生が出してくれるから行ってこい」
アクア「私が出すんですか!?」

29 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 23:49:20 ID:BShgJCGc
ん?投げっぱなしジェットファントム?

30 :それも名無しだ:2008/07/30(水) 03:41:56 ID:rrCFumbu
泡姫

31 :それも名無しだ:2008/07/30(水) 10:53:05 ID:W56j4se5
考えてみるとユの字は孫(?)沢山で幸せな老後だなw
死んでるけど

32 :それも名無しだ:2008/07/30(水) 15:54:31 ID:nxJQarox
>>30
泡姫ってルナ?
まさかのキャクトラ、脱童貞!?

33 :それも名無しだ:2008/07/30(水) 17:52:43 ID:7ktGJIg8
たまにさ、思うんだ。
久保ってアーレフ・バルシェムがイングラム・プリスケンだからこそ、ああいった自我を確立したんだよな。
でスパヒロを見る限り、アーレフがヴィレッタ・プリスケンの場合もあり得るだろ?
そうするとやっぱり、久保の人格も違ってるのか……そもそもアイン・バルシェムが女性体になっているのか……

34 :それも名無しだ:2008/07/30(水) 19:05:34 ID:s3Zl8SQB
そういう事言い出すと、クスハの旦那がイングラムとか
ブリットの前髪が違うとか色々とあるし、言い出すとホントにきりがないよ。

35 :それも名無しだ:2008/07/30(水) 20:23:37 ID:7wT78LPo
アクア「そういえば去年はやりましたけど今年って肝だめしやるんですかねぇ」
ルアフ「さぁねぇ、そんな話はとんときてないね」
アーク「確か去年は………」

エジュニア(男)「夜の学校もまた趣きがあって」
修ジュニア(女)「ふ、ふん。怖くて飛びついてきたら投げ飛ばしてやるからね」
(ばさっ!)
エジュニア(男)「!?」
修ジュニア(女)「ひぃっ!」
ゾンビ兵「ヴァ〜」
エジュニア(男)「ってゾンビ兵先生じゃないですか」
修ジュニア(女)「あ、あはは。幽霊の格好してるんですね」

アーク「ってな感じで好評だったみたいだな」
ゾンビ兵「ヴァ〜」
アクア「っていうかゾンビ兵なんですからそのままでいいじゃないですか。
    なんで幽霊の格好させるんですか」

36 :それも名無しだ:2008/07/30(水) 20:30:04 ID:7wT78LPo
ルアフ「去年といえばラミア先生のあれは好評だったね」
ラミア「ああ、あれですか」

ゼラド「さっきのゾンビ兵先生似あってたね」
レイナ「そのまんま出てきたほうが怖いような気がするんだけど」
ツカツカツカ
ゼラド「そういえば、アクセル先生のゾンビ用務員さん怖かったね」
レイナ「正確にいえば教師じゃないけどね、あの人」
ツカツカツカ
ゼラド「ねぇレイナ」
レイナ「うん、何かに付けられてるわね…後ろの人、誰!?」
ラミア「ほう」←首だけ箱に入れて首無しの体でそれを持ってる
二人「きゃーーーーー」

ラミア「あれは受けた」
アクア「やめましょうよ、一々デュラハンででるの」



上のアークじゃなくてヒューゴでしたね、うわやっちまったなこりゃ

37 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 00:16:36 ID:e0k5lWTB
(あまりに自然だったとはとても言えない)
ごめんなさい、・・・ええと、ヒョーゴ先生

38 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 00:46:47 ID:hsmU/ylw
ゼラド「私怖いの好きだし、肝試しあるといいなぁw」
ディストラ「美味しそうですよねえw本物だったらもっと素敵なんですけど」
ゼラド「この街ってなんでも起こるけど、心霊現象ってなかなかないもんね」
ディストラ「あらかた食べつくしちゃいましたからね。霊はいても悪霊ってなかなかいないですし」
ゼラド「(お姉ちゃんだってけっこう大食いだ…)」


クォヴレー「……」
イングラム『調べものか?』
クォヴレー「心霊スポット探しだ。…本物はなかなかないな」
イングラム『ディストラの食事か?奴に補給は必要ないだろう。永劫機関を取り込んでるんだぞ』
クォヴレー「悪霊を取り込むほうが嗜好として好きらしい。たまには相手の欲求を満たしてやることも大切だろうからな」
イングラム「しかしあいつが行くと心霊スポットがただの土地になるぞ?」
クォヴレー「そのあたりが心苦しいな…まったく、節操がない奴だ」


まあなんだかんだいって二人揃って一人前なわけで…>タイムダイバーとアストラナガン

39 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:02:06 ID:W/Rq3dLC
いや、まだまだ『三人揃って一人前』だな
イングラム先生の力を借りないとフルパワーで戦えないクォヴレーはまだ甘い
まぁイングラム先生がある意味、反則な位強すぎるから仕方ないんだけどね

‐シュミレーター内‐

イングラム「だから、そこで後ろを過剰に護ろうとするな! むしろ単騎で最前線に突っ込んで敵を引き付けるんだ そうすれば味方が後方からお前に集まった敵を撃破し易いだろうが!」
クォヴレー「しかし、それでは後衛のゼラドが……」
イングラム「過剰に保護すれば、敵がこれ幸いとばかりに『後ろの機体を狙えば無抵抗に袋叩きに出来るぞ!』と集中放火を浴びせてくる いくら、高い防御力を誇ろうと多重攻撃を喰らえば、コイツとて墜ちるんだ。いい加減、学ぶ事だ」
ディストラ「この時ばかりは元ご主人の戦術的の方がゼラドちゃんたちの安全が確保出来るのは確かなんですよね 私の被弾率も軽減されるし」
イングレッタ「そうね… 過保護気味だし効率が余り良くないわ こういう時のイングラムは結構冷静かつ合理的ね(お父さん、格好良い///)」

イングラムは戦い方を学ばせる時は教官時代に戻って真面目な気がする そしてこういう時のイングラムはグレちゃん好みで喜びそう

40 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:20:53 ID:W/Rq3dLC
戦術的の方が、じゃなくて戦術の方が、だったよOTL
お詫びにイングラムに憑依されてきます

41 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:26:47 ID:bFXuUvdA
グレ子に「お父さんw」なんて呼ばれたら喜びのあまり成仏しそうだな>イングラム

42 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:51:24 ID:RtetZVMX
 【沖縄 小笠原島】
 ざっぱーん

ヴィレアム「ゼラド! ビーチバレーでもやらないか!?」
ゼラド「うーん」
ヴィレアム「どうしたんだ?」

 ざっぱーん

ゼラド「ルナちゃんとキャクトラくんが外交の仕事あるついでにおいでっていうから、
 沖縄まで着いて来ちゃったけど」
ヴィレアム「あっ、あ、うんうん、ありがたいよな」
ゼラド「でも、よかったのかなぁ。
 アオラ、まだ怪我治ってないのに、わたしたちだけ遊びに来ちゃって」
ヴィレアム「いやっ、いっ、いいんだよ!
 ほら、そういうこというとさっ! またアオラがひねくれちゃうから!」
ゼラド「それはわかってるし、そう思ったから来たんだけど」
ヴィレアム「ほらっ、遊ぼうよ! ビーチボールも膨らませたしビーチフラッグも膨らませたし!」
ゼラド「2人じゃぁ」
ヴィレアム「ふふふふ2人じゃっ、ダメかなぁっ!?」
ゼラド「ルナちゃんとキャクトラくん、米軍基地に挨拶行ったまま、ずっと帰ってこないけど。
 大丈夫かなぁ。なにかあったんじゃ」
ヴィレアム「ゼラドは心配性過ぎるんだよ。
 なんにもないって、ルナはVIPだしカワイイから、高官のひとのお喋りにつかまっちゃってるんだよ」
ゼラド「そっかぁ、ルナちゃん、カワイイから」
ヴィレアム「あっ、いやっ、そういう意味じゃなくてっ!
 そのっ! ゼゼゼゼっ、ゼラドの方が!」
ゼラド「ヴィレアムくん、なんだかさっきからずっと慌ててるけど、どうかしたの?」
ヴィレアム「どどどどっ、どうもしないよ! どうしょうもないよ!
 あっ、そだ! ルナたちなら、帰りは夜の7時くらいになるって示し会わっ」
ゼラド「示し合わ?」
ヴィレアム「あっ、いや、スケジューリングが、そうって、あの、キャクトラが」
ゼラド「なぁんだ、そうだったんだ。いってくれたらよかったのに」
ヴィレアム「すすす、済まない、いってあると思って。
 だから、心配はいらないよ。さ、ビーチフラッグ膨らませて」
ゼラド「あっ、あれ!」

 ざざーん
マリ「・・・・・・水・・・・・・風呂・・・・・・布団・・・・・・食べ物・・・・・・」ヨロヨロ
ハザリア「・・・・・・真空管ラジオ・・・・・・潜水艦・・・・・・ウラン・・・・・・」ヨロヨロ
マリ「・・・・・・黙れ」

ゼラド「マリちゃん! ハザリアくん! どうしちゃったのこんなとこで!」
ヴィレアム「・・・・・・あぁっ、あぁっ! もう少しだったのに!」

43 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:53:50 ID:RtetZVMX
 【食堂】
 がつがつがつがつ!
マリ「あぁ! 死ぬかと思った!」
ハザリア「まさかショーン・コネリー的なじじぃが、いまだにアルカトラズの地下にいるとはな!」
マリ「うるさいよ! だいたいお前が!」

ゼラド「マリちゃんたち、いったいなにしてたの?」
ハザリア「貴様らこそ、青い空と青い海と白い砂浜でなにをしていたのだ」
ヴィレアム「これからだったんだよ!」
マリ「なに怒ってるんだ?」
ゼラド「わたしたち、ルナちゃんとキャクトラくんの公務にくっついてきたんだけど」
ハザリア「またか! またなのか貴様! それほど俺を除け者にしたいか!?」
ゼラド「わぁっ、だってだってハザリアくん、いつ寮に行っても留守だったし!」
ハザリア「それはそうだ! ナポレオンの辞書を奪い!
 ヘミングウェイ・ペーパーの謎を解き! ハリマオの財宝を追い!
 トワイライトジェミニの秘密を明かし! アルカトラズコネクションを平らげて!
 寮に帰る時間などまったくなかったからな!」
ヴィレアム「なんでルパン三世テレビスペシャルを網羅してるんだよ、お前」
ゼラド「それで、宝物は見つかったの?」
ハザリア「ん? あ〜、トータル的に、長い目で見れば、プラスというか、トントンというか」
マリ「なにパチンコ依存症のひとみたいなこといってるんだ!
 マイナスだよマイナス! 真っ赤っ赤! いいからお前はお小遣い帳を付けろ!」
ハザリア「やはり、ロマノフ王朝のお宝に手を付けようとしたのがまずかったな。
 原潜に拉致され、あやうくカニ味噌と一緒に海に捨てられるところだった」
ヴィレアム「どんな夏休みだよ、お前たち」
ゼラド「あっ、ヴィレアムくん、見て! 基地の方に!」

 【米軍基地】
米兵「ぐぶりーさーびら!」
米兵「ぐぶりーさーびら!」
米兵「ぐぶりーさーびら!」

レタス「苦しくなくてよ」
マーズ「やー、どーもどーも、おセワさまー」
タカヤ「あの、すいませんでした、ご迷惑おかけして、ほんとすいませんでした」

ヴィレアム「・・・・・・次から次へと!」
ゼラド「なんで米兵のみなさん、沖縄弁なの?」
タカヤ「あれ、ゼラドたち、どうしたんだ、こんなとこで」
ヴィレアム「こっちのセリフだ!」
マーズ「えっとね、えっとね、アリアおばちゃんのお遣いで、
 『超頭脳シルバーウルフ』の実写映像をゲットするミッションだったんだけど」
ハザリア「『銀狼怪奇ファイル』か。青少年に悪影響を与えそうだから封印されているという」
マーズ「オークションにかかってんの見つけたんだけどさー、
 たった1$差で競り落とされちゃったんだよ」
ヴィレアム「こっちは『1$マネーウォーズ』か」
マーズ「競り落としたのが、この基地にいるニホンオタクでさ、
 直で会ってネゴってる間に、なんでかギャンブルてカタ付けようってハナシになって」
タカヤ「それで俺が呼ばれたんだけど」
レタス「結局タカヤさんは負けてしまったので、
 たまたまバカンスで来ていたわたくしが助けてさしあげたという顛末でしてよ」

44 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:55:54 ID:RtetZVMX
 キキッ バタン
米兵「グッバイ・ガール。たまにゃぁ、タルいストーンズでも聴いてみるか」
ユウカ「オーライ、ダサいガンズもイイかもね」
米兵「アイダホのおふくろにいっとかぁ」
 ブルルルル

ヴィレアム「なんで米兵のジープから降りてくるんだ」
ゼラド「ユウカさん、顔に青アザできてるじゃない!」
ユウカ「ノープロブレム。ダンスクラブでちょっとモメただけ。
 でも、アクションが終わったらダルタニアンとローシュフォールにも似た絆が芽生えたこのストーリー」
レタス「その妙な社交性を、どうして学校内で発揮できないのでして?」
ゼラド「またケンカしたの? もう! 手の怪我、全然直ってないじゃない」
ヴィレアム「あとユウカさん、出席日数不足で補習だって貼り紙が学校にあったような気がするんだけど」
ユウカ「アァーアァー、あっちからこっちから、ノイジィノイジィ、
 学校に貼ってあるようなもん、あたしが見てるわけないし」
マリ「見ときましょうよ! 見てないとダメですよ!」
ユウカ「あくまで敬語なのね、あんたは」

ヴィレアム「あのさ、お前たちさ、そういう派手な立ち回りは、見えるとこでやってくれよ」

 【夜 民宿】
マーズ「んーで、何年か経ったわけよ。
 オンナはフツーにケッコンしてコドモ産んでた。
 コインロッカーにアカンボ捨てたことなんか、もー忘れかけちゃってね。
 で、そんなある日、2歳になるコドモを抱っこして、あのコインロッカーの前を通りかかったのさ。
 したら、コドモが突然ゆーのさ。
 『おかーさん、ボク、あの中に入れられたことがあるんだ』
 オンナはコドモのヘンな冗談だと思って、何気なくたずねたのさ。
 『あらまぁ、誰に入れられたの?』
 したらコドモ、ぐるっと振り返ってぇ」
マーズ(ミヒロVo.)『ビッグボルフォッグだーっ!!』

タカヤ「それ、怪談なのか?」
マーズ「こわくね? こえーよ、ちょーこえーよ。
 2歳のコドモが、いきなし『ビッグボルフォッグだーっ!』って叫ぶんだよ?」
ハザリア「怖いというか、不気味だ」

レタス「では次はわたくし。よろしくて? これは、このあたりで本当にあったお話。
 虫捕りの大好きな男の子がおりました。
 セミでもカマキリでもカブトムシでも、捕って捕って捕り続けましたの。
 そんなある日、男の子はセンネンスギの幹に貼り付いていたセミのサナギを捕って、虫カゴにいれましたの。
 その、晩のことでしてよ。
 男の子の枕元に、人間大はあろうかという巨大なセミが現れました。
 『我々セミは、何年も何年も土の中に雌伏し、いつか大空に飛び立てる日を待ち望んでいた。
  それなのに、あともう少しというところで、この仕打ちはひどい。あまりにもひどい』
 次の朝、センネンスギの根元で少年の死体が見つかりましたの。
 その死体は、セミのサナギに似た、ぶよぶよとした物体に包まれて・・・・・・」
マーズ「はいはーい、おかしーでーす。そのハナシおかしーでーす。
 男の子が死んじゃったってんなら、誰がその話伝えたのよ」
レタス「無粋なロボですこと」

45 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:57:51 ID:RtetZVMX
ユウカ「オーライ、じゃ、あたしのターン。こつはネイビーどもから聴いたストーリー。
 ヤンチャなネイビーがふたりつるんでクルマに乗って、町まで出かける途中で道に迷った。
 どうにも困って、ひとりがクルマから降りると、草むらにまだ新しい足跡がある。
 これはラッキー、ひとがいるなら道が訊ける。そう思って足跡を辿った。
 ところが、行けども行けども足跡のヌシには追いつかない。
 それどころか、森は深くなる一方。
 これはおかしい。男はネイビー、当然脚は鍛えられてる。追いつけないなんてありえない。
 じんわりとした不安を感じた、そのとき。
 ザッ、ザッ、と足音が聞こえる。
 大きなスギの木の向こうから、旧日本軍のユニフォームを着たソルジャーたちが列を作って歩いてくる。
 その行く手には、深い深い崖が切り立っていた。
 あのまま足跡を辿り続けていたら・・・・・・」

ゼラド「みんなぁ! なんで怪談なんかしてるの!?」
マーズ「夏だから?」
ユウカ「夜だから?」
レタス「食後だからではなくて?」
ゼラド「おかしいよ。もう9時も過ぎるのに、ルナちゃんたちが帰ってこない!」
ハザリア「あぁ、問題ない問題ない。
 ルナめのこと。持ち前の頻尿ぶりを発揮して、長居を決め込んでいるのだろう」
ヴィレアム「だから、ルナは頻尿じゃないだろ」
ゼラド「たしかにルナちゃんは、ちょっとおしっこ近いとこはあるけど」
マリ「ゼラド、そういうことはいってやるなよ」
ゼラド「でも、時間に正確なルナちゃんとキャクトラくんが、連絡も取らないで遅れるなんて!」
ハザリア「バランガ、先日といい、貴様は少し心配性が過ぎるのではないか。
 心配性も度が過ぎると『お父さんは心配性』が実写ドラマ化してしまうぞ」
レタス「あら、『お父さんは心配性』が原作なら、それはそれは面白いドラマになるのではなくて?」
ハザリア「そんな貴様に朗報だ。『八神くんの家庭の事情』も実写ドラマ化されていた、この現実」
マーズ「うっそでー、うっそでー、
 クスノキケーせんせーのデータに、そんな記述ねーもの!」
ハザリア「覚えておけ、世の中、データに残るものばかりではない」
タカヤ「待ってくれ、それじゃ、『有閑倶楽部』は」
マーズ「ばっちしデータにあるよ」
タカヤ「あぁ・・・・・・っ!」
ヴィレアム「タカヤ、『有閑倶楽部』になんの思い入れがあるんだ」
タカヤ「・・・・・・ないっ! ・・・・・・あの清四郎は・・・・・・アウツッ!」

ハザリア「そんなに心配なら、電話でもかけてみたらどうだ」
ゼラド「あ、そうだ!」

ゼラド「大変! ルナちゃんたち、夕方には基地を出たんだって!」
レタス「まぁ大変」
ユウカ「夜遊びでもしてんじゃないの」
ハザリア「あぁ、やつらとて、夜遊びくらいしてもおかしくない」
ゼラド「おかしいよ! ルナちゃんとキャクトラくんに限って!」
マリ「捜しに行った方がいいんじゃないのか?
 誘拐でもされてたら大変だろ」

46 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 02:59:41 ID:RtetZVMX
 【トンネル前】
ゼラド「夕方の5時頃、このトンネルに入ってったとこまでは基地のひとたちが見たっていうんだけど」
マーズ「えー、あっちっ側はまじーよ。
 米兵たちの歓楽エリアになっててさ、昔、しょっちゅートラブル起こってたんだ」
ユウカ「ノン、いうほどタチ悪くない。
 あたし、夕方まで向こう側にいた」
ヴィレアム「どこに出入りしてるんだよ」
ユウカ「ダンスやってたころの知り合いがこっちにいたのよ。
 ええと、なんていったっけ。オキナワ・アクター・・・・・・、アクターズ・・・・・・」
ゼラド「スクール?」
ユウカ「イエス、それ」
マリ「なんで『スクール』って単語出るまでそんな時間かかるんですかっ!?」
ハザリア「どれだけ頭から学校という概念が消えておるのだ、貴様!」
ゼラド「えっと、ユウカさん、ルナちゃんとキャクトラくんの顔は、知ってたっけ?」
ユウカ「キャクトラは知ってる。ベーシストの彼でしょう?」
ゼラド「え、キャクトラくん、ベースなんか」
ヴィレアム「やってる! やってるんだよ! たまにこっそり練習してるらしいんだ、あいつ!」
ハザリア「こやつ、なにやらずっと焦っておるが、なにかあったのか」
ユウカ「5時頃だったら、あたしはトンネル出てすぐのとこでジャジィなトランペット聴いてた。
 誰も来てなかったと思うけど」

タカヤ「どういうことだろう?
 まさか、トンネルの中で消えた?」
ハザリア「そう難しいことはない。トンネルの途中で引き返して、
 人目に付かん茂みの中にでも入っていったのだろう」
ゼラド「でも、なんのためにそんな」
ハザリア「それは、見つければわかるだろう」

 【ガジュマルのジャングル】
 ガサッ ガサッ
ハザリア「見ろ。足跡がある」
ゼラド「ルナちゃんたちの!?」
ハザリア「足跡は3つ。どれも男だ。フム、1人はニホン人だな」
マリ「わかるのか、そんなこと」
ハザリア「平坦な大地を走り回っていた大陸人種と、
 デコボコした国土をケソケソ歩いていた島国の人間とでは歩法が違う。
 見ろ、つま先の方が深くえぐれているだろう。
 これはヒザを基点に歩くニホン人の特徴だ」
タカヤ「おい、あれ」

 ざぁぁぁぁぁぁぁ

ヴィレアム「ずいぶんデカい木だなぁ」
レタス「スギではなくて? あれは」
タカヤ「なんだか、さっきの怪談じみてきたな」
ユウカ「さっきの足跡、ひとつは旧日本兵のもので、あとのふたつはドイツ野郎とイタ公ってとこ?」
ゼラド「やだ、怖いこといわないでよぉ〜」
ヴィレアム「タカヤっ! ゼラドを怖がらせるようなこというなんてなに考えていいぞもっとや」
タカヤ「ヴィレアム、お前、今日はほんとちょっとヘンだぞ」

47 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 03:01:30 ID:RtetZVMX
ハザリア「フハハハハ! 面白い面白い!
 ルナめらなど見つからんでもどうでもいいが、
 オキナワ妖怪というものがいるのなら見てみたいものだ!」
ユウカ「♪If there's somethin' strange ♪In your neighborhood
 ♪Who you gonna call?」
マーズ「ごーすと・ばすたーず!」
マリ「よせよ。ものすごく、
 ホラー映画の最初の方で殺されるバカな若者グループみたいだよ、わたしたち」

レタス「きゃっ」
ユウカ「ハイ?」
レタス「なにか踏みつけましてよ」
ユウカ「ロボ、あんたどうせライトかなんか付いてるでしょ。点けて」
マーズ「あいよ。ごーごーキャレットライト」

 ピカッ
ゼラド「わっ!」
ヴィレアム「ガイコツ?」
レタス「まさか、セミに埋められた・・・・・・」
ハザリア「いや、こいつは、相当古いな。
 おそらく風葬されたものが、どこからか転がってきたのだろう。
 オキナワでは死者を野ざらしにして風化するに任せる弔い方があったそうだ」
マーズ「んー、と。それって、死体遺棄になっちまわねー?」
ハザリア「昔は、オキナワのみの特例で認められていたそうだ。
 もう、だいぶ前に廃れてしまったがな。このドクロも、ざっと100年は前のものだろう。
 でなければ、WWUの傷跡だ」
ユウカ「繰り返してはいけない戦争の愚かしさ」
レタス「なんですの、その唐突な反戦メッセージ」

 ざぁぁぁぁぁぁぁ

ハザリア「南風が吹くか。オキナワにおいては、南風は亡霊を運ぶと」
マーズ「え〜、でも、ホップ☆ステップ賞に載ってた『南風からから』は、
 ノチに『元気やでっ』を描くとは思えねーほどサワヤカなスポコンだったよー?」
ハザリア「誰が知っていると思っているのだ、それは」

 ガサッ
タカヤ「ヴィレアムッ!」
ヴィレアム「わかってる。タカヤ、女の子たちを下がらせろ!」
ゼラド「え、なに? どうしたの?」
ヴィレアム「なにかいる!」

48 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 03:03:20 ID:RtetZVMX
 ガスッ!
ヴィレアム(俺の蹴りを受けた!? 拳で!?
 なんて反射神経と、拳の頑丈さだ!
 それに、いま木の上から飛び降りた動き! 人間離れして敏捷な足腰の持ち主だぞ!)
???「キェェェェェェェーッ!」
ヴィレアム(踏み込みが速い! 深く入られる! 回避、ダメだ! 間に合わない!)
タカヤ「待てヴィレアム、そいつッ!」
???「は?」
ヴィレアム「え?」

 【ジャングルの奥】
ミナト「なんだよ、このメンツ。全然日常から脱却した気分にならねぇよ」
ヴィレアム「こっちのセリフだよ」
ゼラド「こんなところで、なにしてたの?」
ミナト「せっかく九州まで来たんだからさ、カラテの本場オキナワにも寄っときたいじゃん」
カル「ホッカイドーからオキナワまで、とうとう自転車による列島縦断を達成してしまいました」
ヴィレアム「夏休み序盤にして、なに偉業達成してるんだよ。
 夏休みいっぱいかけて縦断する小学生に謝れよ」
フィリオ「上陸後、この場所を見つけてね。
 ここは、天然のトレーニングルームのようなものなのかもしれない。
 木も地形も、非常にトレーニングに適しているんだ。
 大昔、オキナワカラテの修行者たちがここで修行していたのかもしれないね」
カル「ふたりで、フィリオ先生からオキナワカラテの手ほどきを受けていたのです」
タカヤ「なんでフィリオさんがオキナワカラテの指導なんかできるんですか」
カル「ところで、これを見てくれ。こいつをどう思う?」
タカヤ「すごく・・・・・・、太いです。
 って太っ! なにやったらこんなに脚が太くなるんだ!?」
ミナト「なにしろ、ずっと自転車漕いでたからな。すっかり足腰鍛えられちゃって」
フィリオ「足腰のトレーニングに、サイクリングは最適だからね」
ヴィレアム「通りで、妙に強いはずだよ」
フィリオ「わかったろう、ミナトくん。君は、いまの生き方を変える必要はないんだ。
 君は君のまま、アイドルオタクのまま強くなっていけばいいんだよ」
ミナト「フィリオ先生、あんがとうございます!
 俺、俺、もう迷わねぇよ!」
カル「わかっていたんだ! フィリオさんは、やはりすべてをわかった上で!」
ヴィレアム「騙されるなカル! 腕っ節が異常に強いアイドルオタクっていう、
 世にも恐ろしい生き物が産み出されようとしてるからな、いま!」
レタス「とりあえず、コンサート警備の方々に迷惑でしてよ」

ゼラド「ねぇ、ミナトくん。ルナちゃんたち、見なかった?」
ミナト「なんだよ、また迷子かよ。そのへんでマキネの親戚でもうろついてるんじゃないのか?」
カル「我々は、オキナワ入りしてから誰とも会っていませんよ」
ゼラド「う〜ん、ねぇ、なにか気付いたことってない?」
ミナト「そんなこといわれてもなぁ。
 あ、そうだ、ヴィレアム、お前やっぱ格闘向いてねぇよ」
ヴィレアム「そんな指摘はいらないよ!」

49 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 03:04:58 ID:RtetZVMX
ハザリア「やれやれ、キジムナーの正体見たり枯れ尾花といはいったものだ」
ゼラド「う〜ん、なんだろ。なんか、引っかかってるんだよね」
ハザリア「またか。いったい、なんだというのだ」
ゼラド「うん、さっきの怪談なんだけど」
ハザリア「セミだかなんだかに埋められた少年というのは、
 風葬が廃れたあとに、なにかがねじ曲がって伝わったのだろう。
 旧日本兵の亡霊は、オキナワカラテの修行者たちだった。
 この上、なんの疑問がある?」
ゼラド「あ、そうだ。ねぇ、風葬って、風にさらすんだよね?」
ハザリア「まぁ風葬というくらいだからな」
ゼラド「じゃあさ、あんなジャングルの真ん中にドクロが落ちてるのって、おかしくない?」
ハザリア「だから、どこからか転がってきたのだろう?
 風通しのよい洞窟や崖などから」
ゼラド「そうだよ! どこかに洞窟があるんだよ!」

 【洞窟の先】
ゼラド「やっぱり! 向こうに通り抜けられる!」
レタス「花の香り。向こうは、花畑かなにかのようでしてね」
ユウカ「あんまクールな趣味じゃないんじゃない?
 花畑にいる2人を邪魔するみたいで」
ヴィレアム「そそそ、そんな邪魔なんてそんなむしろ祝福っていうか
 あいつひとりだけ上手くなんて許せな、あ、いやおめでとうっていってやればいいんだよ!」
ユウカ「なにいってんの、コイツ」
タカヤ「な、ヴィレアム。お前、帽子かぶらずに太陽の下歩いたか?」
ゼラド「小屋みたいのがある! 行ってみよう!」

 【洞窟の外】
???「ヒオウ! ロウガ!」
 バッ ザッ

ゼラド「ひゃうん!」
ヴィレアム「大丈夫か、ゼラド!」
ハザリア「鳥と、イヌ? いや、オオカミか!」
ミナト「うかーさぬ!」
タカヤ「ミナト、なんで沖縄弁を使いこなしているんだ!」

???「探しているのは冴え渡るほど燃え上がる想い。
 湖水の青に身を浸し、バンプレスト一地味でバンプレスト一目立ちたがり屋な望霊。
 湖水オンナ、降臨」

ゼラド「アクア先生だ」
ヴィレアム「アクア先生だ」
ミナト「アクア先生だな」
タカヤ「ほんとだアクア先生だ」
カル「間違いなくアクア先生です」
マリ「そんな格好してると、ムシに食われますよ」
マーズ「タカベアイってせんせー役やってたけど、
 『紅蓮女』やってたときは19歳だかんね」
ハザリア「だから、2クールほどズレていると」
ユウカ「誰?」
レタス「あなたは知らないとおかしいのではなくて!?」

50 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 03:06:37 ID:RtetZVMX
アクア「あぁ・・・・・・、一瞬でバレちゃった」
ゼラド「アクア先生、なんでオキナワにいるんですか?」
アクア「その、友人の結婚式に呼ばれて」
ゼラド「申し訳ありませんでした!」
ヴィレアム「ゼラドに悪気はないんです!」
ミナト「気を落とさないでください!」
タカヤ「いつか、ご縁がありますよ!」
マーズ「うっすらタカベアイに見えねーこともねーよ!」
アクア「口々に慰めてくれなくていいから!
 平気だから! 素敵なビーチウェディングだったから!」

アクア「追い返せるようなら追い返そうと思ったけれど、
 ここまで来たなら仕方がないわね。
 着いてらっしゃい。マクレディくんも、あなたたちを心配させたいわけじゃないでしょう」
ゼラド「ルナちゃんたちを知ってるんですか!?」
アクア「こちらの基地には、学生時代の友人が何人か働いているのよ。
 それで挨拶に行ったら、ティクヴァーさんたちに会って」
ハザリア「そのうちの何割が既婚なのだろうな」
マリ「バカッ! 滅多なこというな!」
アクア「・・・・・・気を遣わなくていいから」
マーズ「なーんだ、このトリとオオカミ、ロボじゃん。
 あっ、なんだよー、やーんやーん、突っつかないでー」
タカヤ「イタズラするからだよ」
アクア「ヒオウ、ロウガ、いらっしゃい」
ゼラド「あれ、先生のペットですか?」
アクア「ええ、そんなようなものよ。あとユウカさん、あなた夏休み補習がありますから」
ユウカ「どうにもならない」
アクア「どうにもならないというわけにはいかないから」

 【小屋】
ゼラド「これ、先生の別荘かなにかですか?」
アクア「いいえ。友人の中に、オキナワの古い家の出の子がいてね。
 ここは、その子の持ち物よ」
マーズ「そのひとさー、ピンクの髪で、目ン玉金ピカなんじゃねーの?」
アクア「昔は、学校帰りによくそのへんのサトウキビをかじっていたそうよ」

 バタン
ゼラド「ルナちゃん!」
キャクトラ「シッ、姫さまが目を覚ましてしまいます!」

51 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 03:08:01 ID:RtetZVMX
ルナ「すー、すー」
レタス「眠ってる、んですの?」
ユウカ「そんだけ?」
ヴィレアム「まままま、まさかキャクトラお前俺を差し置いて本懐を遂げるというかなんというか」
タカヤ「ヴィレアム、お前ほんとちょっとヘンだぞ」
キャクトラ「いいわけはしません」
ヴィレアム「しないのか! ちょっとして欲しかった!」
ハザリア「ほぅ。こら、キャクトラ。
 貴様、こうなったからには、覚悟はできているのだろうな。ええ?」
キャクトラ「すべて承知の上」
ヴィレアム「やややややっぱり! お前なんだよチクショウこの野郎!
 あぁっ、なんてことだ! 俺はなんていやしい人間なんだ!
 友の幸せを素直に祝ってやることが出来ないなんてこんびゃぐぢゃっ!」
タカヤ「なぁ、ちょっと深呼吸してみようか」
キャクトラ「ご公務に穴があいてしまわれることは重々承知!
 しかしながらここ最近の姫さまはご多忙を極めておられました!
 明らかにお疲れのご様子だというのに、この方は決してつらいともくるしいとも口にしません。
 そういう方なのです。
 しかし、これ以上は姫さまの健康に関わると思い、このキャクトラッ!」
ヴィレアム「は?」
アクア「基地でたまたまマクレディくんに会って、頼まれたのよ。
 ティクヴァーさんも、本当に休養が必要な様子だったから、この場所を教えて」
ハザリア「バカめが。公務など、看板さえぶら下げておれば犬猫でも務まるものだろうが。
 それを、妙に張り切るからおかしなことになる」
キャクトラ「そもそもハザリアさまが夏休み早々失踪などなさるから、
 姫さまのご負担が増したのであり!」
ハザリア「なんだ、俺か、俺のせいになるのか」
キャクトラ「責任の一端はあります!」
ハザリア「あぁ、わかったわかった。そろそろ旅費も尽きた。
 たまにはペンタゴナの貴族でもからかうとするか。
 おい、いっておくがな、俺は地位に脳ミソが伴っていない手合いは犬猫以下と見なしておるからな。
 ろくなことはいわんぞ」
マリ「あぁ、もう、しょうがないな、こいつ」

52 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 03:09:02 ID:RtetZVMX
 【翌朝 民宿】
ゼラド「結局、わたしのしたことってなんだったんだろ。
 勝手に騒いで、ルナちゃんが休んでるとこ邪魔して」
ヴィレアム「ゼラドは悪くないよ。キャクトラだってさ、前もって連絡するべきだったんだ」

レタス「あ、ねぇ。マリさんを見かけなくて?」
ゼラド「え、いないの?」
タカヤ「ハザリアも、朝から見かけないんだけど」
ミナト「おいおい、なんだよ。また迷子かよ」
ヴィレアム「あいつ、早速逃げ出したんじゃないだろうな」
ゼラド「あっ、ねぇ、あれ!」

 ざざーん
マリ「・・・・・・水・・・・・・風呂・・・・・・布団・・・・・・食べ物・・・・・・」ヨロヨロ
ハザリア「・・・・・・真空管ラジオ・・・・・・潜水艦・・・・・・ウラン・・・・・・」ヨロヨロ
マリ「・・・・・・黙れ」

ゼラド「マリちゃん! ハザリアくん! なんでまた流れついちゃってるの!?」
マリ「・・・・・・また?」
ヴィレアム「お前たち、昨日、あのあとどこ行ってたんだよ!?」
ハザリア「・・・・・・昨日? あぁ、昨日は、どこを見ても海、海、海だった」
マリ「たまに花畑が見えた。あと、エツィーラとアタッドがもの凄い笑顔で手招きしてた」
ヴィレアム「なにいってるんだ?」
ハザリア「やはり、ロマノフ王朝のお宝に手を付けようとしたのがまずかったな。
 原潜に拉致され、あやうくカニ味噌と一緒に海に捨てられるところだった」
マリ「命からがら逃げてきたけど、水も食料もないしボートは波かぶってひっくり返るし」
ハザリア「途中、ちょっと幽体離脱していたような気がする」
マリ「5秒に1回、カルネアデスの板って言葉を思い出したよ」

ゼラド「えっ、じゃぁ」
ヴィレアム「昨日俺たちと一緒にいたのって」

 ざあぁぁぁぁぁぁー

ヴィレアム「あっ」
ゼラド「南風が」




53 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 03:24:16 ID:RtetZVMX
 まだ気温の上がりきらない、オキナワの午前中だった。
 湿度の低い空気が肌に心地よい風を運んでいた。
 ゼラド・バランガは267個目のサーターアンダギーを口に入れ、ため息をついた。いつ
もより、かなりペースが遅い。
「わたしって、お節介焼きなのかなぁ」
 細いシルエットの上にうっすらと脂肪を乗せた、まろやかな曲線を持つ肉体だった。ス
カイブルーの色をしたセパレーツタイプの水着は、去年に買ったものだろう。サイズが若
干合っていない。トップスの端から、もちもちとした柔肌が人差し指一本分ほどはみ出し
ている。胸もとにうっすらと浮かぶ静脈の青さが、そのまま彼女の性質を物語っているよ
うであった。
「そんなことはない。ゼラドに気にかけてもらえるのは、うれしいことだ」
 ルナ・ティクヴァーの肌の白さは、ゼラド・バランガとは別種のものだった。白磁を思
わせるほど精密で、見る者に緊張感すら覚えさせる。細い手足とは不釣り合いに大きな乳
房を備え、腰回りにスカート状のフリルが付いたワンピースタイプの水着を着ている。あ
まりにも危ういバランスの上に成り立つその外見からは、彼女の深奥に潜む幼児性がにじ
み出ているようであった。
「なんでお前、さっきから妙に事細かにゼラドとルナのカッコを描写してるんだ?」
 ミミガーの脂でテラテラと光る唇が、ついと尖る。
 マリ・コバヤシは、明らかに旅先で調達したものとわかるジャケットとショートパンツ
という格好だった。この砂浜では、いかにも浮いて見える。こじんまりとした肉体を、ご
わごわした粗い生地の中に居心地悪そうに納めていた。剥き出しの両足は肉付きに乏しく、
どこかぎこちない曲線を描いて膝小僧で結実していた。小さく丸く、いかにも頼りなさげ
な膝小僧であったが、丸くかたちのよい皿を備えている。うっすらと肌が変色した下部にあ
るわずかな窪みが、まさにこの膝小僧の存在そのものを物語っているのであった。
「なにが『であった』だよ! 執拗にわたしの膝小僧を描写するのやめろ!
 わたしの膝小僧でなにが結実してるっていうんだ!」
 少し離れた砂浜の上で、女が2名、並んいた。ただし、お互い背中を向けている。
「ね、ユウカさん、日焼け止めを塗ってくださらなくて?」
 ビーチパラソルの下から、白い手がビンを持ってついと突き出す。
「あんたがサンオイル塗ってくれたらね」
「あなた、それ以上焼いてどうするおつもり?」
「あんたも、少し焼いた方がいいんじゃない?」
 ユウカ・ジェグナンは褐色の背中を惜しげもなく太陽光線にさらして、うつ伏せに寝そ
べっていた。弾力のある双丘は胴体と砂浜に押しつぶされてもなお存在を主張している。
誇らしさすらうかがわせてツンと盛り上がった尻の頂上では、ブラックのホルタービキニ
を縁取るチェーンとこびり付いた砂が、眩いばかりの黄金に輝いていた。ブラウンとゴー
ルドのコントラストが、無言の甘やかさを醸し出している。
「仲良くしようよ、ふたりとも」
「うっざ」
「具体的になにかするというのでないなら、口をはさまないでくださらなくて?」
 タカヤ・ナンブは、決して屈強な体格をしているわけではない。しかし、その瑞々しく
張りのある素肌は不思議なエネルギーに満ちあふれていた。東洋系の少年にのみ所有を許
された細い骨格としなやかな筋肉ときめ細かい皮膚とが精緻に組み上げられている。きゅ
っと絞まった太腿は新鮮な果物にも似て、しかしその奥底では41.2Mそこのけの怪物が、
いまも虎視眈々と息をひそめているのであった。
「ひそめてないよ!」
「わたくしをガン無視してタカヤさんを描写とは、どういう了見なのでして!」
「だから、なにやってるんだよ、お前は!」
 夏休みの絵日記に決まっている。

54 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 08:22:18 ID:bg2w6kG7
やれやれ、毎度GJだぜ。

しかしこいつら、今度はどこの次元に滑り込んだ?
『沖縄』の小笠原だと?

55 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 09:07:48 ID:IlKAK641
その絵日記売ってくれないか

とアの字が申しております

56 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 09:44:54 ID:G90YQtAo
小笠原は都内だっけwwww何にせよGJ!

57 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 10:53:09 ID:Dy+Sw9nw
相も変わらずGJ!!
しかし、アクア先生、ペットを飼うとなおさら婚期をのg

58 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 11:10:01 ID:W/Rq3dLC
GJ! 出来れば最後の絵日記でレタスの描写が欲しかった

59 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 14:57:12 ID:h0NR/JNa
取合えず、ミナトが優遇され始めてることに気付いた

60 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 20:17:57 ID:DRM46PwX
人差し指一本分のハミ乳ゼラド!
白磁の美肌ルナ!
結実する膝小僧のマリ!
弾力あるガングロのユウカ!
弾ける太もものタカヤ!


ビーチパラソルの下にレタス(濡れないように)

釈然としないよレタス


今日も夏期講習だリトゥ

61 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 21:16:38 ID:e0k5lWTB
ヴィレアムよ、最初にビーチバレーに誘ったのは天然にジャンプしてぶるんぶるん揺れる物が見たかったのだろう?
お前自重しないとそろそろミナトにキャラを食われるぞ
もはや映りもしないNO BUSTとその彼氏みたいになるぞ!?

62 :それも名無しだ:2008/08/01(金) 03:34:11 ID:tcKfIpb2
ゼラド「ルナちゃん、トース!」
マーズ「たゆんっ、たゆゆんっ!」

ルナ「アタック!」
マーズ「ふゆっ、ふゆゆんっ!」

ユウカ「あー、オーライオーライ」
マーズ「ぷるんっ!」

レタス「やる気を出してくださらなくて!?」
マーズ「ふるるんっ!」

ゼラド「ゴメン、マーズくん。ヘンなかけ声やめてくれる?」
マーズ「あのねっ、あのねっ、
 ゼラドちゃんは、アリアおばちゃんに似てると思う!」
ゼラド「え? そうなの?」

タカヤ「アリアさんて、さっき『銀狼怪奇ファイル』引き取りに来たひとだろ?
 あの、目つきが悪い」
ヴィレアム「ゼラドと似たとこなんかなかったと思うけどな」
マーズ「おっぱい揺れるもん! ちょー揺れるもん!」
ゼラド「そういうとこ?」
ミナト「なにいってんだ、お前は。
 おっぱいは揺れるだろ。揺れるもんだろ。揺れないおっぱいに価値なんかないだろ」
マリ「あっ、しまった。味方がいない」
レタス「わたくしのお母さまは、そこらへん慎ましやかでしてよ」
ユウカ「ノーコメント」
ルナ「わたしは、どうともいえんな」
ゼラド「えっ、ひょっとして、わたしの胸、変わってるのかな、おかしいのかな?」

ヴィレアム「おかしくなんかないさ! ゼラドだって、好きで揺らしてるわけじゃないだろ!?」
ミナト「女性パイロットが乳揺らすのは義務みたいなもんだ!」
ヴィレアム「そうだよ、うちの母さんなんか、毎回毎回無理矢理揺らしてるよ!」
ミナト「やっぱ無理矢理だったんだ! 無理矢理くさいもんな、あれ!」
ヴィレアム「たまにピアノ線で吊ってるよ!」
ゼラド「でもわたし、ピアノ線で吊ってるわけじゃないし」
ハザリア「では、吊ろうか」
マリ「なにいってるんだお前は」

マーズ「でも、うちのミヒロおばちゃんもアカネおばちゃんも、おっぱいなんか揺れねーよ」
ヴィレアム「それはな、うちの町的にはレアケースなんだよ」
マーズ「シホミおばちゃんはおっぱいあるけど、背中向けるよ?」
ミナト「それはな、お前の叔母さん、ドSなんだよ」

63 :それも名無しだ:2008/08/01(金) 09:49:41 ID:2sbjN6+r
ヴィレアム、後ろにアーディガン一家がドス黒い笑顔で立ってるぞ!!

64 :それも名無しだ:2008/08/01(金) 13:19:45 ID:6mWaLnuV
最強のボインちゃんはヴァルシオーネだと思います

65 :それも名無しだ:2008/08/01(金) 14:10:46 ID:tuteNo24
まて、アカネさんはよーくみると地味に揺れてるんだぞ、ぷるんって。

66 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 13:57:44 ID:MnsPPVpJ
やはりこの時期、3年生は大学受験で殺気立ってるのだろうか?

67 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 17:34:25 ID:LzvfJidV
困るのはスレイチェル位じゃないかな
ゼフィアやレモンは博士を目指せる位だし
店やファッションにかまけて成績落としてそうだwww

68 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 17:43:13 ID:6e/HwHqK
スレイチェルも天才持ちだしなァ

そもそも人格以外はハイスペックなOG学園の連中が普通の大学入試に苦労するとは思えない

69 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 17:47:51 ID:SQr0PyUS
何ともいえない大人になっている時空の話とかあったよな

70 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 20:02:35 ID:gAk90M2q
ゼラドも勉強苦手みたいだがまわりができすぎなだけで全国模試じゃむしろ上位なのかもしれない

71 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 20:34:16 ID:6e/HwHqK
今回は頑張った!と喜んでるゼラド
今回は出来が悪いと落ち込んでるルナ
ただし成績自体はルナ>ゼラド
どう評価すべきか困る久保

72 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 22:16:57 ID:LzvfJidV
久保なら考えずに二人とも褒めそうだ
ゼラドには「何時もより頑張ったな」と言い、ルナには「忙しいのに努力してるな 偉いぞ」とか

73 :それも名無しだ:2008/08/02(土) 22:57:48 ID:ywLBM1pw
>>71
それなんて柊家?

74 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 01:29:34 ID:6O3sHSK4
ゼラドならゼオラが「まだまだ頑張りが足りないわ!一夜漬けなんて認めません!」とか言いそうだけど
ルナの場合辛口評価してくれる人がいなさそうだよな

アルマナ『・・・・・・・』
ルナ「申し訳ありません・・・生徒会の活動に時間をとられて・・・」
アルマナ『言い訳を聞くつもりはありません』
ルナ「・・・!」
アルマナ『あなたはバルマーと地球の橋渡しになるべく学を修めると私に言い、そちらに向かったのです。そのような事であなたの目的を果たせるつもりですか?』
ルナ「次は今まで以上に努力します!決して失望はさせません!」
アルマナ『その言葉は結果を出した後に聞きましょう。報告はそれだけですか?』
ルナ「・・・はい」
アルマナ『では私は公務に戻ります。今の言葉、くれぐれも忘れないように』
ルナ「はい!」


ラン「はぁ・・さすがアルマナ陛下・・・厳しいわぁ」
ハザリア「ふん!優等生ぶりおって!たかが模擬試験の成績如きで一喜一憂すると!」
キャクトラ「まるっきり気にしないのもどうかと思いますが・・・」
ラン「坊、ルリア様から伝言あったよ?」
ハザリア「母上から・・・なになに「成績低下のペナルティとして今月は必要最低限の生活費しか仕送りしません。ハザル様にはナッキーパンチ付きで言い聞かせたので援助は期待しないように」・・・バ、バカな!?」
ルル「まあお兄様w心配はございません、こんなことになるだろうと思いお兄様の部屋に散らかってるゴミもとコレクションを下取りに出しておきましたw当分これで何とかなりますねw」
ハザリア「ちょwwwおまwwww」


バルマー本星
アルマナ「あああごめんね!ごめんねルナ!ひどいお母さんだと思わないでー!(ごろごろ)」
ルリア「公務にもどります、とか仰っていたでしょう?仕事をしてください」
アルマナ「ルナ!お母さんも頑張るからね!」

エペソ「姫様、なんとおいたわしい・・・」
サルデス「ここは姫様のご負担を少しでも軽くするため!」
ヒラデルヒア「我らエールを送りに地球まで!」
ルリア「仕事しなさい」


バルマー寮
ハザリア「なんということだ!先立つものがなくては俺の優雅な夏休みプランが実行できんではないか!」
キャクトラ「バイトでもなされたらどうですか?」
ルル「私も竜巻亭などでウエイトレスでもしようかと」
ラン「ウチもバイト頑張るよw今年はエアコン買いたいしな」
ハザリア「ぬうう!高貴な俺が汗水たらして働くなどあり得ん!」
キャクトラ「・・・・?姫様?」
ルナ「(・・・頑張ろう!)」

75 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 02:34:31 ID:St3JsuA5
人間、どうしても向いてないものがある
ハザリアに労働はそれだ

76 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 10:55:07 ID:Ic5j50y4
>>74
アルマナ様やっぱり親バカw

ルナは叱られるとかえって燃えるタイプか

77 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 14:48:06 ID:B51Vro4+
ゼオラは確実に教育ママだろうな。
あとアオラはいつも遊んでいても、テストでは要領よく中の上ぐらいの成績はキープしていると思う。

78 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 14:53:19 ID:fn50MhdO
1年生の成績はこんな感じかな

ルル≧真龍>ラッシュ>アオラ

ルルは、学年1位な気がしてならない

79 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 19:13:49 ID:Ic5j50y4
ルルはニヤニヤしながら答案書いて高得点とってそうだ…

80 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 20:39:59 ID:dTfR+mSS
そうかな
むしろルルもハザリアも悪知恵や企みの時は頭の回転は良さそうだが、成績はダメダメな気が……
基本的に気が向かない事はしない兄妹だし

81 :それも名無しだ:2008/08/04(月) 01:51:02 ID:RiuARDfZ
ルルは出来るんじゃないかな。勉強できればアオラにも教えてやれるし
むしろそのために勉強してそうな

82 :それも名無しだ:2008/08/04(月) 11:17:14 ID:vLNXiYVZ
そういえばなんでルルってアオラが好きなんだっけ?
初めて会った同年代の異性ってことで刷り込み的なものか?
小さい頃は病弱で寝てたとか言ってたし

83 :それも名無しだ:2008/08/04(月) 12:51:39 ID:i4Al6bdM
最初に真龍が出てきたときは真龍とフラグ立ちかけてたけどな
いつのまにかルルがアオラLOVEになってソレが定着したな

84 :それも名無しだ:2008/08/04(月) 19:43:42 ID:NgMOWy/n
アオラのほっぺたをプにってたら、それがやめられなくなったと予想

85 :それも名無しだ:2008/08/04(月) 20:38:56 ID:PLmA7aTz
ルル「今の時期だと熱でとろりとした質感ですわ。
   これにアイスなどの氷菓子を与えて固くして柔らかくなり始めた感触
   といえばく〜」

86 :それも名無しだ:2008/08/04(月) 23:14:18 ID:aMjVLIn7
ルル「ぐへへぇ〜・・・アオラさまぁ〜じゅるりっ」
真龍「ま〜た気持ちよさそうに涎垂らして寝てる・・・」

ラッシュ「う〜」
アオラ「む〜」
『せーのっ!』どん
アオラ「負けたぁ!?」
ラッシュ「・・・まさか二教科除いて赤点かよ・・・」
アオラ「ずっと同人誌にかかりっきりだったしなぁ〜」

ルナ「うむ・・・やはり生徒会長として彼らの活動を停止せねば」
ラミア「そうは問屋がおろさんのでござる」
ルナ「うわっ、先生?」
ラミア「彼らの売上の一部は学校運営に回している。やめさせるわけにはいかないのですってよ」
ルナ「・・・」

87 :それも名無しだ:2008/08/05(火) 11:20:04 ID:eRpYegV9
マリ「ちょっと思ったんだが」
リトゥ「?」
マリ「ルナは留学当初は浮いててまともに友達もいなかったが、今ではゼラド中心にかなり友好関係は広いな」
リトゥ「そういえば最近同年代にはほとんど丁寧語使ってないよね」
マリ「同年代に丁寧語なんて相手を警戒してる証拠みたいなものだしな」

ユウカ「ハイ、お姫様」
ルナ「すみませんが生徒会の仕事がありまして、また後ほど…失礼します」
ユウカ「………グスッ」

マリ「ルルも中等部ではかなり有名人らしい」
リトゥ「まあ嗜虐的変態性癖の持ち主だけど基本的には誰にでも親切な子だしね」
ハザリア「さっきから何をゴソゴソやっている貴様ら」
マリ「いやお前って同性の友達いるのかなと」
ハザリア「!?」

88 :それも名無しだ:2008/08/05(火) 12:59:24 ID:bDq+mxzU
ヴィレアムは・・・・友達っていうより仲間みたいな・・・

89 :それも名無しだ:2008/08/05(火) 16:15:48 ID:EwEUHLRx
でも何となくハザリアはどこか抜けてるヴィレアムを好ましく思ってるよね
キャクトラは若干ヨソヨソしい感じだし、シュウヤは頭回るタイプだけど反りが合わない、ミナト、アークに至ってはロクでもない所だけ目について相手にしたくない、ってのがハザリアの本音だろうな
ゼフィアは小うるさいし、同学年では無いから『友達』では無いだろうし
スレイチェルは変な生物程度だろうしな

ハザリア「と、いう訳だ。光栄に思うが良いぞ!」
ヴィレアム「……何だかなぁ%

90 :それも名無しだ:2008/08/05(火) 19:40:18 ID:kU8ferVK
真龍「というわけでヴィレ×ハザ本を」
ルル「いえ、ヴィレ×キャク本をオススメですわ」

レイナ「元気ね〜あの子たちは」
クリハ「わたしはちょっと・・・」
アイミ「・・・いいかも」
レイナ「え゛っ?」

91 :それも名無しだ:2008/08/05(火) 23:08:15 ID:eRpYegV9
ダメ男二人がダメすぎるせいでアイミが最近変だぞ

ゼラド「はぁ……(ジト目)」
カル「な、なんですか?」
ミナト「ジト目も可愛い…なんて思ってないからな!いやほんとだって!」
カル「なんで必死なんだ!!」
ゼラド「…やれやれだぜ」

92 :それも名無しだ:2008/08/06(水) 00:01:06 ID:jHPrPX04
ミナトとカルの不甲斐なさにゼラドが承太郎化しちゃったぁ!!!(ガビーン)

93 :それも名無しだ:2008/08/06(水) 00:51:31 ID:dUpRJCt/
アルマナ「こんなに積極的にアプローチしているのにことごとくスルー・・・」
ディストラ「こんなに誘っているのにいまだGSでの洗車止まり・・・」
ルナ「ゼラド!お前の意見を聞こうッ!」
ゼラド「アルマナさんは押しの一手、ディストラお姉ちゃんは誘い受け、そして、私達は臨機応変・・・
…つまり、ハサミ討ちの形になるね」
四人 (ドドドドドドドドドドドドドド)


イングレッタ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄――ごめん、言ってみたかったの」
アストラ「まあ、否定はできませんが」

94 :それも名無しだ:2008/08/06(水) 03:44:41 ID:41ot3K7d
ルルとアオラって学校の廊下の曲がり角で運命的(?)な出会いをしたんじゃなかったっけ?

95 :それも名無しだ:2008/08/06(水) 12:10:51 ID:BpK/rO6s
アルマナ様はむしろアプローチ足りないだろw
中学生並みだ

96 :それも名無しだ:2008/08/06(水) 15:17:33 ID:9KNNMw50
アルマナ「ねぇクォヴレー、たまには・・・」ぬぎぬぎ
クォヴレー「まだ風呂は沸かしていないぞ」
アルマナ「( ゚□゚)」

ディストラ「ご主人さまぁ、たまには・・・」ぬぎぬぎ
クォヴレー「もうそんな時期か、たわしはどこだったか・・・」
ディストラ「( ゚▽゚)」


アルマナ「あぁ〜ん、どうやったら構ってもらえるのぉ〜」ポカポカ
ルリア「ああ姫様、おいたわしや」
アルマナ「ハザル!その足りない頭脳使って考えなさい!」
ハザル「なんと!?」

ディストラ「うぇ〜ん、ディス子のこと無視しちゃらめぇー」
クォヴレー「幼児退行?」
イングラム『このすけこまし』

97 :それも名無しだ:2008/08/06(水) 15:23:14 ID:jHPrPX04
>>96
イングラム、お前が言うな

98 :それも名無しだ:2008/08/06(水) 21:19:26 ID:BpK/rO6s
イングレッタ「……不潔」

99 :それも名無しだ:2008/08/07(木) 09:23:48 ID:1tqmoy0+
イングラム『誤解だグレちゃん!パパはお前のことを誰よりも愛してるんだー!!』(じたばた)
ディストラ「アヤさんは?」
イングラム『う……』

100 :それも名無しだ:2008/08/07(木) 09:50:55 ID:1xLAyidC
SHO的に考えるとクスハとレオナもだな

101 :それも名無しだ:2008/08/07(木) 19:28:33 ID:PpbFH+B0
ソウルイーターに出てくるエロ親父みたいなプリスケンだなw

102 :それも名無しだ:2008/08/07(木) 23:23:35 ID:1tqmoy0+
流れ仏陀切りだが
ルナが実はバルシェムの生き残り、というネタが出たのはは何スレ目くらいだっけ?

103 :それも名無しだ:2008/08/07(木) 23:26:21 ID:KhIEBnYk
何スレ目もなにも、ルナが最初に登場したときにそんな設定じゃなかったっけ?

104 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 00:15:47 ID:2nj8f2oK
あったなそういうネタ>はぐれバルシェム説
戦艦の残骸の中で見つかった破損したバルシェム幼体を修復してできたのがルナ、だったっけ?
本人が知ったらおかしくなりそうな設定だが

ゼラド「みんな知ってるよ?知らなかったのはルナちゃんだけ。あなたが廃棄品を繕って作られたお人形なんだって・・・」
ルナ「違う・・・私はルナ・ティクヴァーだ!レーシュ・バルシェムなんかじゃない!」

うん、嫌だなこんな黒いゼラド

105 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 00:30:35 ID:+0K6Hd4V
>>104
酷い精神攻撃だなオイ
怖いよゼラド

106 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 02:01:55 ID:4U4ysirl
アニメ漫画でよくある精神攻撃の話は燃える

107 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 03:20:20 ID:/gw1mpNF
チェンゲとか好きだ俺は

108 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 08:52:01 ID:25Zhv0E0
なんか設定が二転三転するスレだな・・・
ちゃんとアルマナ姫がお腹を痛めて産んだ子、という設定で俺は書いた、はず。ログ残ってないけど

109 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 09:07:35 ID:m8ktN3Zx
全ては平行世界

110 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 09:40:59 ID:OQ2Fc5DV
無限に広がる可能性

111 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 12:56:47 ID:dVZ3j5nB
>>108
それ後付けじゃなかったっけ?
あと最初は男っぽく書かれてたような

112 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 14:51:12 ID:7Nv6tcn5
そうそう んでサラシ巻いて、胸隠してた
しかも、クォヴレーやゼラドの事を憎んでたな
あの時代がかった喋りも後付けだった
最初はクォヴレーが自分に子供が居る事自体知らなかった為、存在すら知られてなかったもんな

113 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 15:13:16 ID:2nj8f2oK
懐いてたエペソたちの喋り方真似ようとして失敗気味なんだっけ>時代がかった喋り方

114 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 17:54:20 ID:bUi9dm6e
そんなん言い出したらキャクトラがアストラとなんかしてこしらえたキャクトラナガンてのがいたような気がするし

115 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 18:58:51 ID:osYhTYk2
いつもは因子が足りないから平行世界の扱い(=他の人に設定が引き継がれない)
でもたまに因子が揃っちゃって別の世界に合流しちゃう(=他の人に設定が引き継がれる)
つまり、ご近所タイムダイバーだっていつかはOG本編に出張できるかもしれない理論なんだよ

……だがアストラナガン、てめーは駄目だ




116 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 19:40:53 ID:bUi9dm6e
でもアストラがアヤとやらかして作ったアヤトラナガンていうのもほんのりいたかもしれないし、

そう思わせといて実はキャクトラがアヤとやらかしたアヤトラなのかもしんないし、



なんかもう、キャクトラはアヤエンドでいいよ

117 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 21:49:16 ID:7Nv6tcn5
それ、『代用品なんて要らないわよっ!!!』って泣きながらアヤに拒否されるぞ…
キャクトラ、世の中が嫌になって、放浪の旅に出てしまう

118 :それも名無しだ:2008/08/08(金) 21:56:14 ID:+0K6Hd4V
アヤに妙な真似したらグレちゃんに射殺されるぞw

119 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 00:08:44 ID:ZoSi8RNo
そういえば不思議とアヤに懐いてたというかなんというか…>イングレッタ

母親欲しいのかもなw

120 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:25:04 ID:/J0MPs+f
 ■■■
 自由業をやっていて困るのは、生活リズムが崩れることだ。
 今朝も、目が覚めたのはお昼近くなってからだった。
 しかも、自分で起きたわけじゃない。電話のベルがあんまりにも長く鳴り続けるからだ。
 わたしはベッドから這い出すと、雑誌やカップラーメンの容器が散らばってる床の上か
ら受話器を掘り出した。
「はい、こちらバランガ探偵局」

 ■■■
 指定されたコーヒーショップに行くと、マキネちゃんはもうスツールの上でフラッペの
ストローを咥えてた。
 わたしを見つけると、にかっと笑って手をひらひらさせる。
「うぃーす、久しぶりぃ」
 マキネちゃんは、濃紺色のパンツスーツ姿だった。就職活動中の女子大生みたいな格好
だけど、襟元では議員バッヂが光ってる。
「見たよ。こないだ、マキネちゃん映ってたよね」
「あ〜、いつのだかわかんないけど、野次ってたでしょ、あたし」
「うん。もの凄い野次ってた」
「それが仕事だからねぇ。あたし、野次飛ばし要員のプロレス議員枠だから」
「またぁ、そんなこといって」
 学校を出てからフラフラしていたマキネちゃんは、いまじゃ『ゾルダーク・チルドレン』
て呼ばれる若手議員のひとりだ。『孫なのにチルドレンて、意味わかんないよね』なんて
いって本人は笑ってる。
 なんでも、お祖父さんを訪ねてくるおじさんたちと盛り上がってるうちに、じゃ立候補
してみようかっていう流れになったらしい。『ノリで街頭演説してたら、なんか当選しちゃ
ったんだよね。七光りってスゴいよ、やっぱ』なんて本人はいうけれど、これでけっこう
若者からの支持は高い。
「どうよ、探偵業は」
 返事は、口より先にお腹がした。
 マキネちゃんが大声で笑いながら、わたしの背中をばんばん叩く。
「悪いけど、奢ってはあげらんないよ。あたしもさ、血税でご飯食べてる身だからね」
 探偵業の看板を揚げて2ヶ月。いまのところ、まともな依頼は1件もない。貯金でなん
とか食べ繋いでいるけれど、このままじゃ近いうちに限界がやってくる。
「そんなゼラドに、はい公共事業の申し込み」
 胸もとでカサリという音がした。輪ゴムで巻かれた紙幣が数枚、胸ポケットにねじこ
まれてた。
「これ」
「メモは取んないで。出来るだけ記録に残したくない」
 マキネちゃんが顔を寄せてくる。わずかに険のある目元は、ご両親よりもお祖父さんに
似てた。
 ビジネス街の真ん中にあるコーヒーショップだ。まわりの席は商談や雑談中のサラリー
マンで埋め尽くされてる。誰ひとりとして、わたしたちに注意を向けていない。
「そいつは手付け金。必要経費プラス日給はあとで払う。領収書は上様でお願い」
「どうしたの?」
「こいつね」
 また、胸もとでカサリと音がする。今度は写真のようだった。
「わたしの胸にいろいろ入れないでよ」
「いいじゃん、入るんだから」
「もう」

121 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:26:06 ID:/J0MPs+f
「その写真ね、あとで確認して。ここでは出さないで。
 建設大臣のお孫さん。歳は、たしか二十歳そこらだったと思う。
 あたしとおなじ、わっかりやすいダメ三世でさ」
「マキネちゃんはダメじゃないし、わかりやすくもないよ」
「それフォローになってんの?」
「このひとが、どうしたの?」
「自宅はこの町にあるんだけどね、もう一週間ばかし帰ってない」
「誘拐?」
「じゃ、ないと思う。いままでもちょいちょい家出騒ぎ起こしてる御仁だからね」
「そしたら、どういう」
「ちょっと、よくない噂があってさ、こういう」
 マキネちゃんは腕に注射を打つ仕草をした。
「そりゃぁ、あたしら万年野党だし、与党にケンカ売ってご飯食べてるけどさ。
 こういうスキャンダルは困るんだよねぇ。
 こっちだって計画建てて野次飛ばしてるわけでさ、
 急ごしらえで再編された内閣なんか、ぜったいろくでもないし」
「わかった。警察にはナイショなんだね」
「悪いね。汚れ仕事させちゃってさ」
「いいよ」
「じゃ、お願いね」
 マキネちゃんはスツールから立ち上がった。
「行くよ、ムラタ」
 テーブルの下で雌伏してたムラタさんが、のそりと這い出してきた。

 ■■■
 駅前交番の前では、制服姿のトウキくんが背筋をしゃんと伸ばして立っていた。
 わたしを見ると、ぴしりと敬礼をする。
「はっ、これは、ゼラド警部殿!」
「警部じゃないよ、もう」
「あ、そっか、辞めたんだっけ」
 わたしは、学校を卒業したあと警察に入った。そのままお巡りさんになるつもりだっ
たんだけど、警察学校に通っている間に妙なことになっちゃった。課題でレポートを書
いてたら、なぜか警察庁幹部たちの汚職を暴き出してしまったんだ。
 その年、警察は異例の人事異動の嵐に襲われて、発生源であるわたしは大いにマーク
されることになった。
 警察学校を卒業したわたしに与えられたのは、シンジュク署勤務の警部という辞令だ
った。栄転なんて呼べたものじゃない。警部っていうのは、会社でいえば課長か課長代
理クラスを務める階級なんだけど、わたしにそんな役職はなかった。単なるヒラ刑事だ。
つまり、ニホンエリアで一番忙しいシンジュク署で身体を壊すなりなんなりして、さっ
さと退職してくれっていうことだったんだと思う。せいぜい准キャリアだったわたしが
いきなり警部なんかになったのも、口止め料みたいなみたいなものだ。警部と巡査じゃ、
退職金の額がまったく違う。
「ま、しょうがねえよ。
 シンジュク署って、殺人的に忙しいんだろ? 身体壊す前に辞めて正解だって」
「べつに、そういうわけじゃ」
「俺なんかはしがない町のお巡りさんだけどさ、ちょっといまは仕事辞めるわけにはいかないんだよな。
 なにしろ、コレがコレもんでよ」
 トウキくんは、半年くらい前に結婚した。お腹を撫でながら笑う顔は、心底幸せそうだった。
「三ヶ月目だっけ、いま」
「たまに、動くんだぜ」

122 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:27:31 ID:/J0MPs+f
「うぉーい、ゼラドじゃん。久しぶりぃ」
 後ろからやって来たのはミナトくんだった。制服姿のトウキくんとはうって変わって、
アロハシャツにサンダル履きっていうラフな格好だった。
「おい、お前、まさかいま起きたんじゃないだろうな。
 まったく、いい加減まともな職に就けよ」
「おいおい、なにひとを無職みたいにいってくれてんだよ。
 ちゃんと働いてるよ。今日だって、午前4時まで原稿書いてたんだぜ?」
「あんなもん、お前、フリーターみたいなもんじゃないか」
「フリーターじゃねえよ、ライの2文字抜かすなよ。兄貴、ライさんに叱られるぞ」
「ライさんか。懐かしい名前だな」
「あぁ、いま、どこでなにをしてるやら、ライさん」
 トウキくんとミナトくんは、急に遠くを眺め始めた。ライさんとなにがあったのかな。
「あ、そうだゼラド。俺、今度本出すんだよ、本。
 ライムスターウタマロさんに帯書いてもらうんだぜ。マジ感激だぜ!」
「うん、おめでとう。よくわかんないけど、たぶんおめでとう」
「執筆の苦労ったらなかったぜ。
 元『太陽とシスコムーン』をフルメンバーそろえてインタビューすんのに、
 まさに東奔西走、聞くも涙語るも涙ってもんだよ」
「ミナト、その本、誰が読むんだ」
「な、なんならサイン本やろうか、サイン本。
 何冊かやるから、警察キャリアとかに宣伝してくれよ。
 そして新古書店に売り払うようなやつは逮捕してくれよ」
「悪いんだけど、わたしキャリアのひとに嫌われてたから」
「ミナト、はしゃぐのはわかるけど、あんまその本ばらまくな。
 どうせ、知り合いがご祝儀代わりに買うくらいに決まってんだから」
「そんなことねえよ、売れるよ! バカ売れだよ!
 全国の『太陽とシスコムーン』ファンが、買って買って買いあさって、
 今年のベストセラー決定だよ!」
「全国に何人いるんだよ。いまだに『太陽とシスコムーン』のファンやってるやつ」
 ミナトくんは、サブカル誌を中心に活躍するフリーライターだ。アイドルのコンサート
レポを書いたり、アイドルの新曲批評をしたり、アイドルの出生地に行って紀行文を書い
たり、なんだかいろいろやっている。相変わらずカノジョはいないけど、好きなことをや
ってるから楽しいみたいだ。
「で、なんか用か? 退職金でなんか奢ってくれんのか?」
「やっぱ警部って、退職金すげぇんだろ?」
「残ってないよ、退職金なんか」
「あ、そっか。ゼラドは、そうだよな」
 わたしは写真を何枚か出して、トウキくんたちに見せた。大臣のお孫さんを捜してる
ってことは警察にナイショだから、関係ない写真も混ぜてある。
「そっか、探偵やってたんだっけ、いま」
「うん。ちょっと素行調査頼まれちゃって」
「そのひとたちなんだけど、どこかで見かけなかった?」
「あ、こいつ」
 ひょいと、ミナトくんが写真を一枚取り上げた。大臣のお孫さんの写真だ。わたしは表
情が変わらないように注意した。
「駅前のパチンコ屋で並んでるの、見かけたことあるぜ?」
「あそこかぁ」
 トウキくんが警帽を目深にかぶりなおした。
「テンション下がるぜ、あそこ行くと」
 それで、どこのパチンコ屋なのか見当が付いた。

123 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:28:32 ID:/J0MPs+f
 ■■■
 警察時代に何回も出入りしたことがあるけれど、何度来ても好きになれない。
 大音響のユーロビートと、タバコの煙と、玉が跳ねる音、そして無言の人々。パチンコ
屋はそういうものであふれかえってた。
 真っ昼間から、このひとたちは普段なにをやって生活してるんだろう。そう思わせるよ
うなおじさんたちの中に、知ってる顔が混じってた。ねずみ色のスウェット上下という格
好で、伸ばしっぱなしの髪の毛はボサボサだった。濃い無精髭が、耳元からアゴにかけて
をびっしりと覆ってる。パチンコ台に向かう目は、悲しいくらい真剣だった。
「ゼフィア先輩、まだそんなことしてたんですか」
 ゼフィア先輩は返事もしない。
「いまからでも遅くありませんよ。予備校通いましょうよ、大学受け直しましょうよ。
 まだ取り戻せますよ、まだ」
「取り戻すものなど、なにもない」
「たくさんあると思いますよ、堅実な人生設計とか」
「いまの俺は、CR戦国乙女に賭けるのみ!」
「ゼフィアせんぱぁ〜い!」
 パチンコ台が電子音を止めた。当たり前のように、玉はまったく出ない。
「無念!」
 高校時代から進路のことで悩んでたゼフィア先輩は、浪人に浪人を重ねて、いつのころ
からかパチンコ屋に入り浸るようになっていた。高校時代、昔風紀委員をやっていた面影
は完全に消えてしまってる。
 こりずに紙幣を出そうとするゼフィア先輩の腕を、わたしははっしとつかんだ。
「止めるなバランガ。俺は、止まるわけにはいかんのだ」
「それはそれで止めるつもりなんですけど、あの、ちょっと別件で。
 ゼフィア先輩、この店、よく来るんですよね?」
「毎日開店から来ている」
「そこまで通い詰めてくれてなくてもいいんですけど、あの、ここのお客さんで」
「その前に、こっちの話、聞いてもらおうか」
 がしと、後ろから肩をつかまれた。

124 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:30:07 ID:/J0MPs+f
 ■■■
 店舗をひとつはさんだだけだっていうのに、パチンコ屋の裏は薄暗くて人通りがなかった。
「なんのイヤガラセのつもりか知らねぇが」
 わたしとゼフィア先輩のまわりを、男のひとたちが5人、よたよたと歩き回ってる。サ
イズが大きめのシャツにハーフパンツっていう、どこにでもいそうな格好をしてたけど、
三角に吊り上げた目が素性を語ってた。
「困るんだよ、毎日毎日来られちゃぁ」
「てめぇみてぇなコワモテがいちゃ、一般のお客さまが怖がるだろぉ?」
「ちったぁ他人さまの迷惑を考えろよ」
「そちらこそ!」
 なぶるような口調を投げてくる男たちに、ゼフィア先輩は一歩も退かない。
「毎日毎日あんなに設定を厳しくして、
 いったい俺がどれだけこの店に通い詰めていると思っているのだ!」
「通うな、っつうとるんじゃ」
 蹴りがゼフィア先輩をかすめて壁に当たった。
「そんなツラしてよ、ビビるとでも思ってんのか」
「いまどき、そんなヤクザみてぇなカッコしたヤクザがいると思ってんのか?」
「どこのVシネマニアだ、てめぇ」
 なにしろ、最近は暴対法が厳しい。名刺を渡したら恐喝罪だとか、パンチパーマが3
つ並んでたら引っ張れるとか、都市伝説みたいなことが公然と行われてる。極端な話、
顔が怖くてヤクザっぽかったら、もうそれだけで逮捕できてしまう。
 そんなだから、最近のヤクザはヤクザみたいな格好なんかしてない。けっこう、ファ
ンシーなアニマルプリントのトレーナーなんか着てることが多い。
「コワモテで騙せるのはシロウトさんだけだぜ?」
「うちらのシマじゃ通用しねえ」
 せせら笑う男の人たちに対して、ゼフィア先輩の顔が次第次第に険しくなっていく。
 まずい。いくら長すぎる浪人生活を送ってるっていっても、ゼフィア先輩は全国区の
剣道選手だ。チンピラたちなんか相手にならない。
 でも、ここで騒ぎを起こさせるわけにはいかない。
「ヘイヘイヘーイ、どこのドイツだ、勝手なことゆってんのはよ」
 突然、男の人にしては高めな声が横から割り込んできた。
「ドコがダレのシマだって、あー?」
 コツコツと、杖をつく音が聞こえる。
「てめぇか」
「おれのナワバリだぞ。くだんねぇ騒ぎ起こしてんじゃねぇよ。
 食っちまうぞ、てめぇら」
「すっこんでろ、ガキの出る幕じゃねぇ」
「おいおい、サミシーことゆうなよ。ご近所さんのよしみで、助けてやろうってのにさ」
「なんだ?」
「デコスケだよ、そこのお姉さん」
 ポンポンと、男の子は指で輪っかを作っておでこに当てる。デコスケっていうのは、
警察官を指す隠語だ。
「シンジュクゼラド、うんにゃ、ホオジロザメだっけ?
 ま、どっちでもいいや。知ってんだろ」
 男の人たちが、さっと顔色を変えて去っていく。

125 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:31:26 ID:/J0MPs+f
 ■■■
 ビジネスロボのマーズくんと会うのは、本当に久しぶりだった。なにしろ、地球の裏側
から宇宙までぴょんぴょんと移動する子だ。会わないとなると、本当に会う機会がない。
 ずいぶん外見が変わっていた。背丈が伸びて、薄茶色の髪の毛をふさふさと揺らしてる。
赤いジャケットを羽織って、2本の脚を色落ちしたジーンズでくるんでいた。杖をついて
歩いてる以外は、16、7歳の男の子とまったく変わらない。
「マーズくん、怪我でもしてるの?」
「あ〜、ちょっと待って」
 前に事務所を構えてた雑居ビルより、少しだけ新しくて大きめのビルだった。
 事務所に入ると、マーズくんはシャツの裾をまくり上げて腰のあたりにもぞもぞと手を
まわした。ばちんばちんと金具が外れるような音をさせたかと思うと、ぴょんとジャンプ
する。上半身だけで。
 巨大食虫花に似た機械の上に着地すると、マーズくんはようやく人心地ついたというふ
うにソファにもたれかかった。脚が8本もあるものだから、ものすごくやりづらそうだ。
「増えてるね、脚」
「やー、やっぱね、イタズラに頭身上げるもんじゃねぇよ。
 バランスが取りづれぇのなんのって。頑丈な2本脚はやっぱたけぇしさ。
 そんで、おうちン中じゃもっぱらコレさ」
 8本脚でわさわさと移動して、マーズくんはついさっきまで使ってた二本脚の下半身と
杖を丁寧に壁に立てかけた。どうやら、あれは「お出かけ用」らしい。
「聞いたよ、マッポやめて、いまは探偵さんなんだって?
 そんなら、仲良くできると思うよ」
 マーズくんのルーツがあるトレイラーっていうのは、もともとアンダーグラウンド寄り
の存在だ。そのせいなのかどうなのか、マーズくんは国家権力っていうものがあんまり好
きじゃないらしい。警察時代に会う機会がなかったのは、ひょっとしたら避けられてたの
かもしれない。
「なんなら、どうよ、お嫁に来る?」
「もう、なに、色気づいちゃって」
「ちょっとおっぱい触っていい?」
「だぁめ!」
 わたしは大臣のお孫さんの写真をマーズくんに突き付けた。
「このひと、捜してるんだけど」
「んーっと、どっかで見たカオだね」
「ミナトくんは、パチンコ屋さんで見かけたっていってたけど」
「うんにゃ、肉眼で見た記憶じゃねぇな」
「肉眼ていうの? マーズくんの場合」
「細けぇこたぁ、いいじゃねぇの」
 マーズくんは大きな目をくるくるとまわすと、突然んべっと口を開けた。喉の奥から光
が放たれて、ベージュ色の壁に映像が映し出される。相変わらず、ヘンな機能ばっかり付
けてるみたい。

126 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:32:36 ID:/J0MPs+f
「あー、こぇぁこぇぁ」
「お行儀悪いよ、口あけたまま喋ったら」
「あぇ、あぇ」
 マーズくんが指差した先では、女の子がやけに神妙な顔をしてなにか喋ってた。高校時
代、演劇部に所属してたマリちゃんていう子だ。バックにはたくさんの通行人がいて、そ
の中に、ほんの2、3秒だ。大臣のお孫さんが混じってた。携帯電話を手の中でくるくると
まわしながら通り過ぎてく、それだけの登場だった。
 これは、わたしも知ってる映像だった。演劇部の部長だったハザリアくんが撮った、イ
ンディーズ映画の一場面だ。
「ありがとう。お礼は今度また」
「ねぇ、ゼラドちゃん」
 背中越しに声をかけられた。
「シンジュクでのこたぁ、だいたい聞いてるよ。
 マッポは、ゼラドちゃんにずいぶんなことをしたじゃねぇの。
 ま、それ自体はべつにいいし、しょうがねぇよ。
 あれはあれで、秩序を守るためなんだからさ。
 オマワリだってそのへんわかってっから、たいがい上手いことやってんじゃねぇの。
 そうでしょ、ねぇ」
 退職した警官が裕福な暮らしをしてるっていうケースは、けっこう多い。なにしろ警
察っていうのは再就職先が豊富だ。中には警備会社っていう名目でヤクザの顧問みたい
なことをするひともいる。
「コマはコマなりに組織を利用するもんなのさ。
 ゼラドちゃんなんかは腫れ物扱いされてたっつぅんだから、けっこうワガママが通ったはずでしょ?
 なのにさ、なんで探偵なんて儲からねぇことしてんの」
「たとえばさ、マーズくん」
 わたしは考えながら口を開いた。
「宝くじにあたるかなにかして大金持ちになったら、お仕事やめられる?」
「そいつぁムリな相談だね。おれにとってアキナイは呼吸とおんなしだもん。
 息しねぇで生きてくこたぁ、できねぇよ」
「そういうことなんだよ、たぶん」
「どーも、ダメだね、おれぁ、ミテクレばっかおっきくなって。
 相変わらずニンゲンのいうこたぁチンプンカンプンだよ」
 マーズくんは脚の関節をギシギシと鳴らす。
「でもね、ゼラドちゃん。あんま舐めた考えでこっち業界顔つっこむと、痛いメ遭うよ」
「シンジュクゼラドはね、舐めないんだよ。食べるのが仕事だから」
 ひひひ、と楽しそうな笑い声が響いた。
「ゴメン、ゼラドちゃん。やっぱお嫁には来なくていいや」
「あはは、売れ残っちゃった」
 もう一度お礼をいって、わたしはマーズくんの事務所をあとにした。

127 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:33:52 ID:/J0MPs+f
 ■■■
 そろそろ陽が暮れる。
 まだ開店準備中のバーの中だった。かすかに漂うアルコール臭に溶け込むような薄いラ
イトの下から、ビブラートの効いた歌声が流れてた。
「Shark 凍ったアスファルト踏みしめ お前 耳をすます
 約束もなにもない 戦いの日々
 いくつもの夜 数えてきた Shark」
 歌い終わると、ユウカさんはわたしに向けて長い付けまつ毛をそっと伏せた。
「ハイ、珍しいのね」
「久しぶり」
 出席日数不足で高校を留年なんかしてたユウカさんは、何年か前に大手の芸能事務所に
声をかけられて契約を交わした。そのままアーティストになるのかと思ってたら、なぜか
グラビア仕事ばっかりやらされてた。ファーストシングルより先にファースト写真集の発
売が決まった段になって、とうとう事務所の社長をぶん殴ってクビになっちゃった。いま
では、インディーズを中心に活動してて、たまにほかのアーティストさんに楽曲を提供し
たりしているそうだ。
「なんの用?」
「そのチェーン、ご飯食べるとき不便じゃない?」
「そんなクイズしに来たの?」
 ユウカさんはホワイトパールに塗った唇を、細いチェーンで耳に繋げてた。メジャー時
代はピアス禁止で、タトゥー除去までされた反動なのかもしれない。なんだか、ものすご
いファッションになってる。耳たぶはピアスで埋まってるし、褐色の腕の上では蝶々やワ
シが飛びまわってた。
「なんかもう、オシャレとかじゃなくてサイバーパンクの登場人物みたいになってるよ?」
「あそう。明日はスチームパンクになってるかもね」
「一日で変わるのは、ちょっと難しそうな感じなんだけど」
「なに、ファッション批評にでも来たの?」
「あ、そうだっけ。ね、ハザリアくんて、いまどこにいるか知らない?」
「アー」
 ユウカさんはあからさまに顔をしかめて、メッシュの入った髪を気怠げにかき上げた。
「うちでゴロゴロしてる」

128 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:34:58 ID:/J0MPs+f
 ■■■
 瀟洒なマンションの一室だった。
 ギターや楽譜が転がってるフローリングの上で、ハザリアくんはごろりと寝転がって
いた。なにが面白いのか、扇風機に向かって「あ〜」と声を出し続けてる。
「ハイ」
 ユウカさんはためらいもなくハザリアくんの脇腹を蹴飛ばした。
「いい加減出てってくんない? 迷惑なんだけど、ほんと迷惑なんだけど」
「ハザリアくん、なにしてるの」
「ノン、勘違いしないで。なにもしてないされてない。
 尻は何度か触られたような気がするけど、そこはノーカウントでプリーズ」
「カウントしなきゃいけないんじゃないかなぁ、それは」
 わたしたちの会話なんか聞こえてないふうに、ハザリアくんがむくりと起き上がった。
あたりをきょろきょろと見まわすと、大きくアクビをする。
「そろそろ晩飯の時間だ」
「アー、サンドイッチでも作るけど」
「チキンカツサンドがよい」
「ユウカさん、食べ物なんか与えるから、居着かれちゃうんだと思うよ?」
 女優としてのキャリアを積みつつあるマリちゃんが、現在海外留学中だってことは知ってた。
 一方、演劇部の部長だったハザリアくんはといえば、何年か前にインディーズ映画を
何本か発表したきり、ふっつりと音信不通になってた。また、映画の制作費用を稼ぎ出
すためにどこかで宝探しでもしてるのかと思ってたけど、こんなところでゴロゴロして
るのは完全に予想外だった。
「いいの? マリちゃんは」
「なにがだ」
 ハザリアくんは盛大な舌打ちをした。
「あやつめ、なにかというと共有だなんだとわけのわからんことをいいおって!
 あぁ、もう、知らん知らん! 俺はもう知らん!
 そっちがそういう了見だというなら、俺だって好きにやるわ!」
「ふてくされるのは勝手だけどね、あたしを巻き込まないで」
 ハザリアくんは返事もしないで、またごろりと寝転がった。
「ね、あんた、いまポリじゃなかったっけ。これ、タイホしてくんない?」
「う〜ん。わたし、もう退職した身だから」
「オーライ、国家権力に頼ろうとしたあたしがバカだった」
「あ、でもね、こういう場合は生活安全課に」
「おいバランガ、貴様、なにか用があって来たのではないか? んん?」
 ハザリアくんが話を逸らそうとしてるのは明らかだった。
「あ、うん。ハザリアくん、このひと知らない?」
「あんた、少し冷たくなったんじゃない?」
「ああ、知らん知らん」
 一瞥しただけで興味をなくしたように、ハザリアくんは写真をぽいと床に捨てた。
「ハザリアくんが撮った映画にエキストラで出てたんだけど」
「エキストラのツラなど、いちいち覚えておらんからな」
「えっと、タイトルはたしか、『鮫肌ヒミカと桃尻イマシ』だったと思うんだけど」
「それなら、なおさら知らん。
 あの映画はエキストラを集めるのに手間取ってな、
 最終的にはエキストラ派遣会社を使ったのだ。俺は、届いた人間を使っただけだ」
 ハザリアくんは床の上に投げてあったノートを引き寄せると、さらさらと書き付けてペ
ージを破った。
「住所が変わっとらんかどうかまでは、保障せんぞ」

129 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:36:04 ID:/J0MPs+f
「ありがと! じゃ、ハザリアくんもユウカさんも、たまには同窓会来てよね」
「ハ?」
「なんだそれは」
 なんともいえない重苦しい空気が漂い始める。
「おい貴様、泣いてもよいのだぞ」
「レディーファーストとかしゃらくさいし。お先にどうぞ」
「俺は、わりとあられもない泣き方をするぞ」
「いっとくけど、あたし、わりと盛大にもらい泣きするからね」
「今度は! 今度は間違いなく案内状出すから!」
 わたしはあわててマンションを飛び出した。

 ■■■
 ノートの切れ端に書かれてた住所は、もぬけの殻だった。
 住所が間違ってた、引っ越した、最初からエキストラ派遣会社なんかなかった。そうい
うことじゃ、ないようだった。
 ビジネス街の片隅にひっそりと建ってるビルの一室だった。鍵もかかっていないドアに
はプレートを剥がした跡が残ってた。築十年以上は経ってるリノリウムには、小さなへこみ
がぽつぽつと散らばってた。つい最近までデスクやオフィスラックが置かれてた証拠だ。
 急な引っ越しにしては、ところどころに残っている大きな足音が物々しすぎる。
「動くな」
 まったく気が付かなかった。後ろに誰かいる。撃鉄を起こす音。銃を持ってる。
「振り返るな。両手を上げて壁に付けろ」
「あれ?」
「え?」
 聞き覚えのある声だな、と思った。
 向こうもおなじみたいだった。あたふたと撃鉄を直しているのが聞こえる。
 わたしはおそるおそる振り返った。
「やっぱり、ヴィレアムくんだ」
 お隣に住んでた幼なじみの男の子だった。長かった髪を短く刈り込んで、真っ黒なスー
ツを着てる。
「そっか、帰ってきてたんだっけ。
 えぇと、その、済まない。まさかゼラドだとは思わなくて」
 長い脚をもじもじと動かしながら、ヴィレアムくんはこちらをまっすぐに見ようとしな
い。たったいま銃を向けてしまった後ろめたさだけじゃ、ないみたい。
「久しぶり、だよな」
「うん。ひさしぶり」
 気まずい空気が降りてきた。ひょっとして、ヴィレアムくんは卒業式のあとにあったあ
のことを、まだ気にしてるのかもしれない。
「あっ、痛い痛い! なんだよ、蹴るなよ!
 え、なに? 『モジモジすんなキモい』? キモいってお前。
 『仕事なんだからやること果たせ』? わかってるよ」
 ヴィレアムくんの後ろからげしげしと蹴りを入れてるのはレラちゃんだった。ちっちゃ
な身体に、ヴィレアムくんとおなじダークスーツを着込んでる。相変わらず小声だけど、
ヴィレアムくんにはいってることがわかるみたい。そういえば、ヴィレアムくんたちは高
校時代から妙に仲良しなところがあった。

130 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:37:20 ID:/J0MPs+f
「あっ、これは違うんだよ。レラはさ、ただの仕事仲間っていうか、
 臨時のパートナーっていうか、地元だから今回たまたま組まされただけっていうか。
 あっ、だから痛いって!
 え? 『必死に否定するな。ほんとになにかあったみたいじゃないか。おぞましい』?
 おぞましいってお前、ちょっと傷付くよ!」
「ヴィレアムくんたち、こんなとこでなにしてるの?」
「ゼラドは、どうしたんだ、こんなところに」
「このひとを捜してるんだけど」
 大臣のお孫さんの写真を見るなり、ヴィレアムくんはさっと顔を引き締めた。
「彼は、ここにはいない」
「知ってるの?」
「すぐに帰るんだゼラド。ここにはなにもない」
「ヴィレアムくん」
 あきらかに何かある様子のヴィレアムくんを、わたしはじっと見つめた。
 レラちゃんが、横からちょいちょいとヴィレアムくんの裾を引っ張った。
 ヴィレアムくんは困ったような顔をして、「うん、そうだな」と呟く。
「シンジュクゼラド、だっけ。活躍は聞いてるよ。
 ここでヘンに隠したって、ゼラドは真実に辿り着いちゃうよな。
 だから話すけど、俺たち、いま公安で働いてるんだ」
「あ、そうなんだ。ヴィレアムくん、就職してたんだね」
「うん、そうなんだ。就職できたんだよ。ちょっと1年くらい無職で、もうダメかと思ってたけど」
 乾いた笑い方をするヴィレアムくんの横で、なぜかレラちゃんが胸を張っていた。就職
にあたって、レラちゃんがなにか便宜を図ったのかもしれない。
「この男には、スパイ容疑がかかってる」
 ヴィレアムくんは大臣のお孫さんの写真を指差した。
「新ガルラ大帝国に留学してる間に取り込まれたらしい」
 世間一般じゃスパイといったら鉄砲を手に国から国へ飛びまわってるっていうイメージ
があるけれど、本当はちょっと違う。たとえば大手商社のサラリーマンや研究員とか、最
先端情報を自然に知り得る立場のひとが、おカネやおクスリと引き替えに情報を流すよう
になってしまったひとがスパイって呼ばれてる。VIPの息子さんなんかが留学中に取り
込まれるってケースも多い。ひとりひとりが流す情報は大したことなくて、やってる側も、
ちょっとしたお小遣い稼ぎっていう感覚なのがほとんどだ。
 吸い上げた情報をどう扱うか考えて決めるのがケースオフィサーといって、ヴィレアム
くんたちが所属してるっていう公安は、こっちに近い。
「このエキストラ派遣会社自体が、一種のスパイ組織だったんだよ。
 ドラマや映画のはじっこに映って、ちょっとした身振り手振りをサインにして情報を流してたんだ」
 ヴィレアムくんがいきなりわたしをホールドアップしたのは、スパイ組織の一員だと思
ったからなんだろう。
「この会社のひとたち、いまどこにいるの」
「うちで確保してる」
『保護』じゃなくて『確保』というところに、ヴィレアムくんがいる組織の性格がうかがえた。
 警察の仕事が国民の平和を守ることなら、公安の仕事は国家そのものの平和を守ること
だ。似ているようで、けっこう違う。たとえば国家の安全のためなら、個人の生活なんか
知ったことじゃないっていう性格が、公安にはある。
「渡して」
「ゼラド」
 ヴィレアムくんは苦しげな表情を浮かべた。
「それはできない」
「捕まえたひとたちをどうするの」
「危害は加えないよ。彼らだって、国民なんだ」
「でも、利用はするんでしょう。ニセの情報を流させて、混乱を起こすの?
 それともオトリに使うの?」
「ミサイルや機動兵器を持ち出すよりはずっといい。そうだろ」
「使い終わったら、どうするの」
 ヴィレアムくんが黙り込む。

131 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 04:39:00 ID:/J0MPs+f
「ゼラド、お互い、もう子供じゃないんだ」
「ズルいよ、そういう言い方」
「ゼラドには関係ないことなんだ」
「関係なくなんかない!」
 思わず声を張り上げた。
「大臣のお孫さんも、ほかのひとたちも、この町に住んでたひとなんでしょう。
 だったら、わたしが守るひとだよ!」
「ゼラド、お前」
 ヴィレアムくんが目を大きくする。
「シンジュクはたしかに忙しかったけど、充実してたよ。
 でも、なにかが違ってた。あそこはシンジュクであって、OG町じゃなかったんだもん。
 わたしはOG町に住んでるみんなを守るためにお巡りさんになったの。
 だから、帰ってきたんだよ」
「うん」
 腕組みをしてるレラちゃんの横で、ヴィレアムくんはだらりと両腕を垂らした。
「そうだよ、な。ゼラドは、そういうコだった。いまでも、そうなんだな」
 少し長めの沈黙が訪れた。
「彼らは3丁目のマンションの2部屋に入れてある。
 見張りは2人。交代は、深夜12時ごろってことになってる。
 全員銃を持ってるけど、発砲はしてこないと思う。
 俺たちの仕事、目立ったらおしまいだからな」
「ヴィレアムくん!」
 なにかいいたげなレラちゃんの背中を押して、ヴィレアムくんは部屋から出て行こうとする。
「ゴメン、勝手なこといって」
「ゼラド、これだけはわかって欲しい。俺たちの仕事だって、国を守ってるんだ」
「うん、わかってる。わたしのしてることだって、決して正しいことじゃない」
「うまくいかないな、なかなか」
「うん」
「あのひとみたいには、できない」
 ヴィレアムくんが持ってるものは、たぶんわたしとおなじだと思う。わたしたちの関
係っていうのは、幼なじみっていうより双子に近いのかもしれない。
「ほんと、ゴメン」
「あの、さ、今度、飲まないか。仕事とか、昔のこととか、関係なく、さ」
「うん。連絡は、バランガ探偵局まで」
 何年かの間で変わってた携帯電話の番号を教え合って、わたしたちはまた別々の方向に
歩き始めた。

 ■■■
 終電の時間が近いっていうのに、OG町はひとで溢れてた。
 ひとの群れという海の中を、わたしはゆっくりと泳ぐ。
 この町にはなんだってそろってる。男の人も女の人も食べ物も飲み物も、ネオンサイン
も、うるささも静けさも、叫び声も泣き声も、嬉しいことも悲しいことも、幸せなことも
不幸せなことも、いいことも悪いことも。おおよそ、ないものっていうものを見つけるこ
とができない。
 あのひとが守ったこの町だ。
 いまは、わたしが守る。
 シンジュクゼラドっていう呼び方はあんまり好きじゃない。
 わたしはOG町のゼラド・バランガだから。

132 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 10:26:44 ID:2kXhF3Iz
凄い… GJです!
それぞれの未来が微妙過ぎるw ゼフィアはちゃんと就職しないとろくなものにならないのかw
ハザリアとユウカは反発しながら同居かよw しかも同窓会からスルーされてるしw
ヴィレアムは髪切ったのが想像出来ねぇー!

133 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 11:49:59 ID:KruLjNRa
マジで感動したぜ…ゼラドは大きくなってもいい子だなぁ

でもやっぱ未来系の話になると落ちぶれる奴多いなwww

134 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 11:58:47 ID:8fmXclMF
GJ!
たまに来るオトナ編も新鮮でよいね
ヴィレアムが公安か…
なんか今マキネを新総理に迎えて攻性の対テロ組織設立される電波が…
荒巻→アポロン仮面
少佐→グレ
トグサ→ヴィレアム
ぐらいまではすぐだけど他がなかなか
レラはどうしよう…パズ?


135 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 13:07:09 ID:Aluf5CZp
今度はゼフィアが落ちぶれたか
GJ、楽しませてもらったぜ

136 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 14:27:03 ID:sRoxu8mx
GJです。余所行きマーズが誰かと思ったww なんかこの感じだとタイムダイバーがなにかでかい仕事をやってどっか行ったように思えるな。
ひぐらし話から転じたのか探偵とはおみそれしました

137 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 15:09:43 ID:2kXhF3Iz
大人編はハザリアとゼフィアは確実に落ちぶれるよな 片方は映画監督の才能を学生で使い切り、ニートに、片方は何時までも踏ん切りがつかないので侍という名のニートかパチンコ狂いになるしかないんだもんな ここは一つ、マリやランが私情は捨てて、更正させるしかないな
ハザリアはバルマーに戻って軍師に、ゼフィアはテスラ研の研究者になれる様に
まぁ、まともに就職したりすると詰まらな… やっ、やめろおぉぉぉぉっ!!!!!!!!

138 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 15:28:57 ID:0dYCy4rt
ハザリアは無職でもマリか眼鏡が養ってくれるさ

ゼフィアは・・・

139 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 15:37:32 ID:8fmXclMF
もうゼフィアは公安でヤの字の事務所でスパイ活動中でよくね
パチンコ浪人装って張り込み中とか
いっそひげ生やしてパチンコ店経営しつつ電子戦担当とか

140 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 17:17:23 ID:ZoSi8RNo
>>138
ランはバルマー帰るのが確定だがスレイチェルなら……!

なんだこのダメ人間の発想はorz

141 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 17:22:29 ID:TxndrNqH
なにげにミナトが成功してるなぁ
世間的には負け組なんだろうけど

トウキは嫁の名書かれてないけど、クリハじゃないとかだったら面白い


142 :それも名無しだ:2008/08/09(土) 18:50:46 ID:IwtS86yE
レモンが時々パチンコ屋にやってきては、ゼフィアにハイエナしてると思う。

143 :それも名無しだ:2008/08/10(日) 06:43:15 ID:ZlYp7Gj3
つうか誰も新宿鮫ネタに突っ込まないのな。

 新宿ゼラドT ゼラド、銃密造犯を追う!
  アイミ「ひきしまってるね。よかった。でぶは嫌いなの」
  ゼラド「毎日走ってるから」

 新宿ゼラドU腐猿 現場に残っていたのは「かかと落とし」の痕跡? 新宿御苑に同人誌の雨が降る!
  アオラ「誰にも俺は止められないんだ」
  ゼラド「あの子はまだ生きてるんだよ!」

 新宿ゼラドV屍ラン アクア先生の縫い物棒に気を付けろ!
  アクア「なんでもするのよ、あの子のためなら」
  ゼラド「生活感出し過ぎですよ!」

 新宿ゼラドWエターナルフォースブリザードドール ゼラド、キャンディを捜しに地方都市へ!
  ラーナ「罪の十字架とか背負ってください」
  ゼラド「いいからキャンディを出して!」

 新宿ゼラドY氷マイ ゼラド、本気の浮気!
  ゼラド「誰と!?」

144 :それも名無しだ:2008/08/10(日) 23:40:06 ID:FBVisw5x
新宿鮫ってタイトルは聞いた事あるんだけど、内容が分からないから、突っ込めないんだよなぁ
しかしマーズの成長版を想像したら、かなり恐ろしい気が… 上半身カズマ(ロンゲ)で下半身がメカタランチュラ どこのアルケニーだw

145 :それも名無しだ:2008/08/11(月) 01:55:41 ID:UBEQ9xCG
マーズ「多脚歩行舐めんなコルァァーーー!」
ラーナ「一本だけ!一本だけでいいから解体させてください!ね?」
マーズ「嘘だ!絶対螺子とバネに還すつもりだ!俺みたいなSSサイズよりアストラのおっちゃんとかの方が分解しがいがあるっしょ!」
ラーナ「物事には順序ってものがあるんです」
マーズ「こえーよ!俺恐怖とか感じる回路ないけどこの子こえーよ!」


146 :それも名無しだ:2008/08/11(月) 04:53:54 ID:h/JMvVXV
 【五輪開催】
アイミ「4時間はちょっと長かったけど、開会式はやっぱすごかったね」
カル「ええ、やはり10何億もいる国は違いますね。
 強化合宿にも中国の選手はたくさんいましたが、どの競技も層が厚くて」
アイミ「水泳が楽しみだよね。世界レベルのフォームって、やっぱダイナミックで参考になるし」

 ぱんっ ぱんっ
マーズ「どーか平和に終わりますよーに!
 マオ社が農薬入りヒュッケバイン流すとかしてテロ起こしませんよーに!」
カル「中国のマイナスイメージをすべてマオ社に押しつけるの、よした方がいいと思うよ」

 ぱんっ ぱんっ
ミツハル「平和に終わるかどうかはどうでもいいから、とにかくマオ社が大損こきますように!」
カル「あなた、ほんとに最低ですね」

ゼラド「カルくんが、なんかフツーだ」
レイナ「そばにミナトがいなけりゃ、わりとフツーなのよね」

 【別室】
トウキ「やっぱり、ダイナミズムでロシアの右に出る国はねぇな」
ミナト「兄貴は大味好みだよな。スウェーデンの躍進振りを舐めんなよ」
ハザリア「スペインのポテンシャルを忘れてはいけない」
ヴィレアム「俺は、けっこうチェコに注目してる」

ゼラド「やっぱ男の子は視点が広いねぇ。でも、なんの競技の話?」
ヴィレアム「わっ、ゼラド!?」
レイナ「騙されちゃダメよ。こいつら、各国の美女アスリートをえり好んでただけだから」
ヴィレアム「いや、その、話のタネにな」
ミナト「ミヤケちゃんは残念だったぜ。
 年齢的に、怪力ロリ姿を見られるのは今回が最後だからな」
ゼラド「アスリートをそういう目でみるのって、よくないよ!」

147 :それも名無しだ:2008/08/11(月) 04:55:59 ID:h/JMvVXV
ラーナ「五輪選手は、選手村でエロいことしまくりって本当なんでしょうか」
マキネ「あんた、またどっかのエロ記事真に受けて」
ラーナ「何人ものイケメンアスリートが
 YAWARAちゃんの供物に捧げられたっていう噂は本当なんでしょうか!」
マキネ「いまさらなんだけどさぁ、タニ選手って、なんでYAWARAちゃん呼ばわりされてんの?
 似てないじゃん」
ラーナ「似てるってなんですか?
 柔道の柔の字取ってYAWARAちゃんなんじゃないんですか?」
マキネ「元ネタすら知らない世代がいたよ」

ゼラド「もう、やめようよ、いまさらそのへん突っ込むの」
レイナ「また、どっかのトンチキなマスコミがウラサワ先生のとこにインタビューに行くんでしょうね」
マキネ「YAWARAちゃんはもっと強いよ。あいつ、『金』取れなかったじゃん」
ゼラド「やめようよ、柔道じゃ『金』以外はメダルじゃないみたいな考え方。
 選手のひとがかわいそうだよ」
レイナ「タニ選手だって、実際アホみたいに強くて世代交代しにくくなってるくらいのレベルなんだから」
マキネ「だってさ、モノホンのYAWARAちゃんは、シティーハンター投げ飛ばすんだよ!」
ゼラド「YAWARAちゃん、シティーハンターに出てたの!?」
レイナ「そんなことより、モノホンて言葉を久しぶりに聞いた!」
マキネ「サエバさんがナンパした相手がYAWARAちゃんでさ、
 一発で投げ飛ばしちゃうっていうシーンがあったんだよ。たしか、顔は映んなかったけど」
ゼラド「でも、それは相手が女の子だったからサエバさんも本気出してなかったんじゃ」
レイナ「あんたも、なに考察に付き合ってんのよ」
マキネ「じゃぁさ、相手がタニ選手だったらどうさ。
 サエバさん、エンジェルダスト投与時並の殺気を発揮するよ!」
ゼラド「でも、サエバさんが今さらエンジェルダストに手を出すとは思えないよ」
マキネ「デフォルト状態でも、サエバさんは競技射撃のメダリストに勝ったことあるわけだしさ」
キャリコ「いや、サエバのお構いなし振りを舐めちゃいけない」
マキネ「おじさん、なにサエバさんと知り合いみたいな口聞いてんの?」
キャリコ「おじさん、昔サエバと仕事してたことがあるんだよ。
 そして女医さんと唐突なフラグ建てたことがあるんだよ」
レイナ「なんで五輪アスリートVSシティーハンターの妄想し始めてんの!?」

148 :それも名無しだ:2008/08/11(月) 09:54:10 ID:/dipLX+y
サエバの中の人もYAWARAの中の人もスパロボに出たことがあるから……別に困らんか。

149 :それも名無しだ:2008/08/11(月) 11:22:13 ID:ce+W9Isy
>>146-147
GJ。知らなかった、Cityhunterに出たことあったんだYAWARAちゃん
>>148
サエバの中の人は超絶に常連として、YAWARAちゃんの仲の人って出たことあるの?

150 :それも名無しだ:2008/08/11(月) 12:48:26 ID:ce+W9Isy
よく考えたら外伝に出てたorz

151 :それも名無しだ:2008/08/11(月) 18:47:44 ID:JfDpdLXO
とある平行世界のミナトは巨乳の嫁3人(スタンダード・眼鏡・金髪)とロリっ娘の嫁1人がいるというのに
このスレのミナトと来たら…

152 :それも名無しだ:2008/08/12(火) 03:27:47 ID:KtgbLEEm
ラーナ「五輪の選手宿舎では、競技が終わって気が抜けたアスリートの皆さんが、
 はっちゃけてエロエロ三昧だという噂です」
ミナト「マジでか」
ラーナ「きっと真実に違いありません」
ミナト「よしっ! 俺、五輪選手になるよ!
 なんかマイナーな競技だったら今からでも頑張りゃねじ込めるだろ!
 そして各国美女アスリートとエロいことをする!」
カル「ミナト、世界中のマイナー競技のアスリートに謝れ」

153 :それも名無しだ:2008/08/12(火) 07:34:56 ID:J7qPw3tT
ラーナ「選手村では、世界各国の料理がタダで食べ放題だという噂です」
ゼラド「わたし、五輪選手になる!」
レイナ「やめなさい。なんとなく、国際問題になりそうな感じするから」

ゼラド「でも、仮にわたしが五輪目指しても、出られるのかなぁ」
レイナ「なに真剣に考え始めてるのよ」
ゼラド「ヤな話、薬物検査とか遺伝子検査とかで引っかかりそうな気がする」
レイナ「ほんとにヤな話しないの」
ゼラド「最近はなにかと検査厳しいから、レイナなんかは念動力検査で引っかかるだろうし」
レイナ「あたしに念動力持つ要素とかないからね」
ゼラド「ヴィレアムくんとかは予知能力検査で引っかかるだろうし」
ヴィレアム「無自覚な予知能力者が、急に検査で引っかかって出場寸前で涙を飲んだこともあるそうだ」
レイナ「アイミとかミナトは、あれでご両親ともにまっとうな人間だから平気だろうけど」
ゼラド「あ、あとゼフィア先輩も」
レイナ「うん。すごく納得いかないけど、ゼフィア先輩もご両親普通の人間ね」

カル「え、なにいってるんですか。
 ゼフィア先輩のお母上は、ヘソからアストラナガンが生えてるようなひとじゃないですか」
レイナ「あんた、ほんといらないこと覚えてるのね」
ゼラド「イルス先輩は完全にアウトかぁ」

154 :それも名無しだ:2008/08/12(火) 11:38:07 ID:BAc6CVxT
ゼラド「じゃあスレイチェル先輩は?短距離走なら無敵だろうし。天才技能はこの場合特殊能力には入らないんじゃないかな」
レイナ「問題は男女どっちの競技に出るかね」
ゼラド「・・・・・・」

ゼラド「ランさんは?特殊能力もってないよ?」
レイナ「格闘系の種目させると対戦相手を試合中の事故で死に至らしめそうだけど」
ゼラド「ちゃんと加減の利く人だと思うけどなあ」
レイナ「そもそも宇宙人じゃ無理じゃない?」
ゼラド「・・・・・・」

ゼラド「グレちゃんは?運動能力はゴルゴ13並みだってイングラムさんが自慢してたけど」
レイナ「・・・・・・。ああ、あの青頭か。国籍とかどうすんの?」
ゼラド「・・・・・・」

ゼラド「ユウカちゃんは?運動得意そう
レイナ「出たら国家の恥じゃない?」
ゼラド「・・・・・・」

ゼラド「まともな人ってあんまりいないね」
レイナ「そうね」

155 :それも名無しだ:2008/08/12(火) 17:23:07 ID:ODqsjKvJ
一番普通じゃないやつが何を…

156 :それも名無しだ:2008/08/12(火) 22:17:24 ID:hQSRl8DS
つまり咲美の時代の到来ですね

157 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 00:40:44 ID:TGl4Utfg
地球バルマー間で親善試合とかすればいいんでない?
人外っぽいのもOKなルールで
どっちに肩入れすべきか微妙な奴もいるけど(久保とか)

158 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 01:18:38 ID:np4adPeS
いや久保はむしろ審判で

159 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:30:19 ID:jZ0Izrz7
【山道】
 ガサッ ガサッ
ランディ「・・・・・・ここは・・・・・・どこだ・・・・・・」

 ぶるるるるる
 ききっ
ランディ「ん?」
ミズル「あ、なんだ。ヒッチハイクじゃなかったの」

 ぶるるるるるるるる
ランディ「あっ、待って、待ってください! 町まで乗せてって・・・・・・!」

 ぷすん
ミズル「ありゃ、故障かな」
ランディ「ええと、ずいぶん若いようですけど」
ミズル「若いっていうか、中2だけど」

 ばたんっ! ずるずるっ!
ミズル「痛い痛い! いきなり引きずり下ろすなんてヒドいじゃないか!」
ランディ「ダメだろ、中学生がクルマなんて運転してちゃ!」
ミズル「ほら、あるだろ、空から突然ロボに乗った美少女が降ってきて、
 やむにやまれず操縦しなくちゃならないシチュエーション」
ランディ「ロボじゃなくてクルマだし、美少女も乗ってないぞ」
ミズル「うん、ま、美少女は乗ってないけど、見てよこの塗装!
 最高にサイケデリックでアバンギャルドだろ?」
ランディ「ラクガキし倒してあるようにしか見えないけど」
ミズル「わっかんないかなぁ。この色彩の芸術。
 特に、このブルーだよ、ブルー!
 透き通るようだろ! このブルーを調合したひとは天才だよ!」
ランディ「助手席に積んであるあれは、絵の道具か?
 お前、絵描きかなにか?」
ミズル「うん。専門はウォールアート」
ランディ「ああ、ガード下なんかにあるラクガキか」
ミズル「失礼だなぁ、偏見だよ、それって」
ランディ「それで、このスクラップはどこから盗んできたんだ?」
ミズル「盗んでなんかいないよ。うちは修理工場みたいなことやっててさ、
 このクルマ、処分してくれって運ばれてきたんだ。
 でもこんな芸術作品壊すなんて、あまりに忍びないから、俺が保護してるんだ」
ランディ「免許は?」
ミズル「ないけど」
ランディ「ないなら、ダメじゃないか」
ミズル「だからね、ほんとにやむにやまれない事情があったんだよ。
 うちには2つ以上の部品でできてるものならなんでも解体する凶悪な従姉妹がいて、
 こんなものガレージに置いておいたら、2秒でネジまでバラされて地球に優しくリサイクルされるんだよ。
 頼むよ、そんなことになったら俺、半年はヘコんでるよ」
ランディ「そっか、うちも、姉なのか妹なのかよくわからない肉親が冷たくてな」


160 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:32:30 ID:jZ0Izrz7
 【30分経過】
 ぶるるるるる
ミズル「悪いね、修理してもらって」
ランディ「大したことはしてないさ。このクルマ、元が高級品みたいだからな、
 ずいぶんぶつけたり落っことしたりした形跡があるのに、シャフト類の歪みはまったくなかった。
 俺は、電気系統の接触が甘くなってたのを直しただけだ」
ミズル「工業高校かなにかに通ってるの?」
ランディ「いや、母親が技術者みたいなことやっててな」
ミズル「ふぅん。うちも母さん技術屋だけど、俺は機械いじりなんてからきしだよ。
 なにしろ、うちの従姉妹ときたらラジコンでもゲーム機でもなんでもバラしたがるから。
 小さいころから、俺のオモチャっていえば色鉛筆と画用紙だけでさ」
ランディ「前見て運転しろよ。涙は俺が拭いてやるから」
ミズル「ぐすっ、そうだ、名前、聞いてなかったね」
ランディ「ああ、ランディ・ゼノサキスだ」
ミズル「俺、ミズル・グレーデン。『ツ』じゃなくて『ス』に点々で、よろしく」

 ぶろろろろ。。。。
ミズル「ランディさんてさ、不思議な色をしてるよね。
 緑のような、青のような、少しだけ赤のような」
ランディ「お前、プラーナが見えるのか?」
ミズル「なんだい、それは。ほら、よくひとをタヌキとかキツネに例えるだろ?
 俺はそういうの、なんとなく色に見えるんだよね。
 ランディさんみたいな色したひとは、初めて見るよ」
ランディ「感性が鋭いのかな」
ミズル「ランディさんてさ、コロニーのひとでしょう」
ランディ「いや、違うけど」
ミズル「あれ、アゴの骨格とかが地球のもの食べて育ったひとと少し違ったから、
 それならコロニーのひとだと思ったんだけど」
ランディ「コロニー生まれじゃないけど、地球生まれでもないっていうのは当たりだ。
 俺は、地底世界ラ・ギアスの神聖ラングラン王国の出身だからな」
ミズル「あははははは。あぁ、そう。
 じゃ、俺は1万3000年前に栄えた古代帝国を守り抜いた騎士とお姫様が
 生まれ変わった2人の間に生まれた運命の子供だよ」
ランディ「おい、俺は妄想いったわけじゃないぞ」
ミズル「うんうんわかってる。それで、どこに行くところだったの?
 その地底帝国?」
ランディ「帝国じゃないし、ラ・ギアスに帰る用もない。
 ちょっと、スイスにでも行こうと思ってて」
ミズル「ここ、ニホンアルプスの端っこだよ」
ランディ「いや、間違いだ。夕張山地に行こうと思ってて」
ミズル「ランディさんて、かなり危険なレベルの方向音痴なんじゃないかな」
ランディ「もちろん冗談だ。どこに行く当てもない、風から風の放浪旅行の途中だ。
 どこか広い道に出たら下ろしてくれ。あとは自分で勝手にやる。お前は?」
ミズル「うん? 俺は、どうしよう。
 とにかくこのクルマを守る使命感で頭いっぱいだったから、行き先までは考えてなかったな。
 そうだね、夏休みの課題提出にもなるし、どこかで適当にいい景色見つけたらスケッチでもするよ。
 このクルマに塗ってあるブルーみたいな青空があれば、もうサイコーなんだけど」

161 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:33:31 ID:jZ0Izrz7
ランディ「そっか。いいな、そういう旅も」
ミズル「そして、そんな青空の下で弾む白や褐色やピンク色のおっぱいを描けたら、
 俺はもう死んでもいいよ」
ランディ「あぁ〜」
ミズル「どうしたの?」
ランディ「いや、いいんだ。
 俺が勝手に、お前がデザイン専門学校なんかによくいる不思議系少年だと思い込んで、
 勝手にガッカリしてるだけだから」
ミズル「俺もね、おかしいとは思ってるんだよ。
 ここんとこ、気が付くと1日の8割くらいおっぱいのこと考えてるんだ。
 夏休みに入る前なんかさ、前に座ってる女子の背中にブラの線が透けてると、すごくドキドキしたんだ。
 俺、どこかおかしいのかな」
ランディ「心配するな。それ、ただの思春期だから」
ミズル「じゃ、お互い特に目的のない旅ってことで。
 国道なり県道に出たら解散ってことでいい?」
ランディ「頼む」

 【1時間経過】
ミズル「あれ、おかしいな」
ランディ「どうしたんだ?」
ミズル「ここ、そんなに大きい山じゃないから、小一時間もすれば抜けるはずなんだけどな。
 いつまで経っても登り道が終わらないんだよ」
ランディ「俺はそういうこと、よくあるけど」
ミズル「ランディさんだけだよ、そんな怪奇現象が起こるのは」
ランディ「ナビはどうなってる?」
ミズル「あぁ、ダメだよ。うちに運び込まれた時点でオシャカになってた」
ランディ「ずっと、一本道だったと思うんだけどな」
ミズル「ランディさん、コンパスかなにか持ってない?」
ランディ「なんでこんなところで円を描くんだ?」
ミズル「取りあえず、ランディさんが地球で教育受けてないってことはよくわかったよ」
ランディ「おい、あそこに大きな木が立ってるだろ。
 高いとこから見たら、道がわかるんじゃないか?」

162 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:35:18 ID:jZ0Izrz7
 【木の下】
ミズル「ランディさぁ〜ん、なにか見えたぁ〜?」
ランディ「いや、ガスがかかって、遠くまで見えない」
ミズル「霧なんか出てないじゃないか。
 あのさぁ、ランディさんて、ひとには見えないものが見えるとか言い出すひとなの?」
ランディ「わりと、そういうとこあるけど」
ミズル「ランディさんてさぁ、ひょっとして、ひとりで出歩いたらいけない種類のひとなんじゃないの」
ランディ「どういう意味だ?」

 ガサガサッ
ミズル「あぁ、よかった。ひとがいたんだ。あの、地元のひとですか?
 ボクら道に迷っちゃって、山を下りるにはどっち行ったらいいか教えてもらえると、ありがたいんですけど」
ランディ「ミズルっ、離れろ!」

 ザシュッ!
ミズル「わっ、なんだよ、突然飛び降りてきて!
 しかもその剣! どこから湧いて出たんだよ!
 あのさ、いうまいいうまいと思ってたけど、ランディさん、
 やっぱ黄色い救急車が停まってる建物から逃げてきたんじゃないの!?」
ランディ「ミズル、お前、なにと話してた」
ミズル「なにって、だから、そこにいるジモティーのおじさんだよ」
ランディ「あれがか?」

旧日本兵『・・・・・・コー・・・・・・ォー』
ミズル「えぇと、サバイバルゲームをやるひとですか?」
ランディ「そんなふうに見えるか。あれは、旧日本軍の軍服だぞ」
ミズル「太平洋戦争なら終わりましたから、もう山から出ていいと思いますよ?」
ランディ「バカ、太平洋戦争が終わってから何世紀経ってると思ってるんだ」
ミズル「えぇと、えぇと、あなた方の犠牲をムダにしないためにも、
 ボクら次世代の子供は、戦争をしないさせないさせとかないをスローガンに」
ランディ「平和への誓いなんか建ててる場合か! 走れ!」

旧日本兵「コォォォォォッ!」
ランディ「ディスカッター、乱舞の太刀っ!」
 ザシュッ ザシュッ ザシュッ!

ミズル「あぁぁっ! なんなんだよ、いったい! こんなことなら山なんかに入るんじゃなかった!
 キンキンにクーラーが効いた部屋でデスピニスさんのおっぱいでも描いてればよかった!
 あ、デスピニスさんていうのはうちに住んでる女の人なんだけど、
 でもほんとは叔父さん夫婦の家にいることが多いんだ。
 なんでかっていうと、うちの父さんとデスピニスさんが一緒にいると、
 なんでかうちの母さんの方が場違いな感じになって家庭崩壊の足音が聞こえてきそうだからっていう事情があって、
 あ、でもデスピニスさんはいいひとだから、妙なこと考えたりはしないと思うよ。
 デスピニスさんのおっぱいっていうのはお日様の光によく干した布団みたいな匂いがして」
ランディ「デスピニスさんのおっぱいについてはあとで事細かに聞くから、
 とにかく走れ! 振り返らずに!」

163 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:37:41 ID:jZ0Izrz7
 【山奥】
ランディ「ふぅ、もう追いかけてこないようだな」
ミズル「ランディさん、その髪の毛」
ランディ「ああ、興奮したりすると、なぜか赤くなるんだ。
 赤くなったからって、特に魔法が使えるわけでも身体能力が上がるわけでもないけどな」
ミズル「ランディさんは、黄色い救急車じゃなくて呪泉郷から逃げてきたんだね?」
ランディ「呪泉郷なんか存在しないし、逃げてきてもいない」
ミズル「声、ヤマちゃんだと思ってもいい?」
ランディ「ダメだ」
ミズル「じゃ、なに。ランディさんは、ほんとに1万3000年前に栄えた地底帝国を
 危機から救った騎士とお姫様が生まれ変わった2人の間に生まれた運命の子供だとでもいうの?」
ランディ「だから、帝国じゃないし、お前の妄想と混ぜるな。
 1万3000年も経ってないし、お姫様じゃないし、生まれ変わってもいない。
 いや、親父は9月ごろ生まれ変わるかもしれない」

ミズル「ランディ1/2さん」
ランディ「1/2って付けるな」
ミズル「あれ、なんだったんだろう」
ランディ「さぁな。この世のものでないことだけは確かだ。
 剣で斬っても、まるで手応えがなかった」
ミズル「ランディさんて、お化けとか退治できるひとなの?」
ランディ「さぁな。咒霊機とかは倒したことあるから、似たような感じでいけると思う」

ミズル「あ、でも、どうしよう。クルマ、あそこに置いてきたままだ」
ランディ「夢中で走ってきたからな。道順もわからなくなってる」
ミズル「まずいなぁ。放置してあるとこなんか従姉妹に見つかったら、
 あっという間に土に返されちゃうよ」
ランディ「お前の従姉妹は、妖怪かなにかか?」
ミズル「妖怪ではないけど、自動人形従えてそうなところはあるよ」
ランディ「とにかく移動しよう。立ち止まっていても埒があかない」

 【夜中 森深く】
ミズル「うん、わかってるわかってる。ランディさんは悪くない。
 ランディさんが、声ヤマちゃんな黒豚並の方向音痴だって判明してるのに、
 前を歩かせた俺が悪い」
ランディ「だから、声ヤマちゃんじゃないって」
ミズル「お好み焼き屋さんとブタ相撲部屋と、どちらが好き?」
ランディ「それはお好み焼き屋さんだ」
ミズル「Pちゃん」
ランディ「誰がPちゃんだ」
ミズル「3分間、夜空に向かってぷぎーぷぎーと鳴き続けてよ」
ランディ「なんだその地味に精神的苦痛を味わうペナルティ!」
ミズル「あぁ、靴擦れが痛い」
ランディ「ヤワだなぁ」
ミズル「だって俺、文化系だもん。山登りするつもりなんかなかったもん。
 あ〜あ、デスピニスさんに耳掃除してもらうフリしておっぱい触りたい」
ランディ「デスピニスさんていうのがどういう人なのかは知らないけど、
 お前がそんなこと考えてるって知ったら、泣くと思うぞ」

164 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:39:18 ID:jZ0Izrz7
 【森深く 古寺】
ランディ「誰もいないみたいだな。ちょうどいいから、今夜はここで寝て、
 明るくなったら道を探そう」
ミズル「えぇ、気が進まないなぁ。この建物、なんだかすごく気持ち悪い色調だよ。
 俺、色調がくるってるもの見るとクラクラするんだよね」
ランディ「じゃ、ひとりで外にいるか」
ミズル「やだなぁ、Pちゃん、一緒に寝ようよ」
ランディ「Pちゃんじゃないし、一緒にも寝ない」

 ぎぃぃぃぃぃぃっ
ランディ「ごめんくださ〜い」
ミズル「わっ! わっ! わっ!」
ランディ「どうした!?」
ミズル「あれ!」
ランディ「ガイコツ? ボロボロに風化してるこれは、旧日本軍の軍服か?
 まさかあの幽霊、俺たちにこれを見つけてもらいたくて」
ミズル「そっちじゃなくて、あれ」
ランディ「なんだぁ? 壁一面が絵の具で汚れてるじゃないか。
 ひどいな。これじゃ化けて出るのもムリないか」
ミズル「いや、違うよ。劣化が激しくて強い色しか残ってないけど、
 これ、ちゃんとした作品だよ。かなり古くて、しかも未完成だけど」
ランディ「未完成って、なんでそんなことまでわかるんだ?」
ミズル「なんでっていわれても、説明が難しいな。
 あのさ、習字教室って行ったことある?
 習字の先生って、どんなに上手く二度書きしても、絶対見破っちゃうだろ?
 たぶん、ああいうのとおなじだと思う。なんとなくわかるんだよ」

 ボゥッ
旧日本兵『・・・・・・コー・・・・・・ォー』
ランディ「こいつ、またっ!」
ミズル「そうか。これ、あんたが描いたんだな?
 作品が未完成のままじゃ、それは成仏できないだろ。
 うん、わかったよ。俺がばっちり仕上げてやる」

 ゴトッ ゴトッ ゴトッ
ランディ「おい、なに始めるんだ?」
ミズル「少し黙っててくれない?
 えぇと、塗料は戦時中の代用品か。劣化を差し引いても、全体的にくすんだ感じ。
 暖色系、赤、オレンジ、黄色。その上から薄墨を少し。
 背景は、畳、窓ガラス、裸電球、米びつ? よくわからない、保留。
 昔のニホン家屋、窓の外はブルー、白い雲が3つとハトが1羽、平和の象徴?
 中央に女の子が1人、おかっぱ頭、年齢は10歳くらい?
 いいや、当時の栄養事情を考えると、これでも12、3歳かな。
 オーケイオーケイ、よーし、いい子だ。俺がキレイに仕上げてやるからな。
 下書きは木炭。
 ランディさん、そのへんで枯れ枝集めて、消し炭にしてくれない?」
ランディ「あ、あぁ・・・・・・」
ミズル「さぁて! 俺の絵筆は性格悪いぞ!」

165 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:40:55 ID:jZ0Izrz7
 【朝】
 チチチチ.....
ランディ「ひと晩で仕上げるとはな」
ミズル「ふぅ〜、魂削った感じ」
ランディ「そこで手帳を見つけた。この男は、元々芸術家志望だったらしい。
 ところが学校に上がる前に赤紙が来て、軍隊に入らされた。
 最前線のナバウルに飛ばされるって聞いて、移動中に脱走したまではいいものの、
 見つかったら銃殺だし、家族にも迷惑がかかる。
 それでこの山寺に隠れ住むようになったんだけど、
 どうやら、そのうち飢え死にするしかないっていう覚悟を決めてたみたいだな。
 自分が生きた、せめてもの証拠に絵を描き始めた。
 手帳はここで終わってる」
ミズル「あとは見たまんまだろ。完成する前に力尽きたんだ」
ランディ「でも、これでもう思い残すことはないだろう」

旧日本兵『コォー・・・・・・コォー』
ミズル「うん? なんだって? 『俺の構想と違う』?
 ナマイキいうなよ。あのね、いっちゃなんだけど、あんたヘタクソだよ。
 デッサンはくるってるし、遠近法なっちゃいないし、視点もバラバラだし。
 特に配色、時代差し引いても、これはないよ。
 馬脚を現したね、あんた、ちゃんと絵の勉強したことないだろ。
 は? なに? 『雑誌の挿絵描いてた』? 知らないよ貧乏な雑誌だったんだろ。
 なに、まだあるの? 『真ん中に描いてあるのは俺の姪っ子だ』?
 『ちゃんと服着せてた』? 『なんで裸にした』?
 うるさいなぁ、おっぱい描きたかったんだよ、おっぱいおっぱい。
 ほんとは16、7のグラマーにしたかったけど、ぐっとガマンしたおっぱいだよ、それは」
ランディ「こらこら! せっかく丸く収まりそうなのに、なんで幽霊にダメ出ししてるんだ!?」
ミズル「だってさ、わざわざ幽霊になるくらいだから、
 どれだけのものかと思ってたら、てんでヘタクソなんだもの。
 絵柄だって岸田劉生を貧乏くさくパクッただけだし、こいつ、とんだ自意識過剰だよ。
 よくいるんだ、中途半端な自称アーティストにこういうのが」
旧日本兵『コオォォォォォォォォーッ!』
ランディ「バカッ! だから、やめろって!」
ミズル「ああ、そう。行ってきなよ。そして、いつでも来なよ」

旧日本兵『ォォォォォ・・・・・・・・・・・・』

 シュウゥゥゥゥゥゥ

ランディ「消えた? なにしたんだ」
ミズル「べつになにもしてないよ。
 速攻で生まれ変わって、俺の作品壊しに来るんだってさ」
ランディ「恨みが強すぎて幽霊やめるって、これ、成仏っていうのかなぁ?」
ミズル「仏でも魔神でも、次会うときは少しは上手くなってればいいんだけど」
ランディ「性格悪いのは、絵筆じゃなくてお前だ」

166 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 02:42:33 ID:jZ0Izrz7
 【山道】
ランディ「山寺のすぐ裏が県道だったなんてな」
ミズル「あぁよかった。クルマ、見つかって」
ランディ「俺は取りあえず東に向かおうと思ってるけど、お前はどうする」
ミズル「南向いてなにいってるのかわからないけど、じゃあ俺は西に行くよ」
ランディ「じゃあな。終わってみると、楽しい一夜だったよ」
ミズル「ねえ、また会えるかな」
ランディ「さぁな。風任せだから、俺は」
ミズル「うん、じゃ、風に任せた」
ランディ「おう、任せとけ」

 ぶるるるるる

ランディ「行ったか。妙な中学生だったな」

 ひゅるるるるる
ランディ「ん?」

 どすーんっ!
ランディ「なんだ!?」
マーズ「あっれー? たしかにいま、空からちらっと見えたんだけどなー?
 あ、ちょいちょい、そこのおにーさん、
 このへんにさ、キタノブルーに塗りたくったクルマ通らなかった?」
ランディ「あ、ああ、それならいま、西に」
マーズ「北指差してなにいってんのかわかんねーけども、
 あぁ、ちょっちょっちょっ! あすこの小屋ン中にあんの、なにさ!?
 知ってんぞ! 知ってんぞ!
 おれはアートなんざぁわかりゃしねーけど、
 このサイケデリックな色遣い! このアバンギャルドな筆遣い!
 データベースに入ってんぞっ!
 こいつぁー放浪の少年ウォールアーティスト『32゛6』の作品じゃねーの!
 なんでこんなイナカに転がってんだよーっ!?」
ランディ「有名なのか? あの、ミズルは」
マーズ「ゆーめーもなにも、あれ、ちょっと待って、『ミズル』?
 あーっ、こんちくしょーっ、ラーナちゃんめ、
 『うちの従兄弟はラクガキしか能のないロクデナシです』とかゆってたくせに、
 あっちゃこっちゃで賞取った注目株じゃねーの!」
ランディ「おい、ちょっと待て! なにしようとしてる!?」
マーズ「決まってんだろーっ、カベから引っぺがすんだよ!」
ランディ「やめろって! せっかく」
マーズ「こんな価値のあるもん、こんな山奥で風化させるなんざぁー、
 『知の記録者』としてのショクギョーイシキが許さねーっ!」
ランディ「あっ!」
マーズ「どーしたの?」
ランディ「デスピニスさんてひとのおっぱいについて事細かく聞くの、忘れてた」


167 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 08:31:05 ID:np4adPeS
GJ
ミズル懐かしいなww
自動人形従えるってのは都市シリーズかね?

168 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 10:17:08 ID:Z4tFZKKd
GJ!
おっぱいにこだわりすぎワロタwwww男の子だから仕方ないねwwww

>>167
からくりサーカスの方じゃないかな?ラーナは三解のうち分解しか使ってないが

169 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 14:27:41 ID:d8dc/EVB
スイカ六切れ(=約八分の一玉)でバイアグラ一錠分の効果があるらしい
つまりこの時期大量にスイカを食べているであろうアオラは…

170 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 17:40:24 ID:IQR5mI97
腹を壊しているだろうな

171 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 19:35:08 ID:fVLn4w9j
ランディのお母さんて生きてるんだっけ

172 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 22:47:46 ID:TGl4Utfg
>>169
…マジで?


ゼラド「お兄ちゃんスイカ、おかわりどうかな?」
クォヴレー「わ、わかった…うぅ…」(シャクシャク)

アラド「ゼラドの奴最近やたらクォヴレーにスイカ食わせようとしてるけど、なんでだ?」
ゼオラ「さあ…クォヴレーも無理して食べなくてもいいのに…」

173 :それも名無しだ:2008/08/13(水) 22:48:13 ID:w9tuV2K3
特に死んだ設定は無かった気がする

174 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 00:10:40 ID:2u8HGyg5
>>169
同じくスイカを食べまくってるであろうアラドがゼオラにウェイブライダー突撃ですね、わかります。

175 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 03:11:28 ID:B038SuNN
レイナ「はいはい、ちょっと遅いけど、
 スパロボZのオリジナル主人公たちが公開されたけどー」

トウキ「乳!」
ハザリア「尻!」
ミナト「ふともも!」
マキネ「ふくらはぎっ!」

レイナ「うん、セツコさんしか見えてないことはよくわかった」
ゼラド「なんでマキネちゃんまでそっち側なの?」
アイミ「脚、キレイよね、この子」
レイナ「あんたまでなにいってるの!?」

トウキ「ミニスカっ!」
ハザリア「ナマ足!」
ミナト「幸薄め!」
マキネ「気弱っ!」

レイナ「ダメだ。バベルの塔が倒れた直後って、こんな感じだったのかしら」
ゼラド「ね、ね、みんな、男主人公さんにも、ちょっとは触れようよ」

トウキ「Dないな」
ハザリア「脚を隠すな」
ミナト「16歳?」
マキネ「下に着てるこれ、DFCスーツ?」
マーズ「シュミは日記を書くことだって。
 ダメじゃん。おやじとかぶってるじゃん。このコが居る限り、おやじは据え置き参戦できねーじゃん」

レイナ「それ、パートナー!」

トウキ「だってなぁ」
ハザリア「オッサン主人公にしたスパロボ出せという声をたまに聞くが」
ミナト「ガチでやられると、ちょっと困るよなぁ」

マキネ「あ、ねえ、このアサキムってさぁ」
レイナ「なにか聞いてるの、マキネ!」
マキネ「撃墜される寸前、一瞬だけ荒っぽい口調になりそうだよね」
レイナ「それ、ダークブレイン!」

176 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 12:31:40 ID:nUKl/2GK
ここで一つ
ゼンガー、テツヤ 29歳
Z男主人公 27歳

177 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 13:23:39 ID:KZ6+hZNy
35くらいに見える27だよな
このスレ的には8歳くらいの隠し子とかいそうだけどもうキャラクタ枠はいっぱいです

178 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 13:57:32 ID:y6cIGgik
>>175
トウキやハザリア達、それはドロレスiでジェイムス親父に感動した俺への挑戦か

179 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 14:44:10 ID:bILI1MWo
このスレ的には、
Z男主人公はゼフィア先輩がバイトで演じてるってことにしとけば萌えられるよ、たぶんきっとおそらく。


俺はセツコのスカートぴらっとめくるけど

180 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 17:50:09 ID:1fgGSAJu
おっさん冷遇の状況に泣いた。

まあ発売前のJも最初は統夜のほうが地雷、断然カルヴィナとかいわれといて
発売してみれば、カルヴィナの方が地雷扱いという状況だったわけで。
まあぶっちゃけ、どっちがいいかなんて発売するまで分からないな。

まあそんな事言いながら俺はメカデザの好みで最初は女主人公にしようとしてるけどさ。

181 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 18:30:57 ID:nUKl/2GK
Dの時も死んだ魚の目の人が萌要素だけで構成された妹よりも優遇されていたな

182 :それも名無しだ:2008/08/14(木) 22:22:20 ID:XjeteOHq
久保と協力するか殺し合いするかしそうなグリリバキャラも出てきたな>Z

183 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 00:23:49 ID:5PRWPYJn
トウキ「でもセツコ、『熱血』持ってなさそうだぞセツコ」
ハザリア「セツコはセツコなりにプチ熱血するのだ、おそらく」
ミナト「熱血覚えないで、ラストに魂覚えるとかの仕様でもオッケーだ!」

レイナ「あのさぁ、なんだか見てて悲しくなってきたんだけど」
マキネ「思うんだけどさ、男主人公と女主人公の両方でクリアしたら、
 両者の機体とコスチューム取り替えっこできるとかの隠し要素があったら、
 みんな男主人公やるんじゃないかな」
レイナ「どんなかわいそうなてこ入れされてるのよ、男主人公!」

トウキ「タンクトップ!」
ハザリア「重機と細身の組み合わせ!」
ミナト「鼻の頭にちょこんと付いた油汚れ!」

レイナ「あのねぇ! それ、男主人公側のグラフィックが阿鼻叫喚なことになるからね!」
ハザリア「なんの! セツコルートにおいても、ハゲがDFCスーツの上から作業着を着る!」
レイナ「誰が買うのよ、そんな魔界のゲーム!?」

ゼラド「それで、男主人公さんの名前って、なに?」
レイナ「さぁ」

184 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:19:36 ID:ICiJg92S
 【練習スタジオ】
ヴィレアム「う〜ん、どうしよう」
キャクトラ「どうした友よ、まだ新曲のことで悩んでいるのか」
ヴィレアム「いや、新曲だったら、昨日あのあと家で仕上げてきた」
キャクトラ「おや、それは、夏休み明けに提出するようにいわれていた、進路希望調査表ではないか」
ヴィレアム「ああ、お前、もうこれ書いたか?」
キャクトラ「私は高校を卒業後、バルマーに戻って近衛隊の正式な訓練を受けることになっているから、
 そのとおりに書いておいた」
ヴィレアム「そっか。いいよなぁ、お前は。人生のレールが敷かれてて」
キャクトラ「友よ、言葉に刺があるぞ」
ヴィレアム「俺は、どうしよう」
キャクトラ「ああ、なるほど。たしかに友は、中の上というか上の下というか、
 たいていのことはできるが、突出したものがないというか特色がないというか、
 下手に無能なわけではないからムダなプライドが高くて、
 入社後三ヶ月以内に『俺はこんな職場で埋もれる器じゃない』
 などと言い出して辞表を叩きつけるものの、そのまま順調にワーキングプアへの道を突き進みそうなところがある。
 それで迷っているのだな?」
ヴィレアム「お前がそんなだから、俺の言葉にも刺が混ざるんだよ」
キャクトラ「黙っていれば大学までエスカレーターで行けるのだから、
 経済学部や社会学部といった無難なところを書いておけばいいのではないか?」
ヴィレアム「そういうのもなぁ、平凡すぎるっていうか」
キャクトラ「では、士官学校にでも行くか」
ヴィレアム「それも悪くないけどさぁ、ゼラドは士官学校なんか入るタイプじゃないしなぁ」
キャクトラ「そういう進路の決め方はよくないと、うちの父がいっていた」
ヴィレアム「お前のお父さんって、あれでけっこういいお父さんなんだよなぁ」

 ガタン
ヴィレアム「ん? どうした、レラ。そんなとこに突っ立って」
キャクトラ「いらっしゃいましたね。それでは練習を始めましょうか」
レラ「・・・・・・・・・・・・っ!」
 バタンッ

185 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:21:59 ID:ICiJg92S
ヴィレアム「あっ、おい、レラ?」
キャクトラ「行ってしまわれた」
ヴィレアム「どうしたんだ? あいつ」
キャクトラ「友よ、これを!」
ヴィレアム「進路希望調査表じゃないか」
キャクトラ「レラ殿は、音大に進むつもりだったらしい」
ヴィレアム「あいつ、どれだけ音楽に真剣なんだよ」
キャクトラ「友のおたんちんっ!」

 バシッ

ヴィレアム「おたんちんなんて、初めていわれたぞ!?」
キャクトラ「友にはレラ殿のお気持ちがわからないのか!?」
ヴィレアム「うん、いまさらなんだけど、9割方わからない」
キャクトラ「レラ殿がどれだけひたむきにバンドに取り組んでいるのか、知らないというのか!?」
ヴィレアム「いや、それは知ってるけど。知ってる上でちょっと引いてるけど」
キャクトラ「レラ殿は、レラ殿は! 大学に行っても音楽を続けるおつもりなのだ!
 いや、大学でますます本格的に音楽の勉強をするおつもりなのだ!
 しかし、我々はどうだ。音楽方面に進む気など、まったくなかったではないか!」
ヴィレアム「なんだよ、俺たちも音大行こうなんて言い出すつもりじゃないだろうな」
キャクトラ「あ、いや、私は近衛隊の訓練が」
ヴィレアム「ほら見ろ。そりゃ、俺だって音楽は嫌いじゃないし、
 このバンドにだってそれなりに愛着持ってるよ。
 でもさ、ずっと続けてくのなんて、現実問題ムリじゃないか」
キャクトラ「しかし、レラ殿のお気持ちは」
ヴィレアム「レラだってさ、音大なんか行ったっていいことないよ。
 音大っていうのは、あれだろ、体育大学の音楽版みたいなとこだろ?」
キャクトラ「友よ、いいたいことはわかるが、大変頭が悪そうな例え方だ」
ヴィレアム「うるさいな。いいか?
 そういう学校行く人間ていうのは、それこそ甲子園の名門校にいる野球部員みたいに、
 ちっちゃいころから音楽漬けって生活送ってるもんだろ?
 レラは、ここ1年でようやく1小節息継ぎしないで歌えるようになった程度じゃないか。
 まず通用しないし、それ以前に入試に受かるわけないじゃないか」
キャクトラ「しかし、レラ殿にはビットドラム奏法が」
ヴィレアム「入試で求められるのって、そういう変則技じゃなくて基本技だと思うぞ」
キャクトラ「なんなのだ、友は! 否定的なことばかりいって!」
ヴィレアム「あのさぁ、たまに心配になるんだけど、お前、レラのこと好きってわけじゃないんだよな?」
キャクトラ「汚れたことをいうな!
 我々の間に結ばれた絆は、例えるならばワカメで編まれたしめ縄にも似たワカメタル的なものであり!」
ヴィレアム「例えなくていいよ、わかりづらくなるだけだから。
 俺だって、レラのことは友達だと思ってるよ。
 でもさ、ずっと一緒にバンドやるなんて、ムリじゃないか」
キャクトラ「それはそうだが」
ヴィレアム「お前あいつを幼児みたいに扱うけどさ、俺たちと同い年なんだぞ?
 ちゃんと、自分で考えられるさ」

186 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:24:10 ID:ICiJg92S
 【ジェグナンの喫茶店】
ユウカ「バンドがモメてメンバーチェンジなんて、よくある話じゃない」
キャクトラ「そう、さばさばと結論を出されても困ります」
ユウカ「あたしだって、イギリスにいたころ全部で5つくらいのバンドに所属してた。
 最終的には、どこでも殴り合いになって、特にフレンドシップ築くこともなくケンカ別れしたけど」
キャクトラ「しかしあのバンドは、いまのメンバーが完璧なのであり」
ユウカ「ライク・ア・ローリングストーンズ。
 このひとことで世界は変わる、ひとは変わる。でも、もっともピュアな部分は案外そのまんま」
キャクトラ「わかったようなわからないようなことをいわないでください」
ユウカ「この譜面だけど」
キャクトラ「ええ、今度の新曲なんです」
ユウカ「テクは、ま、ハイレベルじゃない。
 でも、こういうの嫌いじゃない。
 元の作曲者が、油断するとスキャットマン・ジョンをパクろうとするのを、
 最低ふたり以上で横からつねったり小突いたりしながら、
 無理矢理メタルの様式に押し込めようとした結果、不思議なケミストリーが起こった感じ」
キャクトラ「なぜ、作曲過程のことをそこまで正確に!?」
ユウカ「たとえ話だったんだけど、リアルなの、これ」
キャクトラ「あと、気を抜くと、せいぜいEAST END×YURI時代の
 ヌルい和製ラップを挟み込もうとするのです」
ユウカ「それはちょっと、シンキングタイム必要かもね」
キャクトラ「たしかにそこは、前々から矯正を試みているのですが」
ユウカ「でもこういうミラクル、ほかのメンツじゃ、ちょっと作れないと思う」
キャクトラ「ええ、また、来ます」

 パタン
ユウカ「ね、ダディ。彼はよくバンドの相談しに来るけど、
 一度たりともライブ見に来てくれといわないのは、どういう了見なのかしら」
ユウキ「それはなユウカ、お前、一定の距離を保たれているんだ」
ユウカ「ダディのアホ」
ユウキ「不良娘め」

 【公園】
 キィ・・・・・・ キィ・・・・・・ キィ・・・・・・
レラ「・・・・・・」
???「生きてる実感なんか、持ったことがなかった。
 息が苦しければ、まだ死んでいない。それだけだった。
 でも、あのとき、あの音楽に出会った。
 なにもかもが新鮮で、なにもかもが驚きだった。
 自分の中には、こんなにも音が詰まっていたのか。
 自分の中には、こんなにも言葉が隠れていたのか。
 自分の口から、これほど声が迸るものだったのか。
 いまや、音楽は自分の血と肉と骨だ。
 音楽のない人生なんか考えられない。
 だから音楽の中で生きていこうと思った。
 でも、そんなふうに考えていたのは自分ひとりだけだった。
 ひとりだけで先走って、バカみたいだ」
レラ「・・・・・・、・・・・・・!」
アクセル「怒るなよ。わかるんだ。俺はニュータイプだったから、昔な」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
アクセル「聴かせてやればいい、お前の歌を。
 見せてやればいい、ニュータイプの修羅場をな」

187 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:25:55 ID:ICiJg92S
 【ファーストフード店】
キャクトラ「レラ殿は、いったいどこに行かれたのだろうか。
 あれ以来、スタジオに顔も出さないで」
ヴィレアム「心配し過ぎだって、頭が冷えたら戻ってくるよ」

 ざわ・・・・・・ ざわっ・・・・・・ざわっ・・・・・・

アオラ「おい、聞いたか。例の噂」
ルル「ええ、ヴィレカイザーさんとレミュさんが、対立なさっているそうですわ」
ラン「やっぱり、原因はあれやろうか」
デスピニス「ヴィレカイザーさんがスーパーロボット大戦Zの参戦作品からダブルゼータを外し」
アオラ「そのダブルゼータの版権をレミュさんが自分のものにしようとしたのが原因らしい」

ヴィレアム「・・・・・・広がってる。ファンの輪が、気味悪い感じに広がってる」
キャクトラ「友よ! あんな風評がたっているとは!」
ヴィレアム「友よ、っていわれても、俺にはどうしたらいいのかわからないよ。
 俺たちにダブルゼータの版権をどうこうする権限なんかあるわけないのに」

アオラ「まっ、いくらレミュさんといえど、ヴィレカイザーさんに敵うわけないんだけどな」
ラン「ちょい待ち、それは聞き捨てならんやんかぁ?」
デスピニス「あなた方も気付いているはずです。
 ここ最近、ODEの楽曲でレミュさんのボーカルパートが増えてきていることに」
ラン「ヴィレカイザーはんとレミュはんじゃ、声質がだいぶ違うやんかぁ?」
デスピニス「ゴリゴリのワカメタルボイスのヴィレカイザーさんに対し、
 レミュさんは少しシャンソンが入ったウィスパーボイスです」
アオラ「なんだって、ヴィレカイザーさんをディスRXるつもりかーっ!」
ルル「もっさりしてるということですのねーっ!」
ラン「そうやなくて、ヴィレカイザーはんは」
アオラ「『はん』じゃなくて『さん』を付けろ、このはんなりフリーターっ!?」
ラン「はんなりフリーターって、それ悪口なん?」
デスピニス「ODE内で音楽性の違いが出てきているということです」
アオラ「でも、ODEはヴィレカイザーさんあってのものだろ!?」
ラン「ほんでも、女の耳に心地いいんは、レミュはんの声やんかぁ?」
アオラ「それはメジャー意識してるんだよ、日和ってるんだよ!」

キャクトラ「友よ、意外と冷静な分析をしてくれつつも、騒ぎが大きくなってきている」
ヴィレアム「こっち見るな。あんなヘンな組み合わせの集団、俺にどうしろっていうんだよ」
キャクトラ「特に、デスピニスさんの存在が危険だ」

188 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:27:33 ID:ICiJg92S
カル「あの、お客さま。ほかのお客さまの迷惑になりますので」
ルル「ちょうどよいですわ! バイト中のカルさんに訊いてみましょう!」
アオラ「カル先輩はどっちが勝つと思ってるんですか、
 ヴィレカイザーさんだよな!」
ラン「レミュさんやんなぁ?」
カル「え、誰ですか、それ」
デスピニス「知らないといことはないはずです」
アオラ「ヴィレカイザーさんとレミュさんが川で溺れてたら、
 どっち助けるんだって訊いてるんだよーっ!」
カル「え、ええと、じゃ、軽そうな方にファミリア行かせて、
 重そうな方を俺が助けます」
アオラ「カル先輩に助けてもらうほど2人はヤワじゃないよ!」
ラン「ファミリアて、魔装機神操者気取りなんか自分?」
カル「どうしろと」

 フッ

アオラ「うわーっ! 世界が黒ワカメに包まれたぞーっ!」
ルル「ODEお三方によって保たれてきたワカメの均衡が崩れますわーっ!」
デスピニス「それはあたかも、
 ワカメとジャガイモと豆腐入りのみそ汁をひっくり返すような騒ぎです」
ラン「ウチ的には、みそ汁にはニンジンを入れたいんやぁーっ!」

 ズダダダダダダダダーーーーッ!

アオラ「このドラムソロは!」
ルル「ご覧になって、あれはーっ!」

レラ「C'est un aquoiboniste
Un faiseur de plaisantristes!」

アオラ「ODE! ドラム! レミュさんだぁーっ!」
ルル「メンバーきってのニュータイプで、ファンネルとビットの区別が付くらしいですわーっ!」
デスピニス「歌うは、シャンソンの『アクワボニスト』ワカメタルアレンジ!」
ラン「そして、レミュさんが馬乗りになっているあれはーっ!?」

アクセル「なんだなっ!」

アオラ「あれはニュータイプ至上主義の豚だぁーっ!」
ルル「以前、一度だけODEのライブに参加していたニュータイプ至上主義の豚が、
 どうしてレミュさんに従っていますのーっ!?」

アクセル「これがなっ! なんだなっ! べーオウルフ!」

アオラ「赤ワカメ三段活用ーっ!」
ルル「なんという、公式でのキャラのブレっぷりなんですのーっ!?」
ラン「はっ、待ってんか、みんな!
 ニュータイプ至上主義の豚を尻に敷いとるっちゅうことは、
 いまだにうっすらウィンキー時代を引きずってるヴィレカイザーさんと決別するっちゅう、
 レミュさんなりの意思表示なんやないやろうかぁーっ!」
アオラ「なんだってぇーっ!?」

189 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:29:13 ID:ICiJg92S
キャクトラ「友よ、なんだかものすごい深読みをされている」
ヴィレアム「こんなとこでなにやってるんだ、あいつ」
キャクトラ「そういえば、以前アクセル用務員にパフォーマーをお願いしたことがあったな」

アオラ「落ち着くんだみんな! わかってるはずだろ、
 この状況を収められるのはひとりしかいない!」スチャッ
ルル「心得ていますわっ!」スチャッ
デスピニス「もちろん」スチャッ
ラン「これしかないんやね」スチャッ
アオラ「キャク様だーっ! キャク様にご光臨していただくんだーっ!」
ルル「サングラスを燃やし待つのですわーっ!」

 ゴオォォォォォ

カル「あの、店内でサングラスを燃やすのは」
デスピニス「わかりました。皆さん、喫煙席に移動しましょう」
ラン「灰をこぼさんように注意するんや!」
カル「喫煙席とかそういうことではなく」

ヴィレアム「呼ばれてるぞ、キャク様」
キャクトラ「友よ、私になにができるというのか」
ヴィレアム「お前が出てかないと収まんないだろ、あれ。
 いいから行ってこいよ、メイク道具は持ってるんだろ?」

レラ「Qui dit toujours a quoi bon〜♪ A quoi bon」
キャクトラ「あっさぁもよっるぅも〜♪ こっいぃ〜こぉがれて♪」

アオラ「来たぁーっ! おれたちの祈りが通じたんだぁーっ!」
ルル「ODE! ドラム! キャク様ーっ!」
ラン「容姿端麗だが慇懃無礼! サングラスの下にはつぶらな瞳が隠れてると、もっぱらの噂やぁーっ!」
デスピニス「キャク様の出現に対して、レミュさんは・・・・・・」

レラ「Un aquoiboniste♪ Un modeste guitariste♪」

アオラ「無視だぁーっ! ガン無視だぁーっ!
ルル「一瞥もくれずに演奏を続行ですわーっ!」
ラン「そしてキャク様、微動だにせんやんかーっ!」
デスピニス「若干ヘコんでいるように見えます」

ヴィレアム(ふんっ、どうだキャクトラめ。いつもいつも俺にダメ出ししやがって。
 これで少しは俺の苦労がわかるだろ。
 それにしても)

レラ「Qui n'est jamais dens le ton♪ A quoi bon♪」
アクセル「なんだなっ! これがなっ! ベーオウルフっ!」

ヴィレアム(ダメじゃないかレラ! なってない、全然なってないよ!
 『なんだな、これがな、ベーオウルフ』って、韻踏み切れてないし!
 せっかくニュータイプ至上主義の豚っていう素材がいるのに、まったく活用できてないじゃないか!
 ステージはな、ステージはなぁっ、
 歌だけ歌ってりゃいいってわけじゃねぇんだぞあのチビニュータイプがぁっ!)

190 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:30:50 ID:ICiJg92S
レラ「Qui me dit le regard triste♪」

アオラ「レミュさんがサビに入ってしまったぞぉーっ!」
ルル「ニュータイプ至上主義の豚はウロウロしていますわーっ!」
ラン「このまま歌い上げてしまうんかぁーっ!?」
デスピニス「いえ」

 SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ!

アオラ「この高らかなお声はぁーっ!」
ルル「きゃーっ! 待っていましたわぁーっ!」
アオラ「ODE! ギター! ボーカル! ヴィレカイザーさん!
ルル「年齢、出身地、好きな戦国武将、そのすべてに関する記憶をSOUSHITSUしている!
 ミネラルたっぷりなその所業は、まさにワカメそのものですわぁーっ!」
ラン「このタイミング! まさに煮えたぎる熱湯にワカメをぶち込むかのごとくやぁーっ!」
デスピニス「塩味が効いてるということですね」

ヴィレアム「テトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトン
 テトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトン!」
レラ「Toi je t'aime♪ les autres ce sont♪」

アオラ「ヴィレカイザーさん、いきなり奥義の『1秒間に10回テトラクトゥスグラマトン発言』を繰り出したぁーっ!」
ラン「せやけどレミュさんも一歩も退かずーっ!」
ルル「真っ向からのボーカルバトルですわぁーっ!」
デスピニス「しかし、本来調停役であるはずのキャク様は、
 少し離れた場所で手持ちぶさたにベースをいじっているのみ」
アオラ「いったい、誰がこの場を収められるっていうんだぁーっ!」

アクセル「・・・・・・なんだな」

ルル「豚ですわぁーっ! ニュータイプ至上主義の豚が反応していますわぁーっ!」
ラン「両巨頭の間をウロウロしてはるやんかぁーっ!」
デスピニス「迷っているのです。真のボスはどちらか」
アオラ「もう、ニュータイプ至上主義の豚に頼るしかなぁーいっ!」
ルル「頼みましたわニュータイプ至上主義の豚ーっ!」
ラン「困ったときのニュータイプ至上主義の豚頼みやんかぁーっ!」
デスピニス「この、携帯機出身ニュータイプ至上主義の豚」

 がしっ
ヴィレアム「覚えてるいるか、あのセノーテでのことを」
アクセル「なんだなっ!?」
ヴィレアム「覚えているか、身を挺してお前を守ったマルティンという男の名を」
アクセル「なっ、なん〜!」
ヴィレアム「あのときお前を見送ったティモという少年、
 この姿を見たらどう思うだろうなぁっ!」
アクセル「あぁぁぁぁぁ〜っ!」

アオラ「なんという、胸をえぐるような言葉責めなんだぁーっ!」
ルル「まるで、スーパーロボット大戦OGクロニクルを熟読しているかのような
 言葉の冴えですわーっ!」

191 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:31:46 ID:ICiJg92S
ヴィレアム「ちまちま二回行動してんじゃねぇこのウィンキー時代のニュータイプがぁーっ!」
アクセル「あぁぁぁぁぁっ!」

アオラ「ヴィレカイザーさん、ニュータイプ至上主義の豚の首根っこを捕まえたぁーっ!」
ルル「そして御手をーっ!」

ヴィレアム「お前の特殊技能は、これだろうがぁっ!」

 スパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ

アオラ「疾きこと風の如く!」
ルル「徐かなること林の如く!」
ラン「侵掠すること火の如く!」
デスピニス「叫ぶこと赤ワカメの如し!」

 スパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ
アクセル「でぃぃぃっや! でぃぃぃっや! でぃぃぃっや! でぃぃぃっや!!」

アオラ「『スパンキン風林火でぃぃぃぃぃっや』だぁーっ!」
ルル「きゃーっ! 今日は100『でぃぃぃぃぃっや』越える勢いですわぁーっ!」

レラ「・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・」

 ズダダダダダダダダダッ!

デスピニス「レミュさんが、レミュさんがドラムに専念し始めました!」

 ベベベベベベベ

ラン「そしてキャク様もベースに復帰しはったやんかぁーっ!」
アオラ「これぞODE×ニュータイプ至上主義の豚のあるべき姿なんだぁーっ!」
ルル「さすがニュータイプ至上主義の豚、お目が高いですわぁーっ!」
デスピニス「ああ、お母さん、わたし、怒張してしまいそうです」




192 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:33:05 ID:ICiJg92S
 【小一時間後 公園】
ヴィレアム「ハァ、ハァ、もう追ってこないか」
キャクトラ「まさか、警察を呼ばれるとはな」
ヴィレアム「なにが『まさか』だよ。あれだけ店の中のもの壊してたら、当たり前だ」
キャクトラ「しかし壊したのは友だ」
ヴィレアム「しょうがないだろ、あの場合!」

レラ「・・・・・・ぜひ、・・・・・・ぜひ」
アクセル「いまにも息絶えそうだが、いいのか、この子は」
ヴィレアム「わぁ〜、レラぁっ!」
キャクトラ「レラ殿ぉ〜っ!」

レラ「・・・・・・ぜひ」
ヴィレアム「ふぅ、蘇生したか。まったく、お前は俺たちがいないとダメなんだから」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャクトラ「『その言葉、そっくりそのまま返してやる』と、レラ殿はふくれっ面だ」
ヴィレアム「口が減らないなぁ、お前も」

ヴィレアム「あのさぁ、レラ。
 残酷なこというようだけど、俺たちはずっとお前とバンドやってるわけにはいかないんだよ」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
ヴィレアム「でも、さ。お前は音楽続けるべきだと思うよ。
 お前は才能あるし、熱意あるもんな。
 バンドやるなら、俺たちよりずっと上手いやつ、いくらでもいるんだし」
キャクトラ「しかし、友よ!」
ヴィレアム「お前、バンドやるようになってずいぶん変わったよ。
 昔は、生きてても死んでるみたいだったもんな。
 たぶんそれ、目標っていうものができたからだろ。
 そういうの、いいと思う。
 俺もおなじだからな。かなえられるのかどうか微妙な目標追いかけてる。
 クォヴレーさんに勝つっていう」
キャクトラ「友よ」
ヴィレアム「キャクトラが妙にレラに懐いてる理由、なんとなくわかったよ。
 お前とバンドやってると、テンション上がるんだ。
 できないことなんかなにもないって、そういう」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
ヴィレアム「だからさ、ちゃんとしたメンバー見つかるまで、俺たちとバンドやろう」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャクトラ「ははぁっ!」
ヴィレアム「どうしたんだよ、顔真っ青にして」
キャクトラ「『いまさらなんだけど、仮にお前がクォヴレーさんに勝てたとして、
 クォヴレーさんを殴り倒すような男をゼラドは好きになるのか』
 と、レラ殿が素朴な疑問を呈していらっしゃる」
ヴィレアム「お前はなんでそういうことをなぁっ!?」

アクセル「全員、まだ生ワカメだ。これがな」

193 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 03:37:27 ID:Z0237dBu
アーク「新主人公だってさ」
シュウヤ「私は女性ライバルキャラが気になりますね」
アーク「オッパイ的な意味でか?」
シュウヤ「いえ、下着的な意味でです。
     下着を見せる服と言うか、下着そのものな服ですからね。
     さっちんは良い意味で狂っていますね」
アーク「さっちん最近テンションおかしいからな。なんか今更貧乳に目覚めたみたいだし」
シュウヤ「アイビスさんもシナリオでは貧乳扱いですが、設定画ではどう見ても普通以上にありますからね」
アーク「スパロボ七不思議の一つだな」
シュウヤ「あとの六つは?」
アーク「いつの間にかいなくなった鬼の腕とか、64キャラの版権問題とか」
シュウヤ「64キャラは無理発言出ちゃいましたがね」
アーク「それでレラへこんでたな」
シュウヤ「それはさておき、新キャラの子供はどうなるんでしょうね」
アーク「まあ、B組には入らないと思うから、俺達には関係ないんだけどな」
シュウヤ「私は一応A組なんですがね」
アーク「そうだっけ?」
シュウヤ「そうなんです」

194 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 07:31:21 ID:Pi0X34wc
バンド編はいい意味で狂ってるな

195 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 07:47:49 ID:0mSHVAxx
>>192
GJ!ついにデスピニスまでも洗脳したかWWW
 
>>193
さっちんは64の時のデザインが一番良かったと思うんだ。主にアーク的な意味で。

196 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 12:50:42 ID:g82qGsBj
ODEの人GJ!!!
まさか根岸VS和田の話と、ロドリゲス演じる偽クラウザーさんの話をいい感じにミックスするとはwwwww

197 :それも名無しだ:2008/08/15(金) 20:16:30 ID:AUiZDJKz
バンド編糞うけたwwwwwヤッパリ暑い夏はワカメタルにかぎるなwwwwww

198 :それも名無しだ:2008/08/16(土) 05:07:27 ID:Ky7Fkq/Q
 お盆終わり


重震のマグナス「精霊流しが行くか。
 よぉ、アルカイド様、アルティス、そしてアルコ。
 どっかで見てるか。俺は、ここで生き恥晒してる
 アルカイド様、フォルカは立派な修羅王になりつつあります。
 アルティスよぉ、お前メイシスのこと心配してるかもな。あぁ、たぶんあれは、大丈夫だ。
 そして、アルコよぉ。
 前、俺もじきそっちい行くっていったけど、悪ぃ、できそうもねぇ。
 家族ってもんがよ、いるんだ。
 へへへ、信じられるか。俺に、こんな俺によ、女房と子供がいるんだ。
 だから、まだそっちにはいってやれねえ。
 悪いな」
重震のマグナスの嫁の女修羅兵(美人)「あんた、素麺が茹で上がったよ」
フィリオ「先に頂いてるよ」
重震のマグナス「おぅ、いま、行かぁ」

 チリンチリン チリン

199 :それも名無しだ:2008/08/16(土) 06:53:20 ID:c0H7fHjh
ちょwww
フィリオwwwwww
台無しじゃねーかwwwwwwwww

200 :それも名無しだ:2008/08/16(土) 08:14:40 ID:eUp0zXAm
フィリオが精霊流される対象になるのはいつなんだWW

201 :それも名無しだ:2008/08/16(土) 11:38:33 ID:ifNeElZ4
今思ったがフィリオってニルファの後一回死んでオル〇ェノクになって
復活してしまったんじゃないか?


202 :それも名無しだ:2008/08/16(土) 12:22:33 ID:OuRBnH+B
重震のマグナスさんはOG町で一番のいい男だな

203 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 05:20:37 ID:zMPhDe8p
 【山道】
 ぶろろろろ。。。
ミズル「野に咲くぅ〜♪ 花のよぉにぃ〜♪」

 ガチャンガチャンガチャン!
マーズ「すとっぷすとっぷすとぉーっぷ!」

 キキキーッ
マーズ「よーやく見つけた。
 あー、もー、こんな砂利道走っちゃって。塗装がだいぶハゲちゃってるじゃんよー」
ミズル「うわ」
マーズ「シツレーな子だね。見るなり顔逸らすんじゃねーよ」
ミズル「あり得ない。耐えられない。デッサンがくるい過ぎてて目まいがする。
 脚が四本あるのはいいとして、なんで一本一本微妙に長さや太さが違うんだよ」
マーズ「そりゃー、キミの従姉妹がアイサツ代わりにおれの脚もいだりすっからだよー!」
ミズル「あ、君かぁ、ここんとこラーナとつるんでるロボっていうのは」
マーズ「つるんじゃいねーよ! ねー、あのコほんとどーにかなんねーの!?
 おれ、下半身がすり減っちゃうよー!」
ミズル「どうにかなるんだったら、俺は絵なんか上手くなってないよ」
マーズ「まー、それはそれでいーや。
 さ、そのクルマ、こっち寄こしな」
ミズル「え、やだよ。このクルマ、俺んだもん」
マーズ「キミんじゃねーの。スデにL&Eとは話ついてんだ。
 見な、書類上は、もーおれのモンなんだよ」
ミズル「俺が乗ってるんだから、俺のクルマだよ」
マーズ「うーし、わかった。カネか。カネだな。いくら欲しーのよ」
ミズル「スパロボZって、いくらくらい?」
マーズ「は? 定価8379円だってハナシだけど」
ミズル「じゃ、8379円」
マーズ「え、なにいってんの、このコ」
ミズル「でも、やっぱやーめた。
 こんなイカした色彩のクルマ、誰にも渡したくないもんね」
マーズ「こっちだってゲージツ的な価値認めてるから引き取るっつってんでしょーが。
 あのね、わかってんの、それクルマだよ、黙ってても税金たんまり持ってかれるんだよ。
 チューガクセーの経済力じゃー維持できねーでしょーが」
ミズル「うぅんと、よくわからないけど、
 じゃあ、俺がこのクルマ買えばいいのかな?」
マーズ「あのねー、いくら中古車っても、そいつにゃキタノブルー分の付加価値がたんまり付いてっから」
ミズル「前に、俺の作品を買いたいっていうおじさんがいたんだよ。
 俺は取り引きなんてよくわかんないからデスピニスさんに全部やってもらったんだけど、
 たしか俺の名前で作ってある口座に、代金振り込んでくれてたと思う」
マーズ「いちおー見てみるけどねー、あいあい、銀行名と口座番号教えて」
ミズル「ところでさ、『デスピニスさんに全部やってもらう』って、すごくいいフレーズだと思わないか?」
マーズ「おれロボだし幼児だから、そーゆー思春期トークには付き合ってやれねーよ。
 あー、繋がった繋がった、えーと、ちうちうたこかい・・・・・・」

204 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 05:23:01 ID:zMPhDe8p
 がしっ

マーズ「おっけーぃ、ハナシを変えよーかミズっちゃん」
ミズル「ミズっちゃん?」
マーズ「まず、ガレージを借りよーか。
 カネモチ連中が税金対策用の高級車隠してるとこでさ、
 あすこなら、ラーナちゃんにだって見つかんねーよ。
 もちろん整備士付き、塗装もエンジンも、常時カンペキに仕上げといたらー。
 あー、あと、その口座だけどさ、ちょいとおれに任せてみねーかい。
 元本保証、年利1割で殖やしてやんよ。
 キミ、ゲージツ家だってんなら、将来留学とかすんでしょ?
 カネはねーよりあったほーがいーって。
 なーに、手数料は安くしとかーよ。
 そんかし、ビッグになったら、ちぃっとおれの名前を思い出してよ」
ミズル「手数料とかよくわかんないけど、なぁ、ラーナをちょっと預かっててくれないかなぁ。
 具体的にいうと、9月25日から1ヶ月間くらい。
 あいつがいつもいつもゲーム機分解するから、俺、スパロボやったことないんだよ。
 俺スパロボZやりたいんだよ」
マーズ「この際脚の一本や二本はくれてやってもいーけど、1ヶ月はちぃっとなげーな。
 おれの下半身がもたねーよ。2週間くれーになんねーかな」
ミズル「だって俺初スパロボだし、戦闘デモカットとかあんまりやらないと思うし。
 セツコのおっぱいぶるんぶるんしてるとこ見逃したくないし」
マーズ「だいじょーぶだよ、セツコさん、ぶるんぶるんとは揺れねーよ、
 せーぜー、ふるるんってとこだよ」
ミズル「そんなの、1秒足りとも見逃せないじゃないか!」
マーズ「わかった! キミを釣るなぁカネじゃねー! おっぱいなんだな!?」

205 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 09:47:59 ID:SgY7oi+K
デスピニスさんはさぞやエロい体になってんだろうなぁ

てかアオラ達は今頃ビックサイトの糞暑い会場のどっかにちょこんと座ってるのかねぇ

206 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 10:00:27 ID:PKnAWIUH
ラーナならディストラさんに預けとけば安心でない?

ディストラ「私の予備パーツでよければ分解してても構いませんよ」
ラーナ「w」
イングラム『あとで組み立てるのは誰だと・・・(ブツブツ)』

207 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 11:27:13 ID:0xlQ4SNR
 【バランガ家 縁側】
ゼラド「う〜ん、夏休みも後半になっちゃったなぁ〜」シャクシャク

 ガチャンガチャン
マーズ「こんちゃー」
ゼラド「あ、マーズくん、いらっしゃい。スイカ食べる?」
マーズ「スイカはいらねー。ね、ゼラドちゃん。初めて買ったCDってなーに?」
ゼラド「え、なんだったかなぁ。ジュディマリの、なにかだったと思うけど」
マーズ「あー、ゼラドちゃんはジュディマリさん好きそーだよね」
ゼラド「あと、お母さんが持ってたマツトーヤさんの『ノイエ・ムジーク』とか好きでよく聴いてたよ?」
マーズ「ふんふん、なるほどね」
ゼラド「なんのアンケート?」
マーズ「ミツハルさんに雇われてさ、コンピレーションアルバムっちゅーのを作るんだってさ。
 ほら、R35対象にしたヒット曲集めたのとか、
 昔のドラマとかCMの歌集めたやつとか、そーゆーやつ。
 で、今回のコンセプトは『初めて買ったあのCD』なんだってさ」
ゼラド「ふぅん、いろいろやるんだねぇ」
マーズ「ね、ゼラドちゃんさ、ちょっとこの市場調査、やってみねー?」
ゼラド「え、わたしが?」
マーズ「だっておれロボだから、歌の良し悪しなんかわかんねーんだもの。
 ジャケ絵描かせよーとしてるアート屋は、
 アート屋なんだもんだからカネで動かなくって、ネゴに手間かかってんのよ。
 ねー、ちょっと手伝ってよ、日給はずむから」
ゼラド「う〜ん、でもわたし、そろそろ夏休みの宿題が」
マーズ「調査結果を上手いこっちゃまとめりゃ、夏休みの課題とかになんじゃねーの。
 ガッコの課題にするくれーなら、ミツハルさんもなんもいわねーと思うし」
ゼラド「あ、そっか」

 【CDショップ】
ヴィレアム「初めて買ったCD?
 ああ、それはもちろんスキャットマン・ジョンの『SCATMAN'S WORLD』だよ。
 あの歌唱法はほかの誰にも出来ない天才的なものだと思う」
レラ「・・・・・・、・・・・・・!」
キャクトラ「レラ殿! 抑えてくださいレラ殿!
 友も! スキャットマン・ジョンが偉大なのはわかるが、
 いつまでもスキャットマン・ジョンのみをヘビーローテーションするのはやめろ!」
ヴィレアム「えぇ、スキャットマン・ジョン、いいのに」
ゼラド「ね、キャクトラくんとレラちゃんは?」
キャクトラ「は、私は地球に来て初めて買ったのが、
 ブラックサバスの『Paranoid』です。
 オジーのカリスマ的なボーカルとトニーのギターリフで構築される
 スモーキーでヘヴィなサウンドは素晴らしいのひとことです」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「レラ殿はアーク・エネミーの『WAGES OF SIN』だそうです。
 ゴソウ嬢によるボーカルが単純なデスメタルを越えたなにかを産み出している。
 これはレラ殿が求めるひとつの到達点であると」
ゼラド「キャクトラくんとレラちゃんは、どうしてヴィレアムくんと一緒にCDショップにいるの?」
ヴィレアム「え、B'zのベストアルバム買いに」
キャクトラ「友よ!」
ゼラド「B'zは、わたしも好きだよ?」

208 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 11:29:19 ID:0xlQ4SNR
 【竜巻亭】
ミナト「あのとき、俺は人生ってやつを見失っていた。
 なにをやっても上手くいかない。打ったこともないパンチを得意だと言い張る日々、
 砂を噛むような、なんの達成感もない人生。
 俺はダメなやつだ、ダメダメ人間だ、生きてる価値なんかないんじゃないのか。
 そんなことばかり考えてた。
 だから、通りかかった電気屋のテレビであのPVが流れてたのは、神様からのプレゼントだったんじゃないかと思う。
 リカちゃん、アヤヤ、カゴちゃんとという、恥も外聞もかなぐり捨てた凶悪な布陣!
 歪みねじれたチャーミーボイスに、非情さすら感じさせるアヤヤの統制能力、
 そしていまにも温泉旅行行って一服しそうなカゴちゃんによる、
 ピンク髪ウィッグ、そして見せパン! 悪趣味とサービス精神のギリギリのバランスを実現した!」
ゼラド「えっと、つまり、3人祭の『チュッ!夏パ〜ティ』ってことでいいんだよね?」
ミナト「『チュッ!夏パ〜ティ』を『チュッ!夏パ〜ティ』のひと言で済ませて欲しくねえな」
ゼラド「そんなこといわれても、『チュッ!夏パ〜ティ』は『チュッ!夏パ〜ティ』でしかないし」
ミナト「あれは俺の人生を救ってくれた一枚といっても過言じゃない・・・・・・」
カル「俺は、駅のワゴンセールで買ったQUEENの『We Will Rock You』です。
 最近、また妙に好きになってきて、よく聴いてるんですよ」
アイミ「わたしはブリトニー・スピアーズの『IN THE ZONE』だよ。
 マドンナさんとのPV、キレイだったよね」
ゼラド「トウキくん! トウキくんは!」
トウキ「ああ、三木道三の『Lifetime Respect』。
 もちろん最近のカバーも買ったぜ」
スレイチェル「スレイチェルはSHAZNAの『Melty Love』だ」
マキネ「あたしはアムロナミエwithスーパーモンキーズの『TRY ME〜私を信じて〜』。
 やっぱ、J−POPで一番偉大なのはアムロちゃんだって、あたしいまでも信じてる」

 【ジェグナンの喫茶店】
ユウカ「ピストルズの『勝手にしやがれ!!』。
 そしてスリッツの『Cut』。
 ミュージシャンとしてパンクとして女として、
 スリッツはあたしがもっともリスペクトしてるアーティストよ」
ゼラド「やっぱ本格的なんだねぇ」
ユウキ「ユウカ、見栄を張るんじゃない。
 お前が初めて買ったのは、店の手伝いでもらったお小遣いを握りしめて走っていった、
 『夢のクレヨン王国』の主題歌だろう」
ユウカ「ダディのオタンコナス!」
ゼラド「『夢のクレヨン王国』は、わたしも好きだったよ?」
マリ「わたしは、なんだったかな。なんかのゲームのサントラだったと思う」
ハザリア「俺は、『立川談志ひとり会落語CD全集』だ」
マリ「なんでお前は、そういうムダに値の張るものをなぁ!」
ハザリア「ムダであるものか! あれは落語芸の頂点である!」

209 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 11:30:37 ID:0xlQ4SNR
 【職員室】
ルアフ「CD? はっはっは、僕のころはレコードといってね」
ゼラド「えっと、あの、円盤に針落として聴くのですか?
 あれ、ほんとに音出たんですか?」
ルアフ「いまの子には信じられないかもしれないねぇ」
ゼラド「それで、なに買ったんですか?」
ルアフ「買ったっていうのかなぁ。あのころは、みんな食べていくのに必死でね。
 闇市で米買ったり、山2つ越えた農家に野菜と着物交換に行ったり、
 米兵のジープ追いかけてチョコレート恵んでもらったりね。
 惨めさなんか、感じる余裕なかったよ。
 でも、そんなときヒバリちゃんの『東京ブギウギ』がね。
 あの歌声を聴いたとき、『ああ、僕らはまだ大丈夫だ』って、励まされたもんさ」
ゼラド「すいません。戦後復興のこと調べてるんじゃないので」

ヒューゴ「CDかぁ。先生、貧乏だったから」
ゼラド「あの、ゴメンなさい」
ヒューゴ「メガデスがガンガン流れてる部屋で、
 サバトが『マーティンめ! マーティンめ!』って呟きながら俺を改造してたのは覚えてるけど」
アクア「ヒューゴ、そんな改造のされ方してたの?」
ヒューゴ「先生本人は、ZARDとか好きだぞ」
ゼラド「アクア先生はなんですか?」
アクア「懐かしいわね。先生は、『ガラガラヘビがやってくる』だったかしら」
ゼラド「え、なんですかそれ。誰が出した曲ですか?」
アクア「知らないの? タカさんが」
ゼラド「あ、野猿の曲ですか」
アクア「そうじゃなくて、『みなさんのおかげです』で流れてた」
ゼラド「『みなさんのおかげでした』の間違いですか?」
アクア「間違い! 間違いなのよ!
 先生勘違いしてた。ほんとは『マモー・ミモー野望のテーマ〜情熱の嵐〜』よ」
ゼラド「マモーって、たまに金曜ロードショーとかでやってるルパンの悪役さんですか?」
アクア「そうじゃなくてウッチャンがね!」
ラミア「古いとかなんとかとは別に、なぜコミックソングばかり買っているんだ、お前は」



210 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 11:32:19 ID:nK4O2oeu
マーズってよく出るよなぁ
そんなに使いやすいのか

211 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 12:15:46 ID:YEb+AmSb
アクアWW

212 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 13:58:08 ID:6J+7xWpS
ゼラドとアクアのジェネレーションギャップっぷりが見事すぎるww

213 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 14:52:16 ID:Ds0bcZCP
先生!ガラガラヘビが頭から離れない平成は異端ですか!?

214 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 18:45:25 ID:6DlHWz0A
この流れで「情けねえ」が流れてきた俺はどうすれば
流石にノリダーくらいは分かってもらえるよな?

215 :それも名無しだ:2008/08/17(日) 20:17:36 ID:9ILB3K/N
とりあえず最近ノリダーのV2が気になっている俺よりは判ってもらえると思う。

216 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 01:13:54 ID:+o6uHUlz
アクア「ノリダー? なにかしらそれ。先生知らないわよ?
 チビノリダーさんて、『電車男』でブレイクしたんでしょう?」

ルアフ「ご覧、バランガくん。あれが悪あがきというものだよ」
ラミア「アクア先生は、『慎吾ママのおはロック』とか買ってしまうタイプなのだろうな」
ヒューゴ「こないだ『羞恥心』買ってましたよ、あいつ」

ゼラド「えぇ〜と、10歳くらいのときのヒットソング買うひとと、
 けっこう古典的なの買う層がある、と。
 それから、企画ソング買うひとはいつも一定層いると思われる、と」
ルアフ「おや、自由研究だったのかい?」

217 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 04:19:30 ID:sedP/YJe
※墓場

 ちーん
ミツコ「お父様、ご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした。
 いえ、特別忙しかったわけではないんですが、
 帰省ラッシュで新幹線込むし、あとポニョ観たかったし、
 この時期劇場はお子さんでいっぱいだし、総合するとめんどくさかったので遅れました。
 線香を上げてもらえるだけありがたいと思ってください」チーン
ニブハル「何年もご挨拶にうかがえず申し訳ありませんでした。
 特別なにか忙しかったわけではないのですが、
 ハムナプトラの新しいのがやっていたし、あなたの名前と存在をちょっと忘れていたし、
 考えてみたら籍も入れたことないから縁もゆかりもないし、
 べつに墓参りとかいいかな、という感じだったので」チーン
ミツハル「おじいさん、いっそ化けて出てきてください」チーン

※レストラン

ミツコ「現在のところ純利益は前年同期より2%減、売上は4%減。
 まぁ売上は下がっていますが、それは現在新プロジェクトの準備中だらかですのよ」
ニブハル「わかったよ。例の法案は通しておこう」
ミツハル「僕、帰っていいですか」
ミツコ「そして今年に入ってからミツハルが出た合コンは21回、
 うち10回が空振り、1ヶ月もったのが4人、2ヶ月もったのが7人、重複期間1ヶ月、
 もってかれた額は合計8本。
 合間合間に買いこんだギャルゲーは6本よ」
ミツハル「なんでそんなことまで!」
ニブハル「なんだ、情けないね。
 お父さんいつもいってるじゃないか。
 女なんて十人くらい並べて順番に札束で引っぱたいていけば、
 1人くらいノコノコ着いてくるって」
ミツハル「滅多に会わないくせにお父さん面しないでください!」
ミツコ「まぁミツハル、失礼よ。せっかくせっせと利権を流してくれるお父さんに向かって」
ニブハル「ミツハル、たしかに君は書類上私生児だけど、なんら引け目に感じることはないんだよ?
 私とミツコによる、それはそれはスポーツ感覚的な行為によって作られた、
 立派なスポーツ感覚的な行為の結晶なのだから」
ミツコ「アメリカの高校生よりもスポーツ的だったのよ」
ミツハル「だから僕はスポーツなんか大嫌いなんですよ!」

ミツコ「さ、スポーツの祭典を観ながらスポーツで汗をかきに行きましょうか」
ニブハル「ミツハル、君もギャルゲーばかりやっていないで、
 たまにはスポーツで健全な汗を流さないと、不健全なことになってしまうよ」
ミツハル「おじいさーん! あなたどうせ成仏してないでしょう!
 祟ってくださいよ、あのひとたち! 祟れよ! 枕元に立ってやれよーっ!」

218 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 07:24:09 ID:ZqI5tzUJ
ミツコ社長の親父さん……えっとケイジだっけ?

219 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 08:26:48 ID:8VCjKBux
>>218
レンジだよ。
ミツコさんとニブハルさんをどうこうするのはムリっぽいオッサンだ

220 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 08:46:04 ID:T9jy5Vn0
ミツハルが不憫すぐるWW

221 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 17:12:54 ID:LpfRH5kd
もうやだこの会社

222 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 22:05:56 ID:XAdFvKNm
>>218
ケイジはスクコマ2の主人公だね
凄い良い人だよ

223 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 23:28:39 ID:E3zFS5Dy
テスト

224 :それも名無しだ:2008/08/18(月) 23:37:25 ID:iAIuOpos
ケイジって聞くと何処かのウィンキー制AI萌えロボゲーのヘタレ主人公思い出すから困る

225 :それも名無しだ:2008/08/19(火) 00:35:40 ID:2psVykQN
思ったんだがケイジと久保って同じ人だよな


226 :それも名無しだ:2008/08/19(火) 00:39:28 ID:2psVykQN
思ったんだがケイジと久保って同じ人だよな


227 :それも名無しだ:2008/08/19(火) 00:40:09 ID:8KwHiW6/
夏休みも残り半月きったか…

ゼラド「宿題が…」
アオラ「姉さん進歩ないねー」
ゼラド「う、うるさいわね!」
クォヴレー「手伝
ゼオラ「(ジロリ)」
クォヴレー「……アストラナガンの整備でもしてやるか。ラーナとかいう子の相手をしてたな…」
ゼラド「う…」

228 :それも名無しだ:2008/08/19(火) 00:46:30 ID:RSYM2Z6U
>>226
早くアドレス変えたほうがいいよ

229 :それも名無しだ:2008/08/19(火) 07:38:44 ID:bWacnFLr
ゼオラは最初ヒス女みたいで嫌だった

230 :それも名無しだ:2008/08/19(火) 08:33:06 ID:vPF++KZt
つまり更年期sうわなにをするやめ

231 :それも名無しだ:2008/08/20(水) 01:31:10 ID:+8VPeVrA
>>227
ディス姉、ラーナ相手になにしてんのか

ディストラ「いえ分かってはいるんですよ?因果律の番人はアストラナガンと対になってはじめて機能するんだって事は。
むしろ分からないのはなんで車扱いされてるのかって事のほうなんです…」
ラーナ「あなたが妙に人間くさいから扱い方が分からないんじゃないですか?」
ディストラ「兄さんみたいにしてた方が良いんでしょうか…でもそれをするにはAIがちょっと複雑化しすぎちゃってるんですよね…」
ラーナ「そうですか」
ディストラ「だいたいクォヴレー様、特定の存在にはやたら意地悪なんですよ!他の人にはおせっかいなくらい親切にしてるのに!」
ラーナ「私の同級生によくいますよ。好きな相手には意地悪になるという非論理的な男子」
ディストラ「……。つまりそういうことでしょうか!?」
ラーナ「たぶん違うと思います」
ディストラ「即答ですか!?」
ラーナ「やや主観的ですが事実だと思われます」
ディストラ「そんな夢も希望もない事実言わないでください!」
ラーナ「事実って自覚してるんですか?」
ディストラ「ち、違いますよ!」
ラーナ「(なんでこの人はこうもころころ表情が変わるんだろう…)」
ディストラ「?どうかしましたか?」
ラーナ「…わかりました」
ディストラ「なにがですか?」
ラーナ「クォヴレー・ゴードンが貴方にそっけない理由は『彼はメイドにハァハァしないタイプだから』だと思います」
ディストラ「そんな今更!?」




クォヴレー「…やはりこの町は変わった子が多いな」
イングラム『やれやれ…どっちが機械なんだかな』

232 :それも名無しだ:2008/08/20(水) 02:44:02 ID:r1zgRBgo
 ジリジリジリ
咲美「今日も暑い・・・・・・。
 みんなは海行ったり音楽イベント行ったり楽しそうなのに、わたしは教室行って熱帯魚の水替え。
 なんで高校の教室で熱帯魚飼ってるのかしら。
 あと、どうしてあの熱帯魚はドラゴノザウルスそっくりなのかしら」

 ぶろろろろろ。。。
 ききっ
ミズル「やぁこんにちは」
咲美「こんにちは?」
ミズル「ねえ、赤月咲美さんでしょ?
 ルナさんが生徒会長選挙やってたときに対立候補だった」
咲美「妙なこと覚えてるのね」
ミズル「うちの従姉妹が当時なにを間違えたのか中等部の生徒会長やってて、
 特になんの意味もなく高等部の生徒会長選挙について話してたことがあるんだよ」
咲美「ほんとになんの意味もないのね」
ミズル「あそこで当選してたら、咲美さんの人生もだいぶ変わってたろうにね」
咲美「あなた、中等部の子? ダメじゃない、自動車なんて運転しちゃ」
ミズル「だっておれのクルマだもん。おれが運転するよ」
咲美「免許はあるの?」
ミズル「免許なんかどうでもいいじゃないか。
 ねぇねぇ咲美さん、咲美さんの絵をそのへんの壁に描いてもいい?」
咲美「なんのイヤガラセ?」
ミズル「イヤガラセなんかじゃないよ。咲美さんを描きたいだけだよ」
咲美「いやよ、モデルなんて」
ミズル「モデルなんかする必要ないよ。おれは10秒も眺めてれば右脳に刷り込めるから。
 あとは描いてもいいよっていってもらうだけだよ」
咲美「いいわけないし、わたしなんか描いたってしょうがないでしょう。べつに美人でもないし」
ミズル「そんなことないよ。咲美さんは芸術的だよ。
 ルーベンスの『三美神』みたいな感じ」
咲美「そんなお世辞いったってダメよ」
ミズル「お世辞なんかじゃないよ。
 『三美神』はね、なにがすごいかっていうと、女性の贅肉による皮膚のたるみを正確に描写してるんだ。
 作られた偶像じゃない、人間本来の魅力っていうものをね」

 パシンッ!

ミズル「Pちゃぁ〜ん! なんかビンタされたぁ〜!」
ランディ「Pちゃんじゃないし、ダメじゃないか、あんなこといったら。
 この町には人間じゃないのもチラホラ混じってるんだから、
 人間本来なんていったら差別的な意味合いに取られるんだぞ?」
ミズル「そっかぁ。ねぇねぇ咲美さん! 咲美さんの皮膚のたるみは生物本来の美しさをね!」
ランディ「待て、生物ですらないのも歩いてるから、この町は」
咲美「わたしは妖怪変化じゃありません!」

233 :それも名無しだ:2008/08/20(水) 03:37:48 ID:YIwitavF
 目の粗い金髪が光沢をまき散らしながら右へ左へとなびいている。
 マキネ・アンドーは全身の発達した筋肉を惜しみなく躍動させていた。シャトル
が飛ぶたびにラケットを握る腕の筋肉がうねり、ふくらはぎに埋まるシシャモ型の
隆起が活き活きと飛び跳ねる。よく日に焼けた肌はうっすらと汗の膜で覆われ、炎
天下で蜂蜜色の輝きを放っていた。
「ゲームセット、ウォンバイ、アンドー・ダグラスペア!」
 審判の宣言と同時に、泣き声とも吠え声ともつかない響きがコートから放たれた。
 アイミ・ダグラスは赤みがかった髪を地面に付けんばかりにして突っ伏していた。
 25分間を共に戦い抜いたラケットを握りしめ、全身をふるふると震わせている。機
能性を重視する余りマイクロミニ並に短くなってしまったユニフォームから、アンダ
ースコートに包まれた小振りな尻が覗いてしまっている。しかし会場の誰ひとりとし
て下卑た感情を持つことはなかった。
 そこに存在していたのは男でも女でもない。感動的な奇蹟を起こした英雄の姿のみであった。

マリ「お前はこの間から、いったいなにを書いてるんだ」
ハザリア「だから、夏休みの絵日記だ」

 マリ・コバヤシは頬をうっすらと紅潮させていた。桜色の舌をちょいと突きだし、お
そるおそるといった風情で近づける。が、小さな悲鳴とともに顔をそむけた。
「熱いよ」
 抗議の声には、若干の笑いが含まれていた。
 挑むような顔つきになると、小さな唇をさらに小さくすぼめ、ふぅふぅと息を吹き付
ける。二本の指をそろりそろりと動かして、先端でそっと触れると、得心したように小
さく頷いた。唇がほころび、皓歯が覗く。
「ほら、もう大丈夫」
 宣言するが速いが、マリはほくほくと湯気を上げるピロシキにむしゃぶりついた。

マリ「お前の益のない宝探しにわたしが同行していたことを書くな!
 いやだぞ、わたしは、新学期早々生活指導室に呼び出されるのは!」
ハザリア「それは困るな。俺の日記の過半数は、
 貴様がいやしくいやらしく食い物をむさぼっているところばかりだぞ」
マリ「ひとがもの食べてるところをつかまえて、いやらしいとはなんだ、お前!」
ハザリア「わかったわかった、えぇと、
 『地元女性タチアナは顔にかかる前髪をかき上げると、小さな舌をちろちろと悪戯っぽく』・・・・・・」
マリ「ほかの女と一緒に行ったことにもするな!」
ハザリア「なんだなんだ、ワガママな女だな」

 ドスン
ユウカ「フランクフルトお待ち」
マリ「普段食べ物なんか出さないくせに、なんで今日に限ってフランクフルトが出てくるんですか!」
ユウカ「スーパーで業務用のが安かったから」
ハザリア「さ、いやらしくむさぼり食うがよい」
マリ「うるさいよ!」
ユウカ「アー、あとこれ」

 ドサッ ドサッ ドサッ
ユウカ「夏休みの宿題、全部やってあるから、提出しといて」
マリ「自分で提出してくださいよ!」
ハザリア「そこまで教室に行きたくないか、貴様!」
ユウカ「勉強は苦にならないけど、教室行くのはシリアスに苦痛」
ハザリア「貴様は、もはや教室になんらかのトラウマでも抱えているのではないか?」
ユウカ「全体的に、学校と名の付くとこじゃロクなことがなかった」
マリ「保健室から! 保健室登校から始めてみましょうよ、二学期は!」
ハザリア「保健室でヨガやらされてエロいポーズになってしまえばよいのだ!」
マリ「お前は黙ってろ!」

234 :それも名無しだ:2008/08/20(水) 15:06:55 ID:cAmsvF9z
保健室にはラーダさんがいるのか!?
この高校は末恐ろしい

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